2026年の抱負「熱触媒(Heat Catalyst)」になる

あけましておめでとうございます。(喪中のみなさま、申し訳ございません)

VUCA/VANI時代の新しい事業や創業を「壁打ち」で伴奏する触媒・外部デバイスでありたい、中小企業診断士、国家資格キャリアコンサルタントの藤田です。2025年は大変お世話になりました。2026年もよろしくお願いいたします。

1_2026年年賀状デザイン

2026年は年賀状じまいをしましたので、CAMVAで作らせていただきました。

なお、2026年のメッセージを社会情勢と干支、九星気学、西洋占星術、マヤ歴をもとに生成AIとコラボレーションしたニューイヤーレポートもご覧ください。

2_2026年の干支は「丙午(ひのえうま)

九星気学では一年のテーマのようなものが、十二支(ねずみうしとら・・・)と十干(じっかん)の組み合わせ(60通り)の組み合わせで表され、60年で一巡します。ちなみに、2026年は、十干の3番目である「丙(ひのえ)」と、十二支の7番目である「午(うま)」が重なる、「丙午(ひのえうま)」の年です。

(ひのえ)とは

五行でいえば「火」、陰陽でいえば「陽」にあたります。
ひとことで言うなら、太陽のように明るく、外へ向かって燃え広がる火。
内側で温めてきた構想を“表に出し”、輪郭を与え、実装へ進めていく、そんな前進の熱を象徴します。

また「ひのえ」の「え」は「兄(え)」のニュアンス(=陽・強さ)を含むとされ、
遠慮なく進める/決めて動く/スピードを上げるといった姿勢とも相性が良い年回りです。

(うま)とは

一方「午」は、十二支の「馬」のイメージ通り、推進力・移動・展開を象徴します。
さらに「午」は正午(12時)の「午」と同じ字で、時間でいえば11時〜13時(午の刻)
太陽が最も高くなり、陽の気がピークに達するタイミングを示します。

つまり午は、勢いが増す/物事が表に出る/一気に進むそんな“加速”の象徴でもあります。

(ひのえ)×(うま)丙午(ひのえうま)

そんな「」と「午」を組み合わせる丙午(ひのえうま)とは丙も午も「火」の性質(しかも“陽の火”)を持つため、丙午は火のエネルギーが重なる年とされます。
だからこそ大事なのは、ただ燃やすのではなく、燃える火を、火傷ではなく“灯り”にする。

この一年は、火の力を次の4つとして使うと、前向きに回りやすくなるといわれています。

  • 終止符:惰性で続けてきたこと/役目を終えた習慣やプロジェクトに区切りをつける
  • 加速:情熱を注げる目標を決め、集中と決断で一気に進める
  • 照らす:ビジョンや目的を言語化し、共有し、道を明るくする
  • 新創造:古い枠を手放し、まったく新しい価値を形にする

2024年(甲辰)で殻を破り、2025年(乙巳)で伸びる流れが整ってきたなら、
2026年(丙午)は、そこに「熱」を入れて“現実化を加速する年”になる流れでしょうか。日経平均株価は5万円突破、生成AIを含めテクノロジーの進展、コロナで落ち込んだインバウンドが戻るなど、この流れはあっているように思います。

九星気学では「水(知恵の循環)」西洋占星術では「始まり」、マヤ歴では「夜明け」ということで節目になる年のようです(詳細はニューイヤーレポートをご覧いただければとおもいます)

私自身も2025年の振り返りの通り、2025年は様々なチャレンジをしました。そして、連携もしやすく環境も整っているし、生成AIでもそれなりに素敵なレポートは書けることも実感しました。ただ、連携をしても誰も責任を持たないと形にならない、生成AIの文章はまとまっているけど心には残らない…最後は「熱をもって始める」ことであり、それは生成AIにはできない人間の能力だと実感しました。

2025年年末にご縁あってエフェクチュエーションの創始者、サラス・サラスパシー先生のお話を2回を伺う機会をいただけたのですが、「夢は大事だけど、どう始めるのが大事」「私たちは先生と聴講者ではなくインタラクティブに進めたい」「エモーショナルリーダーシップ(感情に責任を持て進める)」ということを熱く話されていました。もう正解のない時代なんだな…という思いを新たにしました。

様々な分野で新しい事業・創業を実現されようとされている方とかかわらせていただいています。2026年は熱を与える触媒として、自身を日々アップデートしながら、ご縁のあるみなさまとともに変化の一年を楽しんでまいりたいです。よろしくお願いいたします。

2:「熱触媒」とは

ここから少し抱負を(モウソウを広げながら)述べさせていただきます。2026年のテーマは、2024-2025年のテーマの「オーガニック」から離れ、午年(馬)であり、「火」をテーマに燃えたいなとズバリ 「熱触媒🔥」にします。

もちろん、火がすべてだとは思っていませんし、もちろん火が表に出る人と出ない人がいますのでそれは否定しません。ただ、2026年は自分と価値観が合う人のために時間をいっぱい使っていきたいと思っています。世の中に無駄なことなどまったくありません。それでも時間は有限なので、選び取って何かに振り向けていかないといけない。それは、私の火を受け取ってくれるために使いたいと思います。

