【補助金のがっこう。その7】補助金や融資の事業計画に魂を入れるワザ2選

補助金のがっこう。シリーズその1(5つの質問)はとその2(私は対象でしょうか)その3(補助金になりやすい費用なりにくい費用)、その4(補助金のよくある間違い)は、その5(補助金と助成金、給付金、そして3つの助成金…)その6(申請書を書くコツ)はみていただけましたでしょうか。

今日は補助金に魂を入れるときにアドバイスをすることを少しお伝えします。

Q1:補助金の申請書に魂を入れるって?

回答:
すみません。わかりにくいですよね・・・

マクダレン効果というのがあります。エチオピアの飢餓についてデータを示して説明したことと、マクダレンさんの立場で伝えたところ、後者の方が寄付が多かったという実験結果のことです。

補助金の申請書つまり事業計画(融資の事業計画にも共通しますが)にも論理的だけではなく、自分の言葉でしっかり伝えることが必要だと当事務所では考えています。それを魂を入れると言っています。本当に一緒に作り上げたりするとふーっと気持ちを入れてますね。後はどっとつかれます…

Q2: 一番多いアドバイスは?

回答:
それは「順番並び替え」です。

「え?」とおもいますでしょうか。でもそれが一番多いです。自分がやりたいことだから思いがいろいろあってこんがらがっている(スパゲッティになっているともいう)のです。もちろん、私もそうです!(自慢することか^^)

そういうときに解消するには
こういうことがあった(昔)→●●→●●→これをしようと考えた

とおいて●●を一緒に考えていきます。スパゲッティの中に大体入っています!ほどいていく感じです。今だとChatGPTなどの生成AIがすっきりさせてくれることもありますね。そうじゃないときもありますけど

Q3: 次に多いのは?

回答:
数を数えてはいませんし、商売道具なんですが^^もう1つお教えしますと、文章の塊が大きい(長い)ことですね。

こういう時は3~4つにわけてみます。

1:●●面
 XXXX
2:●●面
 XXXX

場合によっては2もありますが、ただ1とか5以上は避けたほうがいいとお伝えしています。人が認識できる「マジックナンバー」は諸説ありますが、3が一番しっくりくるようです。上中下、松竹梅など昔からの言葉は3つのものであふれていませんか?四字熟語もありますけど、すっと覚えやすいのは3文字ですね。

ここはフレームを使うといいですね。フレームといっても堅苦しくなく、ごく普通に思い出せる言葉でOKです。経営だとQ品質CコストD納期とか、ひと(人材面)もの(サービス面)かね(金融面)とか3つじゃないけど、5W1Hはよく使います。難しいフレームワークは賢く見えますが、伝える相手によってはより一層わかりにくくなるので使う場所は考えたほうがいい気がしています。なお、ここも生成AI使ってもらってもいいかもしれません。このフレームワークで切ってほしいというとちゃんと分析してくれます!

以上、いかがでしたでしょうか。お役に立てますと嬉しいです。

【当事務所についてその8】ドラマ「ブラックペアン」をみて思ったサイエンスとアート問題

前回、その1(当事務所の名前の由来)その2(中小企業診断士とは)その3(フリーランスとは)その4(藤田有貴子ってどんな人間ベース編)その5(国家資格キャリアコンサルタントとは)その6(カオスの時代にクリエイトしていきます)その7(カオスにちうてどう向かっていくか)ついて書いてまいりました。

今回も引き続きドラマ「ブラックペアン」を見て気づいたことついて書いていきます。

Q1:ブラックペアンとはどんなドラマですか?

回答:
TBS系日曜劇場で2024/7/7(日)21時から放映しているドラマです。正式名称は「ブラックペアンシーズン2」のようです。2018年4月~6月まで、同日曜劇場にてテレビドラマ化された1は見ていませんので、表層的なことはわかりません。なお、原作は『ブラックペアン1988』は2007年に講談社から発売された海堂尊の長編小説で、天才外科医のお話です。wikipedia

Q2:なんで気になったのですか?

詳細:
公式サイトでは「手術ではない、これは芸術だ」と書かれていますが、ブラックペアンは天才心臓外科医が世界で誰もできない難しい手術を芸術的に行い、患者様を治すというストーリーです。私の母も難しい手術を経験したので、その時の先生は神様のように感じます。母の執刀医は人格者でいらっしゃいましたが、主人公の先生はそうではないようです(ドラマだと)。

マーケティングのゼミで「マーケティングはサイエンスかアートか」という議論を学びました。これというページはないのですが、検索エンジンで検索されると記事が出てきます。マーケティング施策というと広告施策がメジャーですが、すごくセンスのいいCMやクリエイティブは売上につながります。これは考えつくされたサイエンスとも違うように思います。ネットでの集客は結構データサイエンスです。

医療における手術というとテクノロジーの塊のように思いますが、関係者のお話を聞いていると手技の様な手の器用さやセンスが問われるというようにも聞きます。

Q3:お仕事はテクノロジーかアートなのか

回答:
私たちのお仕事、コンサルティングや伴走型(伴奏型)支援についてもそうかなとおもいます。行動経済学では、人間には早い思考(ぱぱっと判断)と遅い思考(じっくり考える)があるといわれています。遅い思考でトレーニングをすると早い思考でぱぱっとできるようになります。これは自転車や自動車の運転も、語学もそうでしょうし、熟練の技は修行をして遅い思考が早くなることです。

創業セミナーで「ぱぱっとできることや人にすごいといわれることから事業を考えてみましょう」というお話をします。そこは個々人が生まれ持つセンスなのだとおもいます。スポーツや音楽などルールがあるものですごい人はいますが、私たちにもきっと何かの定義では優れていることがあるような気がします。ブラックペアンであれば、心臓縫合技術がものすごい得意ということもあるかもしれません。

この話で思い出すのは「にぎりびと」という方のことです。(東洋経済オンラインの記事)その方が炊飯器で炊き立てのご飯でおにぎりを握ると、みんながそのおいしさに感動するそうです。お呼びがかかり、国内や海外にもいかれることもあるとか。この方がおにぎりやさんを出していたら、もちろんおいしかったでしょうけど、唯一無二の存在になったでしょうか?定食屋さんだったらおにぎり以外にも様々な要素がありますので、ここまでの魅力は際立ちにくかった、知られるのに時間がかかったかもしれません。なので、これからの世の中は得意なセンスを入れた能力とどう切り出すかが大事なのかなのではと思います。

お互いみつけてみませんか?