当事務所のビジョンは、「異端児(ユニークネス)を活かしつつ、新しい気づきを行動に移す。その実現を促進・支援・伴『奏』すること」 としております。2024年は、「とにかく伸びる」ことに向き合って、新しいこと、未知の領域へに挑戦し、2025年はさらに一歩進んで、もっと自分がいたいと願うオーガニックなセレンディピティの中に居続けて、いろいろな人と化学反応を起こしてきましたが、2026年は熱をもって、しっかりかかわっていきたいです。

3:抱負(妄想)

①KPI→成長を続ける

2021~2025年に続き、売上というKPIは継続していきます。世の中で動いているものは、思いやりや共感や経験や知識などお金だけではありませんが、「お金はエネルギーや仕事の対価としての交換手段において万国で両替すれば使える最もメジャーな存在」と思う気持ちは変わりません。

ビジネスの関わりにとって、お金はすべてではないかもしれませんが、お金は大事な尺度のひとつですので、お金も時間も資源も、2026年はメリハリをつけてすすめていいます。

②ふじたクリエイトスタジオ5年目

開業から5年のメモリアルイヤーです。周年記念でじっくり書かせていただきます。

③お仕事のポートフォリオ

お仕事のポートフォリオはこのようにしていきたいと思っています。

1:人のもつ創造性・可能性の最大化
引き続き、壁打ち、対話で人の持つ創造性やユニークネスを生かして創造的・創発的に化学反応を起こし、現実化を支援・実践していきます。想いとロジックを大事にしていきます。

2:理論と実践の統合
〇セミナー登壇
こちらもメリハリをつけていきます。回数は少なくなるかもしれませんし、公開できるものは減るかもしれませんが、必要としている方に熱をもって、お届けしたいです。

〇伴奏型(伴走型)支援
対象や条件に縛りはあるけど無償で支援可能な公的支援と、柔軟に現地視察や同席、多くの提供ができる民民支援(自由診療のような支援)、そして経営人材として中の人になる支援の3軸で進めていきます。

3:多面的でいる
探求したり、情報発信したり、様々な場にでかけて会話を深めて、キャッチしていきたいです。

社会課題解決型ビジネス、ソーシャルスタートアップ、ディープテック、ライフサイエンス、農業、インバウンド、エシカルなどなど違う専門家の方とのフラットな新しい形の希少な共創・コラボレーション、プロジェクトチームを通じて新しい事業や創業をひとつでも実現してまいりたいです。

みなさまにとっても「丙午(ひのえうま)」の年が、可能性の広がる飛躍する素敵な1年になりますよう願っております。本年もよろしくお願いいたします。

社会トレンドと占星術、マヤ歴などもまとめた内容は下記のニューイヤーレポートにまとめましたので、よろしければご覧ください。
レポート本体 ニューイヤーレポート
音声解説(NotebookLMによる自動生成60日間)https://xgf.nu/8supm
動画解説(NotebookLMによる自動生成60日間)https://xgf.nu/NFmWP

【VUCA/VANI時代の新しいキャリアを思うその14】深夜一人で打ち込んでいる方、壁打ちしませんか

VUCA/VANI時代の新しい事業や創業を伴奏する触媒・外部デバイスでありたい、中小企業診断士、国家資格キャリアコンサルタントの藤田有貴子です。

キャリアコンサルタントして「転職7回でフリーランスになったキャリア」として綴らせていただいているシリーズ。バックナンバーは以下です。
その1学生と新卒での就職について/その2社会人初期について/その3国家資格を取ることについて/その4独立自立マインドが強いかもしれないひとの生きる道/その5いろいろな方に会ってみる、その6標準パッケージとオリジナルパッケージの話/その7デジタル、バーチャルの時代のビジネスにおける価値/その8うろうろすることの意味/その9Giverとしてどういきていくか/その10直感の活用/その11交流会についておもうこと/その12希少な時間の価値/その13究極の受け身

朝早く、夜も遅い時間に、パソコンの前で作業をしている方へ。お疲れさまです。

どうしてもやりたいことがある。あれば絶対いいはず。
お昼の仕事が終わってから、もうひと頑張り、資料をまとめたり、アイデアを整理したり。
誰かに話したいことがあっても、分かってもらえない気がするし、気軽に連絡できる相手がいない。
調べても、正解のようで正解じゃない情報ばかりで決め手に欠ける。

「ここ、乗り切れないかも」と思った瞬間に、無力感。すごく高い壁の気がする。
そして不思議なことに、意外なところで越えられた、という経験もよく聞きます。


「微分」で見ると急斜面、「積分」で見ると確実に前に進んでいる

数学の話を少しだけ。
「積分」って、細かい変化をぜんぶ足し合わせて、全体としてどれくらい進んだかを後で見る考え方、
一方、「微分」は今この瞬間の傾き、つまり手前の急な勾配のこと。

目の前の壁は、まさに微分の景色。勾配が急で、登れそうにない。
でも、毎日の小さな前進を積分で見ると、面積(進捗)はちゃんと増えている
しかも、途中にギザギザ(止まったり、戻ったり)があっても、
“微分できないところ” があっても、積分はできるんですよね。
完璧に滑らかじゃなくても、合計すれば進んでいる。そういう気がします。


壁が急に見えたら?