なお、2024/7/11(木)21時、夢を叶える壁打ちラウンジ空いてますよ♪(アピール)今週は割と忙しく、いらっしゃらなければそれはそれと思っていますが、気になる方いらしてください。

最後まで長文におつきあいいただき、ありがとうございました。

【VUCA/VANI時代の新しいキャリアを思うその2】社会人初期に知りたかったこと

キャリアコンサルタントしてご相談を受けることもあります。比較的少ないであろう「転職7回でフリーランスになったキャリア」について新シリーズとして、書いていこうと思います。学生と新卒での就職についてはその1で記載しました。

このシリーズは行きつ戻りつしそうですが、「ロールモデルは、自分で切り取りしてあわせてカスタマイズしてつくりあげるもの」をテーマに、その2について書いてみます。まとまりないのですが何か伝わってくださると嬉しいです。

Q1:社会人初期はどんな感じでしたか

回答:

その1で大学での新卒、大学院での新卒について書きました。その後、何度か数年での転職が続き、大変な思いもすることになります。職種も内容も環境も変わり、いつも一生懸命でした。結果はともあれ、一生懸命だったことだけは誓います!!フリーランスになっても一生懸命なのですが、経験したサンプル数が増えると予測が立てやすいことは事実で役立っています。

「しんどい思いをしよう」を推奨するわけではありません。しんどい思いが過ぎると心身を壊します。ただ、行動半径や感度は若いうちに広げるほうが楽というのは確かです。ただ年齢を重ねて無理ではありません。ハードな仕事をしなくても日々の取り組みや、仕事がいの活動、家庭や介護などのことでも養われると思えるからです。

また、不条理なことには怒ること、改善することも大事です。それによって、身に着けたこともたくさんありました。全部は無理でも何かについて一生懸命する、それは別に情熱的にならずに冷静でいるとか、情熱的な誰かをしょうがないわねえと支えるのでもいいのですが、主体的に何かにどっぷりつかるというほうがぴんとくるのかもしれないです。

Q2:どんな仕事と家庭の両立を経験しましたか

回答:
私は結婚も子育ても、同居介護も経験していません。ご家庭のことを両立されている方は嬉しさもあり、大変な思いをされていることもあるとおもいます。私は、早くに母を亡くしたこと、父の介護の時にトラブルを経験しました。

母の時はまだ若くて、転職したばかりで未経験の慣れないどちらかという得意ではない仕事を担当していましたが、本当に仕事ができなかったです。朝が頑張ってもまず起きられない、仕事が進まない…それからできているということは言い切れませんが、あの時は本当にどうしていいかわからず、できなかった。社内でも完全に相談できる人は少なかったです。その時に朝礼で無言で横に立ち続けた女性の先輩、たまにランチをご一緒してくれた先輩のことは忘れません。朝は自信が持てず、数年間モーニングコールサービスと10年ほど枕が震える大音量の目覚まし時計(こんな感じ)を愛用していました。

一方、父のことは当時は事例がなく、解決策はわからないものでした。姉妹でいろいろ考え、様々な方にご相談をして、進めました。よい方がみつかり、連携の上解決できました。神様はいると思いました。

Q3:職場の環境が難しい場合どうするか?

回答:
私もありました。話が分かりそうな先輩や同僚(悪口だけで終えない人)、状況によってはカウンセラーさんや産業医さんにしていました。職場以外に学生時代の友人はもちろん年齢層や分野などを広く話せる人や居場所を作っておくと、いい解決策をいただけたりします。

いえることは大人になってもお友達や大事な人はできます。今も自分の領域などでコミュニティがあると参加したりしています。

毎月11日開催「夢を叶える壁打ちラウンジ」がその場になってくれると嬉しいです。参加者に目的を聞かれますが、ここは普段の場以外にこういう場を作ることで視野を広げたいと思ってしています。フリーランスになって最初は無償でご相談に乗っていたのですが、それが増えるとどうしてもしんどくて、公的支援の形かこちらかにさせていただいています。

いかがでしょうか。このシリーズもまた書いてまいります。どこかお役に立てますと嬉しいです。

【気になる言葉その4】「ナラティブ(narrative)」について

世にある新しい言葉をほぐして、紐解いていくシリーズ。第1弾「BANI(バニ)」はいかがでしょうか。第2弾は「エシカル(ethical)」です。第3弾の「カオス(chaos)」をに続き、今回は「ナラティブ(narrative)」について書きます。

Q1:「ナラティブ」ってなんですか?

回答:
ナラティブ(narative)とはコトバンクによると「物語。朗読による物語文学。叙述すること。話術。語り口」とあります。

ただ物語にはストーリー(story)という意味もあり、混乱をしてしまいますね。違いは、①語り手がいるか(ナラティブにはいる、ストーリーは客観的なナレーターである)②終わりがあるか(ナラティブにはない、ストーリーにはある)とのことです。「映画『ネバーエンディングストーリー』は終わりがないならナラティブではないか?」と思ってしまったのですが、その思いはいったん胸にしまっておきましょう( ;∀;)

Q2:「ナラティブ」が注目されている理由は?

回答:
文学評論の世界から生まれたナラティブ。そしてナラティブは1990年代に臨床心理学の領域から生まれた、相談相手や患者などを支援する際に、相手の語るナラティブを通して解決法を見出していくナラティブ・アプローチとして注目されることになりました。ナラティブ・アプローチの背景には、人々の行動や社会の構造は、その社会が共有するルールや信念によって形成され、それによって意味付けされるという理論「社会構成主義」があります。

例えば「雨が降った」という出来事があったとします。遠足の日で何度も順延し、晴れて遠足を楽しみにしていた方にとっては悲劇でしかありませんね…一方、ずっと雨が降らず乾燥注意報が出ていて畑が干上がりそうで困っていた農家さんには恵みの雨と同じ出来事でも意味づけはそれぞれ変わります。

VUCA・BANIという先が見えない正解がない時代の中、起きたことをどう読み解くかというのが重要な意味を持っていきます。エフェクチュエーションでいうところの、傷んだレモンを絞ってレモネードにして出荷したら大人気となった「レモネードの原則」の精神です!そんなナラティヴが共感とともにSNSで拡散され、多くの人々の行動に影響することもあります。

SNSの投稿は語り手がいて、終わりがないものが多いですね。推しとなる対象であるアーティストさん、スポーツ選手、俳優さん、文化人の方…その人が語るから、その方が活躍し続けるからこそ心に響くものになりますよね。

Q3:「ナラティブ」はビジネスでどのように活用できるの?

回答:
ナラティブですが、ビジネスでは事業コンセプトを明確化、マーケティングや広報にも活用できます。ナラティブの作成方法については、7/24(水)のオンラインセミナーでお聞きください。

いかがでしょうか。今後も新しい言葉を取り入れていきます。お役に立てますと嬉しいです。

【セミナー登壇情報】2024/7/24(水)18:30-事業の迷いを解決するナラティブセミナー開催

この度、中小機構BusiNestにてナラティブセミナーを開催させていただくことになりました。2023年から毎年1ネタと考え、2023年はエフェクチュエーションでしたが、2024年はナラティブ(物語)でいこうと準備を進めてきました。

ナラティブとは物語のこと。ストーリーとの違いは語り手がいて、終わりがないこと。事業も主体者がいて終わりがなく続くもので共通します。

ナラティブは論理的ではないし、一見ばらばらにみえるかもしれないし、癖があるかもしれないけれど、それを語り続けることで共感が広がっていきます。金融資産と同じように人的資産や信用が大事な時代に共感を呼ぶことは重要です。昨年のテーマ、エフェクチュエーションにも関連します。実は私自身も開業以来心がけてきたことで、よかったこともありましたので自信をもってお勧めしたい手法です。

BusiNestさんに素敵なチラシを作っていただきました。絶賛わかりやすく心地よく、かつ事業の迷い(ぐるぐる)がとまるようなコンテンツを創作中です。

よろしければぜひいらしてください。

テーマ:事業の迷い(ぐるぐる)を物語(ナラティブ)で解消しよう!
日時:2024年7月24日(水)18:30-20:30 ※ご希望者は後日無料相談可能
形式:オンラインのみ
定員:30名
対象者:事業展開に悩んでいる方、新たなビジネスを立ち上げたい方、ビジネスを拡大させたい方、近い将来、起業・創業したい方、起業・創業に興味がある方
費用:無料
申込:こちらになります 
主催:中小機構BusiNest


【当事務所についてその7】カオスについてどう向かっていくか

前回、その1(当事務所の名前の由来)その2(中小企業診断士とは)その3(フリーランスとは)その4(藤田有貴子ってどんな人間ベース編)その5(国家資格キャリアコンサルタントとは)その6(カオスの時代にクリエイトしていきます)について書いてまいりました。

前回のブログで以下のように書かせていただいているのですが、経験外のこともあります。今回も引き続き「カオスについてどう向かっていくか」について書いていきます。

(その5)Q3:私は、どうすればいいですか?

(前略)その1つとして、既に多くの方が取り上げ、注目されている「エフェクチュエーション」の行動原則を参考にしています。「自分の手の中にあるものから、できる範囲のお金と時間で(犠牲にしない)、いろいろな人と一緒に手を組んで、起きたことを喜びチャンスに変え、不透明でも行動して進んでいく」というものです。ググっていただくと記事が出てくると思いますが、このブログで取り上げたいところです。

Q1:カオスの時代に最初に何をするんでしょうか

回答:
「自分で調べてみる」ことです。すでになさっていると、がっかりするかもしれませんね…
素材を集める感じです。具体的には検索エンジンで思いつく言葉で検索する、生成AI(ChatGPTやcoーPilotなど)に訪ねてみる、専門メディアやその系統の本や雑誌を買う、詳しい人に聞いてみるなどです。

MI理論というものがあって

大事なことは1つだけではなく「複数のルートで探す」ことです。自分が確かにそうかもしれないと感じられるものを新しいものであれば、3つ以上は探したほうがいいと思います。シンクタンク時代に新しい概念でリサーチをする機会があったのですが、新しい概念というのは大体複数の言葉がありました。ひとつの概念ということで語れることもできますが、多様に合った方がカオスを立体的にとらえることができます。

誰か詳しそうな人に聞くとわかりやすく説明してくれて「そうだった!それです!」ということもあるのですが、「あの手続きはどこでするんですか?」のような明確な答えがある内容であるならそれでいいのかもしれません。ただ「私はどんなお仕事に向いているでしょうか」「私のサービスについて、インスタグラムをどうやってするのでしょうか」答えのないものであれば鵜呑みにせず、そこはぐっと我慢して別の選択肢もあたっていただきたいです。

Q2:答えが出れば苦労しませんが…

詳細:
いい視点です。それだから「カオス(混沌)」なんです!
そういう時に「私のサービスについて、インスタグラムをどうやってするのでしょうか」というご相談を例にお伝えしましょう。

方法1:譲れないもの(固定するもの)を決める
「私のサービスについて、インスタグラムをどうやってするのでしょうか」ですが、「私のサービス」がありそうですね。また「インスタグラム」とあるのでこの方は私のサービスを多くの人に知ってほしいのか、受けてほしいのか、あるいは私を知ってほしいのか・・・