  • 単位を変える
    「完成」単位だと動けなくなるときは、「今日は見出しを3本」「問い合わせ1件」みたいに、より小さい単位にして積分の“幅”を細かくするイメージ
  • 角度を変える
    今のルートが急なら、別ルートでなだらかに
    テキストが書けない夜は、図解だけ/音声メモを残す/生成AIに要約を頼む、など。
  • 面で記録する
    進捗ノートは“できた/できない”ではなく、面積を塗る感じで
    5分でも色が塗れたらOK。完ぺきじゃなくても白紙をなくすのが目的
  • ふわっときいてみる
    受け止めてくれそうな人にふらっといってみる。思わぬヒントが返ってくることが。
    人選は気を付けてくださいね。

それでも辛い夜は、壁打ちしませんか

正面から微分を見続けると、壁はどんどん高く見えます。
誰かに話すことで、積分の視点に切り替わることがあります。
「夢を動かす壁打ちラウンジ」は、そんなほっとする時間をつくりたいとおもっています。
まとまっていなくても大丈夫です。

今日は1ドット。明日も1ドット。
その合計が、面(プロジェクト)になっていきます。

壁が高く見えるのは、大きく伸びるから。
「夢を動かす壁打ちラウンジ」は、そんなやりたいことに向けて孤独な時間を過ごしている方と脳みそをクラウドでつないで2倍にして考えている場です。

事業のアイデアでも、頭の中の整理でも、
「ちょっと聞いてほしい」でも大丈夫です。

アドバイスを押しつける場ではなくて、
話しているうちに、自分の中で何かが整理されていくような時間。
そんな場所をつくりたくて始めました。

忙しくて、なかなか話す時間が取れなかったり、分かってもらえない気もするけど、
どこかで誰かに話したいと思っている。そういう想いを、受け止める場所でありたいなと

ひとりで考える時間も大事だけれど、
誰かと話すことで、見えてくるものがある気がしています。
たぶん「答え」よりも「納得」「発見」に近いもの。

気負わず、話したいときに話す。
そんな感じで、利用してもらえたらうれしいです。
誰かと話したい時間があれば、検討してみてください。
“壁打ち”の時間を、一緒に過ごせたらと思っています。

ゆるっと話しましょう。

お知らせです

このようなことをしております。

①11/11(火)夢を叶える壁打ちワークショップ

https://dreamadvance2025111107.peatix.com/view

③夢を進める壁打ちラウンジ(1対1/無料)

開催予定 ※Dreamgateには先行掲載、Peatixにいれていきます

④夢を動かす壁打ちラボチャンネル
更新止めていますが、よろしければみてください。

ご質問やご相談やお仕事として依頼したいなどは、お問い合わせフォームよりお尋ねいただけましたら、別日程でも相談をお受けいたします。

【VUCA/VANI時代の新しいキャリアを思うその13】究極の受け身

VUCA/VANI時代の新しい事業や創業を伴奏する触媒・外部デバイスでありたい、中小企業診断士、国家資格キャリアコンサルタントの藤田有貴子です。

キャリアコンサルタントして「転職7回でフリーランスになったキャリア」として綴らせていただいているシリーズ。バックナンバーは以下です。
その1学生と新卒での就職について/その2社会人初期について/その3国家資格を取ることについて/その4独立自立マインドが強いかもしれないひとの生きる道/その5いろいろな方に会ってみる、その6標準パッケージとオリジナルパッケージの話/その7デジタル、バーチャルの時代のビジネスにおける価値/その8うろうろすることの意味/その9Giverとしてどういきていくか/その10直感の活用/その11交流会についておもうこと/その12希少な時間の価値

業務などでばたばたしており、少しブログ更新が開いてしまいました。短めに書きます。

一応毎週更新するよう心がけてきた(1週は抜けていましたが)YouTubeも8/18更新はお休みさせていただきます。先週更新分はこちらの地域課題解決事業(ローカルゼブラ)についてです。よろしければご覧ください。

私は上記のローカルゼブラもそうなのですが、心でしっかり応援したい方を決めています。

誰も気づいていないけど、「これは必要だ」と信じていることがあり。みんなや社会にとっていいことだと思っている。だからこそ、それをビジネスとして自身もしっかりコミットしたいし、できれば広げたい。行動しているけど、どうしていいかわからないし、誰かにいうと「わからない」「ついていけない」「考えてきて」といわれてしまう。頑張っているし、発散してしまう気がするけどどうしよう。

という感じです(まとまってなくてすみません)。

私が日々そう発しているからか、オーラが飛んでいるのか(笑)、そういう方と公的支援でもその他の場でもめぐり合ってしまうことが多いのです。そのなかでも、いわゆる能動型・受動型でいうところの能動型の方は、「こういう方法もありますよー」というとさっさと行動して進めていける(素晴らしいことですし、パワーをいただけます)のですが、そうではない受動的な方もいらっしゃいます。

確かに能動的要素・進むエネルギーが強すぎる方は「わからない」「ついていけない」も気にせず、突破できちゃいますし、それがアントレプレナーですね。
なお、お会いする中で、受動的タイプでそれを強みに、年数億円の売り上げを創っている社長さまもいらっしゃったりします。SNSなどでそのような発信はなさらないだけで…

そう、社会課題や地域課題とかこれからの時代をイノベーションをしていくことには、今あることから「気づくこと」が大事で、そのためには「受動的」な視点こそが新しい価値を生むビジネスを生んでいける強みになると信じているのです。