まず、私のサービスを伝えたいのだろうなという内容と推測してみます。よって、やり方はインスタグラムではなくてもよいはずです。こういう時よく聞いてみると「インスタグラムがいいと教わりました」とあるのですが、「私のサービスを伝えたい」というところまで立ち戻るとカオスが少しすっきりします。

ただ、よくよく聞いてみると「ウェブマーケティングの学校でWEBマーケターになりたくて、インスタグラムについて技術を高めたい」という場合もあります。そのような場合は私のサービスでなくてもよく、ご友人のサービスでも架空のサービスでもよいはずで、「インスタグラムを実践して習得したい」に立ち戻るとカオスが少しすっきりします。

簡単にわかるようなものはカオスではありません。ビジネスの場では「わかりやすくいうことが善だ」と教わることもありました。ビジネスのある部分ではわかりやすくすることもとても大事ですが、わかりやすくすると、カオスの大事なところが抜け落ちてしまう。例えば、カオスがフルーツなら皮のそばの栄養のある部分や種の周りのおいしいところが食べられないということもあるからです。

スポーツ選手やアーティストの方のコメントは不器用で意味としてわかりやすくないこともあります。それでも心をとらえるのはなぜでしょう。逆にわかりやすすぎると真似をされやすくなります。

カオスについては「自分の今だけで解決できっこない」とあきらめています。「文字や図にしておいてしばらく時間を置いてみる」という自分の未来を味方にする方法、「話せそうな人に聞いてみる(壁打ち)」という人の力を借りる、「生成AIに聞いてみる」というテクノロジーの力を借りる(状況によりますが)が効果があります。あるいは別のことをしていた時「あ、あのやり方もある!」と降ってくることもあります。新しい構想系の仕事は、着手できる時間を長めにとって小時間でも自分と対話をしながらつくるようにしています。

方法2:譲れないものを広げてみる

譲れないものがわかったら、延ばしたい方に広げます。「私のサービスを伝えたい」であれば、以下のような方法があるようにおもいます。

1)5W1Hで当てはめる
WHOは私、WHATは私のサービス、HOWは伝えるには?になりますでしょうか。そうするとWHOM(伝える先)は?WHEN(どのタイミング)は?WHERE(どこで)は?と考えます。フレームワークを探そうとするよりもしっくりくるフレームワークを探すのがいいとおもいます。

2)文字で書く、喋る
私のサービスは〇〇だからこういう人にいいのかなとか考えてみるとかです。私はDOCSで入れておきます。これらを定期的に眺めるといいです。ノートのとり方みたいです。オンラインも紙もいらっしゃるし、ご自分にしっくりくる方法が一番いいと思います!

書くよりしゃべるのが得意な方はUDトークでしゃべって文字にしてもらうのがおすすめです。生成AIアプリで対話して練り上げるのもおすすめです。インプットは好きな方法でいいですが、文字データに転換することで磨きやすくなるからです。

なお、アイデア出しの手法については東大IPCのサイトにまとまっていましたのでご活用ください。

3)たくさんの人に聞いてみる
行動力のある方にお勧めで、同じことを色々な方に聞いてみるとみんなこういっていたという傾向が見えてきたということもあります。自分なりの発見をメモにしておくといいとおもいます。人は忘れてしまいますので・・・私はスケジュールのところに書いたり、DOCSのリンクを張っています。そうすると思い出せるからです。

Q3:いろいろあるようで悩みます…

回答:
そうですよね。そういう時は近しいことに関心のあるお仲間と話すのも大事かとおもいます。ご家族や同僚、友人知人の方にいれば一番いいですが、経験上、薄いつながりの方でその関心が同じという方がしっくりくることがありました。オンラインコミュニティやリアルの交流会、学びの場などいろいろあります。

留意点は「自分の考えは受け入れられるか(自分に合うか、開放的か)」「費用は適正か(どんなに効果があるといっても自分が持っているお金や収入に影響を与える金額の場合は投資対効果やリターンの確実性も考え、注意して考えるほうがいいと思います)になるかと思います。そちらについてはQ1のリサーチで明確にしておくことが大事な気がします。自分が完全にわからないことを他人にお金や人間関係を依存して考えるのはリスクが生じます。創業や小規模事業者や中小企業の経営については行政などで無償や定額のサービスが充実しているのでご相談してみるとよいと思います。専門家は相性はありますが行政等に守られているのでリスクは軽減できると思います。

終わりが、カオスになってしまいました。最後まで長文におつきあいいただき、ありがとうございました。

【気になる言葉その3】「カオス」について

世にある新しい言葉をほぐして、紐解いていくシリーズ。第1弾「BANI(バニ)」はいかがでしょうか。第2弾は「エシカル(ethical)」です。第3弾の今回は「カオスの時代にクリエイトしていきます」とかぶりますが、「カオス」を続けていきます。

Q1:「カオス(chaos)」ってなんですか?

回答:
「カオスの時代にクリエイトしていきます」で記載しましたが、Wikipediaによると、カオスとは、混沌 – 区別が立たず物事が入り混じっている状態。もしくは、物事が無秩序で、まとまっていない状態を指します。

Q2:ビジネスにおける「カオス」とは?

回答:
カオスというとおどろおどろしいことを想像する方がいるかもしれません。そこで、カオスを使った言葉で身近なものとして認識されやすい「カオスマップ」をご紹介します。

▼カオスマップとは
Web担によると、「企業やサービスや製品などについて、カテゴリーや関係性でまとめて図にしたもの。具体的には、ロゴマークを一面に配置し、カテゴリーごとに区分することで地図のようにしたものが多い。そのため「業界地図」と呼ばれることもある」とあります。業界やある領域の商品・サービスやプレーヤーを明らかにするものといえるのではとおもいます。

カオスとはビジネスにおいては、決しておどろおどろしいものではなく、「整理されていない、わからないもの」という位置づけで考えていけばいいのかなとおもっています。イメージはこうですね。

断捨離が大事、製造業では5S(各職場において徹底するべき5つの項目、「整理」、「整頓」、「清掃」、「清潔」、「躾(しつけ)」によって定義)もありますが、混乱=解消すべきものという面はあります。

ただし、それだけではないのではないかと…一見散らかったまとまっていない事象をまとめていくと、そこで新しいものを見つけられるかもしれない。家を片付けて昔の写真で何か思い出したり、インスピレーションがわくこともある。

私はコーチングを習ったことがあるのですが、「答えは自分の中にある」という思想があるようですが、混乱の中で答えを見つける東野もあると思います。

これを頭のなかでするのが頭の中にあるカオス、雑念や邪念を整理する「瞑想」ではないでしょうか。現代人の私たちは毎日3万件も決断をしていて決断疲れという現象があるとも言われていますね。また人工知能AIには膨大なデータがインプットされ、それをもとに回答をしています。AIにインプットするデータが整理されたものだけだったら、答える幅は狭くなりますね。

カオスには可能性を広げる意味もあると思うのです。現在のようなVUCA、BANIでいうところの答えの見えない時代には特に必要で、楽しく付き合っていく必要があります。

Q3:「カオスを楽しむ」には?

回答:
私も模索中ですが、いくつかシェアをさせていただきたいと思います。

①カオスで何ができるか妄想で広げてみる
カオスが片づけられていない部屋なら「お宝がないかな~」と探してみるイメージです。鑑定する番組で意外なお値段がついてびっくりをすることも多いと思います。ただ番組にいる日本の鑑定士はその商品を売買するという1つの基準であり、いろいろ広げられます。

・海外の国だとどうなるか?
・宇宙人がこの状況を見たらどうか?
・お宝の提供者軸(その人の育った場所、関連することなど)
・ストーリーを創ったらどうなるか。どんな登場人物が出てくる?
・どんな感情が沸き起こるか

以上は一例であり、人によって違うはずです。先日、創業塾の講座で1人3ワードを出していただいたところ、名刺が続く方、数字が出てくる方、五感に関連する方、こうありたいが続く方、名言が出る方、全然切り口が違いました。それが個性でカオスをどう整理するかのものさしなんです。

事業を作るとき、プラスの意味で強みという言葉を使いますが、強みは弱みでもあり、あるのはただ固有の個性であり、ユニークネスではないかとおもいます。ご自分のユニークネスでカオスを見てみると楽しめると思います。

数字を入れてみよう
概算という言葉があります。ざっくりそうならいいよね、というところです。1なのか2なのかは大事かもしれないけど、1000万円と1001万円は大きな違いは少ないような気がします。

カオスを何グループにわけられそうか?全然分けられずものによって違うか?
割合でみるとどうか。色で見ると白が〇%?茶色が〇%とかなど
2ケースあれば、比較してもいいかもしれません。

③なんと近いか?
私たちは普段の生活、メディア、本、家族や友人、仕事、趣味などを通じ、リアルもファンタジーもたくさんの情報に触れています。カオスはカオスですが何かに例えたり、紐づけられることもできます。それに個人の人生やセンスが反映され、それをシェアすると気づきが出てくると思います。

ただ見る視点を増やすには私たちがいかに多くの経験をし、情報に触れる必要があります。カオスを楽しむには多くのことに触れることが一番ということになります。私もささやかながらこのブログを通じ伝えていきたいです。

いかがでしょうか。今後も新しい言葉を取り入れていきます。お役に立てますと嬉しいです。

【VUCA/VANI時代の新しいキャリアを思うその1】学生時代に知りたかったこと

キャリアコンサルタントしてご相談を受けることもあります。比較的少ないであろう「転職7回でフリーランスになったキャリア」について新シリーズとして、書いていこうと思います。

そもそも、新卒は学部卒業後と大学院終了後に2回経験したのも珍しいかもしれません。

Q1:大学生時代はどのような就職活動をしましたか?

回答:

大学時代はブームに乗ってよくわからないままの就職活動でした。当時はネットではなくエントリーははがきと電話で、母にも協力してもらいました( ;∀;)私のゼミはOBOGが多く、就職はいいと言われていましたが、私の大学学部を卒業した1996年は、「子供の数は最大だけど景気が良くなく採用数が少ない」という氷河期最盛期。いまは少子化トレンドで就職難というのはないかもしれませんが、どこか参考になるかもしれないと書き進めますね。

私の大学時代には大学内にも就職課はあったもののキャリアカウンセラーとの面談制度はありませんでした。ご縁のあったキャリアコンサルタントの方の自己分析やエントリーシート、面接対策をしようというセミナーや相談会は、役に立ちました。また、同級生の中には特定業界向けの就職塾に通っていたり、高校時代の同級生からお電話がきて、数十万円の合宿式の自己分析セミナーに通わないかと誘われたこともありました(行きませんでしたが…)

ただ、活動をしてずっともやもやしていました。それはロールモデルやキャリアの選択肢の情報が少なく、イメージがつかなかった、フォーマットが見えなかったのです。当時のキャリアイメージは、プロとしてバリバリ活躍されているか、数年間勤務をして結婚出産でやめるとかしかなくて、自分でも「会社に勤めて、ある程度働いて、結婚出産などのタイミングでやめるのかあ」「一生その会社で務めるのかなあ」というぼんやりしたイメージしかありませんでした。

また、何名かOG訪問の機会がありました。どの方も会社を代表する「人間としてちゃんとして仕事できそう」な尊敬できる方でしたが、どこか不器用な自分とは違うような気がしました。私もどう対応していいかわからず、そもそも礼儀と気合が足りなかったと思います。向こうもそう思われたのでしょう、お会いすると連絡がなかったりしました…もっとも印象的だったのは、ある金融機関のOGの方。「趣味はモトクロスで体を鍛えること」で21時過ぎのOG訪問終了後、職場に戻られるそうでした(今はそんなことはないでしょうが)。そんなタフな人じゃないと総合職は無理なんだと思いました。
ゼミの同級生はある業界に行きたくて、その業界のOBに40名以上お会いされたそうです。その仕事がしたくて人に会い続ける原動力は何だろうとぴんときませんでした。