自分も受動型なので、どうやってビジネスにしていくのか、わかりにくさをわかっていただけるか、いろいろと学んできたマーケティング理論を想定しつつ、感情ややましいを入れつつ、試行錯誤をしています。その体験たちをご相談を受けた時に回答できるように蒸留して回しているエコシステム、シンガーソングライターをみたいな感じです。

何かのご縁でこちらに訪れた方は、受動的で悩まれていても、全く問題ないし、自分の心を改造することもないし、しいて言えば、ジョセフマーフィー氏とかナポレオンヒル氏の書籍やYouTubeで願望達成について学べばいいのかなとは思いますが(最近読めてないなあ)

究極の受け身道、ともに極めてまいりましょう。

お知らせです

このようなことをしております。

①中小機構BusiNest 地域未来創業スクール(ローカル・ゼブラ創業塾)

https://businest.smrj.go.jp/event/7676

講師を務めさせていただきます。お話をいただき、1年かけて進めてまいりました。

いろいろな資料が出されていますが、わかりやすく知りたい方、じっせんしてすすめたいかたにはいい講座と思います。(コンサルタントさんは申込できません。ごめんなさい)

無料ですが、平日リアル開催で東京都東大和市に来ていただく必要はありますが、ご縁のある方に届きますように!

②9/11(木)夢を叶える壁打ちワークショップ

https://dreamadvance2025091107.peatix.com/view

③夢を進める壁打ちラウンジ(1対1/無料)

開催予定 ※Dreamgateには先行掲載、Peatixにいれていきます

④夢を動かす壁打ちラボチャンネル

ご質問やご相談やお仕事として依頼したいなどは、お問い合わせフォームよりお尋ねいただけましたら、別日程でも相談をお受けいたします。

【VUCA/VANI時代の新しいキャリアを思うその12】スピードの時代だからこそ希少な時間の価値を生かす

VUCA/VANI時代の新しい事業や創業を伴奏する触媒・外部デバイスでありたい、中小企業診断士、国家資格キャリアコンサルタントの藤田有貴子です。

キャリアコンサルタントして「転職7回でフリーランスになったキャリア」として綴らせていただいているシリーズ。バックナンバーは以下です
その1学生と新卒での就職について/その2社会人初期について/その3国家資格を取ることについて/その4独立自立マインドが強いかもしれないひとの生きる道/その5いろいろな方に会ってみる、その6標準パッケージとオリジナルパッケージの話/その7デジタル、バーチャルの時代のビジネスにおける価値/その8うろうろすることの意味/その9Giverとしてどういきていくか/その10直感の活用/その11交流会についておもうこと

現代はVUCAやBANIというように先行きが読めず変化の激しい時代です。情報はITやSNSを通じて瞬時に駆け巡り、生成AIのめざましい進歩で新しいことが次々と可能になり、まさにスピードの時代です。
そんなスピード感に圧倒される一方で、私は最近「ゆっくり積もる価値」にも心惹かれます

“時間こそ、誰にとっても同じ 24 時間。けれどその積み重ね方は無限大”

とおもうのです。誰しも経験があるように、「この作業はすぐ終わるだろう」と思っていたら締切ギリギリになったり、将来より今の感情を優先して後で後悔したりするのは、人間の時間認知の偏りによるものだそうで、行動経済学では

  • 目先の利益を優先して将来の大きな利益を逃す「現在バイアス
  • 近い人ほど遅刻するというような物事にかかる時間を楽観的に見積もってしまう「計画錯誤(プランニング・ファラシー)」

といった現象があるといわれています。

Q1:時間の価値とは?

A. 時間の価値には大きく3つあると思っています。

積み上げが生む “無形資産”

人間の経験や信頼など、スキルの習得や専門性の確立には一朝一夕では達成できず、こつこつ時間をかけてようやく身につくものといわれますよね。

マルコム・グラッドウェルの「1万時間の法則」によれば、ある分野で一流になるには1万時間(約10年)の練習や研鑽が必要だそうです。天才モーツァルトやビル・ゲイツですら、大成功を収めるまでに膨大な下積み時間を費やしたとか。

ビジネスにおいても、年月を重ねて蓄積されたノウハウや信用力は、経験の浅い人には簡単に真似できない強みです。顧客や取引先との信頼関係も、約束を守り続けるといった日々の積み重ねによって時間とともに深まるのかなとおもいます。

「信頼を築くには時間がかかるが、失うのは一瞬」と言われる通り、信用は時間をかけて築く貴重な資本です。老舗企業は代を重ねて信頼を守り続けてきたから続いています。つまり時間は「目に見えない資産」を育てるベースになっています。

同時に 1 つしか選べない

1 日 24 時間は全員に平等です。ただ、時間は常に前に進み続け、1分1秒も止められません。誰にとってもその瞬間にできることは一つだけです。他のことを同時に選べない以上、ある行動を選ぶことは別の可能性を放棄することになります。

例えば、今、仕事に打ち込んだら、本来得られたかもしれない家族や友人との時間、体のトレーニングの時間を諦めたということです。ビジネスでも日常生活でも、「何かに時間を使うということは、他の何かに使えない」というトレードオフになってしまいます。よって、限られた時間を何に投じるべきかを決めるのはとても大事です。言い換えれば「時間の投資先」をどう決めるかが、人生や事業にかかわってくるということですね…

③戻らないからこそ、希少

経営学者ドラッカーは「時間は最も希少な資源」と述べています。お金であれば借りたり貯めたりできますが、時間だけは買うことも借りることもできません。一度過ぎ去った時間は二度と取り戻せません。1日に24時間という配分は誰にとっても平等で、そのうち約1/3は睡眠で消えてしまう。だからこそ時間の浪費は金銭の浪費以上に重大です。失ったお金は後で稼ぎ返せるかもしれませんが、「失われた時間」はどんな対価を積んでも取り戻すことができません。この不可逆性(取り戻せないこと)ゆえに、「Time is Money(時は金なり)」より、「時は金以上」の特別な価値があるのかもしれません。

Q2: 限られた時間の中で、できることは何か?

A. 時間の価値を踏まえた上で、今できそうなことをまとめてみました。

①経験値をアップする

キャリアにおいてもビジネスにおいても、行動し、経験値を貯めていくことによる経験・実践から学べることは計り知れません。生成AIで正解は出せるけれど、経験からくることは失敗したとしても貴重な価値といわれています。

例えば起業を目指す時、関連する業界や職種での経験があるかないかで大きな差がつきます。かかる時間や顧客の獲得や立ち上げの時の効率や変化の対応も変わってきます。実際、日本政策金融公庫の新創業融資制度では「創業する事業に関連した最低3〜6年程度の経験」が望ましいとされています。これは経験年数が多いほど事業成功の確率が高まり、融資の信用材料になるためです。

ただ、この瞬間にも自分の市場価値を高める時間があるということです。勤務先の新しいプロジェクトに飛び込んだり、副業やプロボノ、ボランティアでスキルを磨いたり、スポットバイトで未経験を許すならトライするのもありかもしれません。

キャリアコンサルティングの世界では、「キャリアは経験の積み重ねによって構築される」と言われます。現代のライフデザイン理論(キャリア構築理論)でも、人は年齢や環境、経験に応じて自己概念が変化しながらキャリアを柔軟にデザインしていくとされます。職業の半数以上は30年後はなくなるといわれているのですから、一見一貫性のない経験の組み合わせが新たな職業になっているかもしれません。今日積んだ経験が未来の自分の武器になると信じて、目の前の仕事や学びを選び取り組んで、蓄積していくことが未来を変えるかもしれませんね。

視点をずらしてみる

経験や固定概念にとらわれない発想が、新しい価値を生む工夫もありかもしれません。起業や新規事業を志す場合、今まで誰もやっていない切り口を探すこと、異業種・異分野の知見を持ち込むことでブレイクスルーがありそうです。例えば、私の知人にオンラインでエステをされている方がいるのですが、「エステはリアルではないとだめ」という常識を疑ったことからできたメソッドで、いま、エステに通えない地域にお住いの方や状況の方に人気だそうです。

まずは、自分の専門外の分野と触れてみる、興味を持ったものや普段読まないジャンルの本を読んだり、友達や知人、仕事仲間などを通じても異業種の人と交流すると、新鮮な視点が得られるかもしれません。これは「メディチ効果」とも呼ばれ、異なる分野の交差点で革新的なアイデアが生まれる現象として知られているそうです。

また、デザイン思考の手法では「リフレーミング(問題の捉え直し)」を通じて解決策を見出していきます。研修やセミナーの効果は新しいことを学ぶことにもありますが、振り返って気づいて実践することが習得のためには重要といわれています。忙しいとつい目先の効率に追われがちですが、意識的に別の角度から物事を眺める時間や機会をつくるや生成AIを用いて考えてみることで何かが生まれるかもしれません。

③ご縁や信頼関係を築く

ビジネスの世界でもキャリアの世界でも、人と人との繋がり、「ご縁」がチャンスを運んでくるといわれています。経営学ではソーシャルキャピタル(社会関係資本)という言葉がありますが、まさに人間関係の蓄積のことで「この人と一緒に仕事がしたい」「あなたになら任せたい」と思ってもらえる信用が新たな分野に進むときなど大きな財産になります。

信頼構築は小さな誠実さの積み重ねが大事といわれています。例えば「相手の話に真摯に耳を傾ける」「些細な約束でもきちんと守る」「感謝の気持ちを伝える」当たり前に聞こえますが、それを継続することが信頼の土台だと著名な経営者のかたなどのお話として耳にされることもありますよね。私自身もその時真剣に取り組んだお仕事の相手から、別のお仕事のお声がけがあったり、自分では想像もしなかった分野からお声がかかることもありましたので、心がけています。

また、アメリカの社会学者マーク・グラノヴェッターが提唱した「弱いつながりの強み」という理論によれば、親密な友人よりもむしろ顔見知り程度の緩やかな繋がり(弱い紐帯)の方が、自分にとって新規性のある有益な情報や機会をもたらしてくれる傾向が高いそうで、私もそんな気がしています。

時間の投資先は仕事のタスクだけではなく、人との関係づくりも立派な時間投資であり、将来、思いもよらない形で大きなリターンをもたらすかもしれません。

時間の使い方次第で未来の姿は変えられるかもしれません。キャリア理論の大家ドナルド・スーパーは人生を幾つかのライフステージに分け、各段階で様々なライフロール(役割)を演じながら自己概念を発達させていくと述べました。現代版のライフデザイン理論(サビカスのキャリア構築理論)でも、変化の激しい社会において自分も変化し続けながらキャリアを継続的に再構築していく重要性が説かれています。結局のところ、「今この時」をどう積み重ねていくかが、あなたの人生とキャリアをデザインすることにつながるのかもしれません。