自分にはいろいろな面があってあう仕事なんてわからないと思っていて、運命のようにぴんときて導かれると思っていました。それでも数十社エントリーをして、ありがたいことに、複数内定をいただきましたが、働くイメージがぴんとこないままでした。(申し訳ないです)
年を越して就職する年の2月。新聞広告でマーケティングリサーチの会社の募集を知りました。ゼミの大学院に通っている先輩に相談したら、「それはいい。先生の推薦状をもらっていけましょう」と助言をいただき、家族もいいんじゃないと、そんな流れで面談とテストを経てするっと内定をいただきました。

そもそもマーケティングリサーチという業界があることもよく知りませんでした。コンサルティング会社やシンクタンクに近い業界になりますが、当時はこの系統への就職はメジャーではありませんでした。同期が4人ですが、1名は大学院生だった方はこの業界でとお考えのようでしたが、残りの学部生は私と同じような感じだったようです。

マーケティングリサーチを含めた広いコンサルティング業界は大手企業が少ないです。今は大手でも多く採用していますし、中堅企業も今の学生さんならネットで検索したり、社会人マッチングサイトで探されるのでしょうが、そんなこともなかったので、知る人ぞ知る業界だったと思います。

Q2:実際に就職してみてどうでしたか?

回答:
偶然で見つけたマーケティングリサーチの会社でしたが、仕事内容、働く人や上司、求められていることは自分に近いと感じました。何かを作り上げることも、仮説検証もアンケート設計も好きでした。グループ会社同期も計10名ほどで研修を受けましたが、とても気が合いました。大手企業のいわゆるクリエイティブなお仕事もでき、大変やりがいはある仕事でした。
その後、変化はありましたが、今もその時の領域に近いお仕事をしていますし、経験が専門になっていく職種といえるのでラッキーだったとも言えます。

ただ、仕事ではその分高い成長スピードを求められました。私生活を犠牲にして仕事の経験を積みなさいという社風でした。方コンサルティング領域の仕事については、一定の時期はがむちゃらにガッツで経験を積んである水準に到達するという点についてはうなづけることもありますけども。(根性論が嫌いなひと、すみません。でもそれが仕事のすべてじゃないと思います)

当時私は神奈川県の東京から遠いほうの祖母の家に住んでいて片道2時間かけて通っていました。1年後会社が移転して、片道2時間30分に伸びました。残業続きで多くの日が22時に退社。電車にはよく寝過ごしました。最も長かったのは東京駅で降りるのを木更津駅までいったことです!眠かったんですよね…

「遠い」という話になると、先輩は「一人暮らしをすれば?」と言われていました。給料水準は悪くなかったのですが、といっても一人暮らしの家賃が出せるほどの高給ではなく、祖母と暮らしたかったし、家賃手当はでないのもあり、そのまま続けていました。

そんな時、顧客との打ち合わせ中に突然、耳が聞こえなくなりました…診察を受けたら、お医者さんに突発性難聴だといわれました。上司に報告した時に最初に言ったのがなんのねぎらいの言葉がなく、ひとことめが「それはあなたが一人暮らしをしないから」と。
その方は私よりもはるか苦労をなさって来たのでしょうし、犠牲にしない私が甘いという思いで、心を鬼にしたのかもしれません。でも、家賃手当の制度もないのに仕事をたくさんしてプライベートを犠牲にさせるのは、やっぱり違うと思ったんです。しかし、以降私は「大事にするものは大事にしたうえでの、キャリアで仕事ではないか。無理に犠牲するのはおかしいのではないか」と創業支援やコンサルティングをさせていただくうえでも強い思いをもって望んでいます。

その会社を就職して1年半で退職になりました。第二新卒という存在もなく、悩んだ末、友人の紹介でコンサルタントの先生のアシスタントをしながら、1か月半の勉強でなんとか社会人大学院に入学しました。

Q3:大学院での就職はいかがでしたか?

大学院入学の途中から、ブログにお問い合わせをいただいた別のコンサルタントの先生のアシスタントを始めましたが、就職は決めないといけません。

2回目の大学院生としての就職もまだ氷河期でした。大学院の就職の選択肢は大学よりも少ないのです。今はもっと多いのでしょうか。

メーリングリストでお声がけのあったITスタートアップ企業の機会や、お声をかけていただいたある先進的企業さんのインターシップで撃沈したり、いろいろありつつ、秋に知人のご紹介で導かれるようにあるシンクタンクに入社することになりました。事前にちょっと仕事を手伝うようなインターンシップのようなこともありました。

シンクタンクでは行政の実証実験などのコンサルティングや事業のNPO法人化及び運営の経験をしました。家族介護で退職をすることになるのですが、思い入れの深い会社です。大手企業のグループ企業だたっため、数か月研修をさせていただいたのもよい経験でした。

以降はサービス関係の会社の事業企画、調査分析マーケティング、新規事業、プロジェクトマネジメントなどをしてフリーランスになりました。

いろいろ働いてみてわかったことは「ロールモデルは、自分で切り取りしてあわせてカスタマイズしてつくりあげるもの」ということです。いろいろな動いて、ぶつかって、ただ目の前の仕事をして進んできました。ふわふわしていたのも年齢とともに固まってきた感じですかね…正直あわなかった会社もあるし、転職エージェントには転職暦を見て、ひどいキャリアと暴言を吐かれることもありました。ただ、目の前に一生懸命やってみると、一貫性があると認めてくれる人がいて、あいだあいだで助けてくれる方との素敵な出会いもありここまできました。

今でもひとつのところに勤められる方は素敵なことだし、すごいと尊敬しています。ただ、ありがたいことに多様なキャリアも認められる時代になってきて、このキャリアに追い風が吹いていると勝手に思っています(笑)。フリーランスにはプラスになります。お仕事柄、創業希望の方に出会いますが、ロールモデルはいらなくて自分で切り開くものという方が多く、勇気づけられています。

Q4:メッセージはありますか?