スピード重視で焦る気持ちが出る時代だからこそ、一歩一歩の時間の使い方を工夫し、自分なりのペースで価値を積み上げていくことがご自身らしさとなり、ご縁につながるように思いました。私自身も頑張っていきます。このブログが何かのヒントになれば嬉しいです。

お知らせです

このようなことをしております。

①夢を叶える壁打ちワークショップ 2025/8/11(月祝)7:00(グループ形式/無料)

https://dreamworkshop20250811.peatix.com

②夢を進める壁打ちラウンジ(1対1/無料)

開催予定 ※Dreamgateには先行掲載、Peatixにいれていきます

③夢を動かす壁打ちラボチャンネル

ご質問やご相談やお仕事として依頼したいなどは、お問い合わせフォームよりお尋ねいただけましたら、別日程でも相談をお受けいたします。

【気になる言葉その12】「インクルーシブ」の波が来ている?

こんにちは、ふじたクリエイトスタジオ代表の藤田有貴子です。 中小企業診断士×キャリアコンサルタントという“ビジネスとキャリアの二刀流”で、VUCA/VANI 時代のもやもやをオール・インクルーシブに伴奏して実現に変える触媒を目指しています。

世にある新しい言葉をほぐして、紐解いていく気になる言葉シリーズ。
その1「BANI(バニ)」その2「エシカル(ethical)」その3「カオス(chaos)」その4「ナラティブ(narrative)」その5「伴走型支援/伴奏型支援」に続き、第6弾再び「ナラティブ(narrative)リターンズ、アゲイン?!」その7「ナッジ」その8「mixi2」その9「TAMSAMSOM」その10「PA(パブリックアフェアーズ)」その11「行動経済学」

今回その11は、「インクルーシブ」についてです。暮らしのあちこちでいろいろな分野から「インクルーシブ」なことが始まっていることをお伝えしたいです。

Q1:インクルーシブとは?

最近、「インクルーシブ」という言葉を耳にする機会が増えています。「インクルーシブ」とは、直訳すれば「包括的な」という意味ですが、それだけではピンとこないかもしれません。なお、反対語は、「エクスクルーシブ(exclusive:排除的、排他的)」であり、その反対ですのですべて受け入れるという意味ととらえます。なお、「インクルーシブパッケージ」はすべて込みです、今風でいうとまるっとおまかせみたいな感じでしょうか。

実はこの言葉、組織運営や教育、健康、農業、環境、ビジネス支援など様々な分野で共通して大切にされ始めている価値観を表しています。多様な人々や資源を排除せず活かし合い、循環や共創によって持続可能な成果を目指す考え方、それが「インクルーシブ」の精神です。では具体的に、各分野ではどんなインクルーシブな取り組みが進んでいるのでしょうか?今回はその一例をご紹介します。

Q2:インクルーシブな概念とは?

組織:フォロワーシップとコーチングで共創する職場

組織の世界では、トップだけが引っ張る従来型のリーダーシップよりも、メンバー全員が力を発揮する“フォロワーシップ”が重視されつつあります。コーチングは答えはあなたの中にあるとその人にある可能性に照準をあてる考えです。

例えば高知県の小さな自動車販売会社では、社長が「競争より共創」「革新より進化」を掲げ、トップダウンではなく社員一人ひとりの主体性を尊重する経営を実践しました。社長は部下に頭ごなしの指示や叱責をせず、「任せる」姿勢を徹底します。社員が自ら気づき、考え、行動し、改善できるよう環境を整えたのです。その結果、生き生きと働く社員が増え、子育て中のワーキングマザーの女性営業スタッフも自信を持って活躍できる職場になっています。全員が意見を言い合い、互いにサポートし合うフラットな雰囲気が生まれ、この会社は全国トップクラスの顧客満足度を達成しました。リーダーとフォロワーが共創するインクルーシブな職場は、強いチームワークと持続的な成長を育んだということです。

教育:探求学習で多様な学びを共創する教室

教育の現場でも、「インクルーシブ」なアプローチが広がっています。その代表が探求学習(プロジェクト型・問い探し学習)です。教師が一方的に知識を押し付けるのではなく、生徒たち自身が興味関心に基づいて問いを立て、調べ、発表し合うスタイルの学びです。日本の文部科学省も新学習指導要領において「探求的な学習活動」を重視し、各学校での導入や実践を推奨しています。従来の科目単位の知識だけでは対応できない、複雑で答えが一つではない社会課題に対応できる能力を育むためです。

例えば、国内でも多くの学校が探求学習を取り入れています。東京都立小石川中等教育学校では、生徒たちが自主的にテーマを設定し、地域の課題や環境問題、社会課題などを調査・分析し、成果を発表しています。また、広島県の私立学校では、生徒が地元企業や地域住民と協力して地域活性化プロジェクトを企画・運営しています。これらの活動を通じて、生徒たちは自ら問いを立て、異なる視点を持つ人々と対話しながら協働して問題を解決する力を身につけています。

海外ではアメリカの公立校「ハイテックハイ」では、多様なバックグラウンドの生徒たち(低所得層の子どもが約4割)を抽選で受け入れ、協働プロジェクトを通じて全員の創造性を引き出しています。生徒たちは禁書に指定された本を題材に社会問題を調べて展示作品を作ったり、海洋プラスチックごみを題材にボートを制作したりと、ユニークなプロジェクトに没頭します。知識の暗記ではなく対話と協働を重ねることで、生徒一人ひとりの個性や強みが輝くのです。「正解」が一つではない探求学習の場は、障害の有無や得意不得意を超えて誰もが参加できるインクルーシブな教室と言えます。みんなで作り上げる学びのプロセスそのものが、生涯にわたって多様性を尊重し合う姿勢を育んでいるのでしょう。

健康:人と地球をつなぐプラネタリーヘルス

友人から聞いたのですが、医療・健康分野で注目されるインクルーシブな考え方に「プラネタリーヘルス(Planetary Health)」があるそうです。それは人間の健康と地球環境の健康を切り離せないものと捉える新しい視点です。例えばハイチで始まった「プラスチックバンク」は、環境と人々の暮らし両方に良い影響をもたらす画期的な取り組みです。地域の住民が道端や海辺のプラスチックごみを集めて持ち込むと、現金や子どもの学費と交換してもらえる仕組みで、回収されたごみはリサイクルされてグローバル企業へ再資源化として提供されます。その過程で現地ではリサイクル事業の起業家育成プログラムも行われ、金融知識の教育までセットになっているのです。この取り組みによって、町からプラスチックが減り蚊の繁殖地が解消されてコレラなどの伝染病リスクが下がる一方、住民は収入を得て子どもを学校に通わせることができます。まさに人間の健康と環境保全が両立する好循環を生み出しており、2019年には気候変動対策の国連賞も受賞しました。プラネタリーヘルスの理念のもと、気候変動や生態系の問題に医療・公衆衛生の専門家たちも協力し、地球規模で持続可能な健康づくりが進められています。「地球を包括して考える健康」というインクルーシブな視点が、次世代の医療を変えようとしているのです。

農業:不耕起栽培と資源循環で自然と共生する農法

農業の分野でも、インクルーシブな価値観が伝統的手法を見直す動きを後押ししています。

例えば不耕起栽培は土を耕さない農法で、土中の微生物や生態系を壊さず活かすことで土壌の持続力を高めます。先日、SHO FARM様という不耕地栽培をされている農場を視察する機会をいただきましたが、「土を耕さずに微生物に任せつつ本来の土に戻していく」という発想もすごいですし、雑草をできるだけぬかず緑肥として周りを覆って感想や害虫から防ぐことや、コンパニオンプランツといって違う作物を一緒に植えると分泌物で害虫が来なかったりするなど最新の手法をデザインしつつトライアンドエラーをされていました。また、周囲の事業者からの廃棄される資源を受け取って、コンポストや畑に活用するなどインクルーシブかつ既存の資源を最大限に活かした多様な取り組みをとりつつ、収益も上げているそうです。

また多様な資源循環型農法として有名な合鴨農法では、水田にアイガモ(家禽の合鴨)を放して稲作と畜産を一緒に行います。合鴨のヒナが田んぼで泳ぎ回りながら雑草や害虫を食べて育ち、糞は稲の肥料となり、水をかき混ぜて土を柔らかくするというそんな自然の営みを利用した仕組みです。化学農薬や除草剤を使わなくても、合鴨たちが雑草と害虫を減らし、稲は元気に育ちます。福岡県桂川町の古野隆雄さんは30年以上かけてこの方法を確立し、自身の田んぼで無農薬のお米と合鴨肉の両方を生産するとともに、そのノウハウを世界中に広めました。

海外でも、アメリカの再生型農業(リジェネラティブ農業)の先駆者ゲイブ・ブラウン氏が、数種のカバークロップ(被覆作物)を輪作することで荒れた土壌の有機物含有量を飛躍的に高め、農薬に頼らず収量と利益を上げることに成功しています。

いずれの事例も、多様な生きものや循環の力を活かして持続可能な農業を実現した点で共通しています。人間が自然を「支配する」のではなく、自然と共生し調和するインクルーシブな農法こそが、これからの食と農を支えていくのかもしれません。

環境:トランジションタウンが生む草の根の共創

環境分野におけるインクルーシブな取り組みの象徴が、市民発のエコムーブメント「トランジション・タウン」です。これは2006年にイギリス南部の小さな町トットネスで始まった運動で、化石燃料に依存した社会から地域ぐるみで持続可能な社会へ移行していこうという試みです。日本でも最初のトランジション・タウンは2008年に神奈川県藤野町で誕生し、以来全国各地に広がっています。藤野では有志の市民たちが集まり、地域通貨「よろづ屋」を発行して地域内経済の循環を促したり、自然エネルギーで電力を自給する「藤野電力」というプロジェクトを立ち上げたり、無農薬野菜のお百姓クラブを結成したりと、次々にユニークな活動を生み出しました。これらはすべて「こんなことをやりたい!」という誰かのアイデアと情熱に共感した仲間たちが集まって始まったものです。大事なのは専門家や行政任せにしないこと。住民一人ひとりが主役となり、やりたい人がやりたい時にやりたいだけプロジェクトに参加する、そんな緩やかなモットーが藤野の合言葉でした。