回答:
「ロールモデルは、自分で切り取りしてあわせてカスタマイズしてつくりあげるもの」。キャリアはひとそれぞれで、自分に決めていくものと感じています。

キャリアコンサルティングの世界では、自己理解(自分をよく知る)、仕事理解(どんな仕事があるか知る)、キャリアプラン(どんなキャリアを歩みたいか)、リソース活用(周囲の人や情報を活用する)が軸になるといわれています。自己理解が就職時にあった自己分析ですが、私は自己を分析するだけではキャリアは見つからないと思っています。私の場合仕事の情報が足りなかったのですが、マーケティングリサーチという世界を知ることができてよかったです。リソース活用は今の時代はキャリアセンターやキャリアコンサルタントとの面談、OBOGとのつながりを持てるプログラムもあるところもあります。ネットでの情報、セミナー、MATCHERやバーチャルランチクラブなどのネットで話せるマッチングのサービスもあります。学生コミュニティも多くて羨ましいです。インターンも多いのでいろいろ経験できますものね。

学校にいるとキャリアセンターがあります。転職になれるとエージェントさんやリファラル(知人紹介)で自然に転職できるようになるし、独立・創業については公的サポートが充実しています。第2新卒ゾーンの時は自分で探していくことになりますが、公的サポートが充実してきてハローワークやキャリア形成リスキリング事業などでキャリアカウンセラーのキャリア相談を受けて見られるといいと思います。私でよければキャリアカウンセリングはできますけど、毎月11日の壁打ちラウンジなどのイベント以外は基本有料になってしまいますのでご了承ください。

最後に1つあるとすると、「〇〇ナビにエントリーする」というメインのやり方は競争率が高く、正統派にはかないません(数を増やすという確率論で行く方法もありますけど)。一方、自分はそうでしたが、小道や回り道もみたり、複数のルートを併用いて進めるのもおすすめです。リサーチの世界でも「3つ以上のエビデンスに当たれ」といいますが、複数ルートに当たるから真実が見えてくる気がします。

メインルートの〇〇ナビでは書類審査はある客観的な基準をもって選抜されているけど、ある方のご紹介などですっと入れることもあります。「コネはよくない」という意見は、等しい基準で能力の指標をみるべき資格試験はあっては困るかもしれませんが、実社会ではコネクションの力は大きいと思います。採用する側としても仕事は遂行能力だけではなく、人柄や何かあった時にも裏切らないというような信頼もとても大事です。コネといっても生まれついた血縁ではなくて自分でつくっていけるものと思います。「コネを自分で作る」というと何人断られても進んだみたいなパワーの塊のような方を想像するかもしれませんけど、そうではなくても問題ないないかと。チャンスが起きる数=接触回数(面積)×ヒット率で、接触回数は行動を増やしたり、反応してちょっとあげてみて、自分ならではのもので自分に合いそうなところでヒット率を上げていけば、チャンスが起きる数も少しだけ増える気がするのです。

いかがでしょうか。このシリーズもまた書いてまいります。どこかお役に立てますと嬉しいです。

【補助金のがっこう。その6】補助金の申請書を書くこつを教えてください。

補助金のがっこう。シリーズその1(5つの質問)はとその2(私は対象でしょうか)その3(補助金になりやすい費用なりにくい費用)、その4(補助金のよくある間違い)は、その5(補助金と助成金、給付金、そして3つの助成金…)はみていただけましたでしょうか。
今回は、「補助金の申請書を書くこつ」についてです。なぜ取り上げるかのは先日、当事務所のホームページのサービスページカンパニーページのアップデートをした際、文章を一回書いて寝かせるのは大事と思ったからという個人的な理由です…
さてまいりましょう!

Q1:どういう申請書が採択されるのでしょうか?

回答:
お仕事柄、補助金申請書を見る機会が多いですが、ひとことではいいきれません。フォーマットも求めているものも倍率も違いますので…

ただ、「しっかり書いている」申請書はきっと審査をする方に届くのではないかと思うのです。(AI審査で決まるという情報はまだ入ってきておりませんので)

  • わかりやすい(文章の内容わかりやすい、文章校正はわかりやすい、図や絵を入れている)
  • 一般論ではなく具体的である
  • 誤字が少ない
  • テンプレ感がなく、しっくりくる

ところではと思います。以前、GoogleのSEOスペシャリストの方のお話を聞いた時に「検索エンジンでは、検索する方のことを思って書いている記事が検索順位が上がる。Googleとしてはそうしているのでしっかり作ろうと思えば自然にSEO対策になる」という趣旨のことをおっしゃっていて、それと似ているのではと思います。

Q2: 参考になるテンプレートはありませんか?

回答:
テンプレートがあると心強いかと思います。いくつかお伝えしますね。

その1:補助金ページに書いてある申請書記載例

これがあれば一番安心です。なんといっても事務局が監修されていますからね。

小規模事業者持続化補助金8-13回のページと電子申請画面上にもあります。ミラサポには記載例付きの解説の記事があります。

ものづくり補助金参考様式(記載項目)が公開されています。

ただ、ものづくり補助金の場合10枚以内という決まりがあり、「これが10枚で入るだろうか」という疑念もありまして…「これでなくてはいけないではなく、参考」ということでとらえるのがいいと思います。

その2:公的支援機関で聞いてみる

公的支援機関(経営相談窓口)などでテンプレートのご依頼を受けた際は可能な場合はお送りしています。(こちらでは共有しませんが)そうなさっている方は他にもいらっしゃるとききますので、聞いてみられるといいと思います。ただ、相談員のポリシーはそれぞれなので断られることもあるかもしれないとはお伝えします。

その3:その他公開されている情報を参考にする

ネットで公開されているものや販売されているケースもあります。YouTubeで解説されている専門家もおられます。ただ、品質にばらつきがあるので、比較検討して参考にする複数候補の1つとして、ご自分がしっくりくるところを活用されるのがいいと思われます。

Q3: テンプレートのデメリットとは…

回答:
万能に見えるテンプレート。メリットとしては、当然記載するイメージがある方が書きやすいのですが、デメリットとしては記載イメージがあるとひっぱられることはあること。オリジナリティがないと審査で不利になります。
フリーの記載フォーマットに自分なりに考えて文字化したり、図式化したうえで、それをテンプレートに移し替えるほうがオリジナリティが保たれるかもしれません。

また公的支援機関の相談窓口や、ご申請したことがある方、経験多数の方ならお1人、少ない方なら数名にレビューしてもらうといいと思います。なお、当事務所でも有償ですがお受けしております。

以上、いかがでしたでしょうか。お役に立てますと嬉しいです。

【当事務所についてその6】カオス(混沌)の時代にクリエイトしていきます

前回、その1(当事務所の名前の由来)その2(中小企業診断士とは)その3(フリーランスとは)その4(藤田有貴子ってどんな人間ベース編)その5(国家資格キャリアコンサルタントとは)については書いてまいりました。

今回はこちらの記事からと思いますが、当サイトの検索ワードで多い「カオス」について書いてまいりたいと思います。

Q1:カオスとは?

回答:
Wikipediaによると、カオスとは、
混沌区別が立たず物事が入り混じっている状態。もしくは、物事が無秩序で、まとまっていない状態。
カオス「大口を開けた」・「空(から)の空間」という概念。またギリシア神話で神格を与えられ、原初神として描かれるそれ。古典ギリシア語でΧάος、英語読みはケイオス (Chaos, Khaos) 。
世界・宇宙についての概念 → カオス (宇宙論)(en:Chaos (cosmogony))。コスモス (宇宙観)と対をなす概念

ということとのこと。

「物事が入り混じっている」「空から来た(連続性がない)」ということではないでしょうか。

Q2:カオスをどう考えればいいのでしょうか

詳細:
ごめんなさい。ちょっと長くなりますね。
混沌について取り扱っているフレームワークのが「クネヴィンフレームワーク」です。
カオス(混沌)は左下ゾーンにあり、すべては混沌から始まるといいます。カオスには、行動して、それがあるか把握して、対処するしかありません。山に登って知らないキノコがあるけど食べられるの?というのに近いかもしれませんね。混沌があって複雑(左上ゾーン)にいき、煩雑(右上ゾーン)で分析して対処もできて、最後は単純(右下ゾーン)になります。
逆から回してみましょう。右下の単純領域はデータとして処理をすることができます。右上の煩雑領域は、AI技術が発達したことで実現したAIの活躍の場といえるのではないでしょうか。左上の複雑領域は、AIでは判断できない、外れ値や新しいフレームや基準を与えるための調査分析ができるうえで若干人間の力が必要でしょう。左下の混沌領域ではテクノロジーが処理が難しい領域、まさに「人間しかできないこと」になりませんか。

「わかりました。それでは行動すればいいんですね。それだとずっと来たことを続けるだけになりませんか?」
いい質問です。混沌な時代はみなさまも一度耳にしたことがあるかもしれないVUCAという言葉(volatility、uncertainty、complexity、ambiguityの頭文字を並べたもの)にも近いと言えるでしょう。これを発展したというBANIについては先日【気になる言葉その1】VUCAの進化系”BANI”としてブログで取り上げたところです。

Brittle(脆弱性)→もろくて弱いこと。災害やコロナやネットウイルス、スキャンダルや風評被害のなど一瞬で崩れるということ。はかなくいとおしいもの。

Anxious(不安)→物価高騰、災害、政情不安を背景に不安症。不安は人間に古来から備わった自分を危険から守るという本能であり、どう打ち勝つか。

Non-linear(非線形性):インプット(努力や経験)に見合ったアウトプット(効果)が出ない。努力が報われない一方、棚ぼたラッキーもある

Incomprehensible(理解不能性や非不可解さ
→今までの理論では当てはまらず、解明できない。ビジネスチャンスにもなる

ポジティブ要素をつなげると、「はかなくいとおしいものを、本能に打ち勝って未来を描き、棚ぼたラッキーを起こし、ビジネスチャンスにつなげていく」となるのではとおもいます。

Q3:私は、どうすればいいですか?

回答:
そこが気になりますよね。なんせ正解がないこの領域です。当事務所は新しい創業、新規事業、営利と非営利のクロス、様々な領域が混生した事業…そんなカオスを突き詰めて、希少価値の高いAIにはできないところを突き詰めて、新しい彩りある事業やプロジェクトをクリエイトしていきたいのです。

たくさん対話をして、ハラオチできる形で、理論やストーリー、図式、実例を使いながら、現実が理解できることを使うよう心がけております。そうでないとそれはご自分の中にある妄想であり、その場の瞬間はわかりあえても、外にでていけません。また時が計画する中でみんなに伝わっていかないからです。その実現が私たちの領域では注目されている「伴走型支援」ならぬ「伴奏型支援」になります。

その代わり使える表現手法、様々な領域をクロスして包含的に考えていきます。

その1つとして、既に多くの方が取り上げ、注目されている「エフェクチュエーション」の行動原則を参考にしています。「自分の手の中にあるものから、できる範囲のお金と時間で(犠牲にしない)、いろいろな人と一緒に手を組んで、起きたことを喜びチャンスに変え、不透明でも行動して進んでいく」というものです。ググっていただくと記事が出てくると思いますが、このブログで取り上げたいところです。
経験によって蓄積された直感力はある意味、アーティストさんや職人さんだけではなく、私たちの領域でもあり、人間の持つ最強のツールだと感じています。自分自身もカオスな場に身を置き、収集して孵化していきます。不思議なんですけど、そう言っているといろいろな出会いがあります。それらについても守秘義務の問題がない形で、わかりやすい形でここで記載していきたいです。

ぜひ毎月11日開催の「夢を叶える壁打ちラウンジ」(無料・オンライン・2名まで)やお会いできる機会などでお話しできると嬉しいです。最後まで長文におつきあいいただき、ありがとうございました。