熱意さえあれば肩書きや立場に関係なく受け入れる懐の深さこそ、トランジション活動の源泉です。その結果、小さな町から生まれたアイデアが全国規模の運動に発展し、人と人、人と自然が支え合う地域コミュニティが各地に育っています。「みんなで地域の未来をつくる」というインクルーシブな精神が、環境問題への草の根からのアプローチを力強く推進しているのです。

私は、7年ほど前「トランジションタウン」を取材したことがありました。譲り受けた古民家を廃材を入れて改装し、キッチンや居間を作っているなど、わくわくしながら創造的に取り組まれていたのが印象的でした。

事業支援:エフェクチュエーションによる共創型の創業

私のかかわる、ビジネスや起業の支援分野でも、「インクルーシブ」な考え方が注目されています。それがエフェクチュエーション(Effectuation)、日本語では「創発的アプローチ」とも呼ばれる起業理論です。従来のように綿密な計画を立ててリスクを避けるのではなく、今手元にある資源や人脈を起点に、小さく始めて走りながら軌道修正し、周囲を巻き込みつつ事業を形にしていくという発想です。例えばアメリカでレンタカー業の大手となったU-Haul社の創業期には、創業者のショーン夫妻がたった1台のトレーラーを持って旅に出て、行く先々のガソリンスタンドに「このトレーラーをお店で貸し出してみませんか?」と呼びかけました。その提案に共感したスタンド経営者たちとのゆるやかなネットワークが次第に広がり、サービス開始からわずか数ヶ月で全米の各地に30台以上のレンタルトレーラー拠点が誕生したのです。最初から大資本を投下して大型店舗網を構築するのではなく、共感したパートナーと利益をシェアする「クレイジーキルト(継ぎはぎのキルト)型」の戦略で全国展開を果たした好例と言えるでしょう。

エフェクチュエーションの理論によれば、起業家は失敗しても大きな痛手とならない範囲でどんどん実験を行い、予期せぬ出来事(レモン)も味方につけてレモネードを作るように発想を転換します。実際、日本のアパレル企業「yutori」が新ブランド創出制度「Yリーグ」で毎年多数の若手企画を走らせ、一定売上に満たなければ素早く撤退する仕組みを設けるなど、エフェクチュエーションの考え方を取り入れる例も現れています。このように多様なステークホルダーとのコラボレーションや柔軟な方向転換をいとわない手法は、まさにインクルーシブな創業支援の在り方と言えるでしょう。誰もがアイデア次第で挑戦者になれる風土を育み、失敗も含めた学びを共有することで、持続的なイノベーション創出を可能にしているのです。

Q3:「インクルーシブ」をどのように生かしていけばいいの?

インクルーシブという言葉は、一見分野ごとに意味合いが異なるようですが、その根底には共通した想いが流れているように感じます。それは、人や自然、あらゆる多様性を包み込み、お互いの力を活かし合おうという前向きな姿勢です。組織では上司も部下も一緒になって職場を良くし、教育現場では子どもたちが主体的に学び合います。健康では地球環境までも視野に入れ、農業では生態系と調和し、地域コミュニティでは誰もが主役になって未来を描く。そしてビジネスの世界でも、志を共にする仲間と新しい価値を創造していく。どの事例からも、「排除しない」「対立しない」で協働することの大切さが伝わってきます。

私たち一人ひとりがインクルーシブな視点を持つことで、社会はもっと優しく強くなっていくはずです。もちろん、すべてをインクルーシブに進めるのではなく、必要に応じてエクスクルーシブな判断を取り入れ、柔軟に対応していくことも重要でしょう。小さな気づきからでも、新しい視点やブレイクスルーが生まれれば嬉しいです。

私なりにインクルーシブに考えるためのポイントをまとめてみました。

常識にとらわれないで考えてみる

VUCAやBANIといった、明確な答えのない時代です。多くの人が地域を超えて交流できるようになり、テクノロジーも日々進化しています。これに伴い常識も刻々と変化しています。「リーダーは必ずしっかりしていないといけない」「畑は耕さなければいけない」など、当たり前とされてきたことをあえて見直すことで、新しい可能性や解決策が見えてくるかもしれません。

こっそりやりとりする

想いや仮説(こうしたら良いのではないか)を抱いたとき、誰にでもすぐに伝えることはおすすめしません。特に「案をすぐに否定したがる人」「自分の利益や支配欲に利用する人」には注意が必要です。また、組織の中で肩書が高い方やコミュニティのリーダー的立場にいる人ほど、変化を好まないこともあります。慎重に相手を選び、信頼できる方と丁寧にシェアしましょう。経験上、ある程度のエビデンスを準備し、伝え方のルートや方法など戦略を練れば、共感を得る可能性が高まります。反対するのではなく、解決することが大事だからです。同じような価値観を持つ人であれば、分野が異なっていても互いに理解し合い、良い刺激を与え合えるでしょう。それこそが地球環境と健康を包括的に考える、真のインクルーシブにつながるのだと思います。

視点を変えてみる

一つの視点に固執するのではなく、複数の視点で物事を見ることが重要です。自分が経験しないとわからないことも多いです。たとえ、気が進まないようなことでも、それが視点を変えるきっかけになることもあります。私は苦手なことが多いから、すべての人が苦手なことがあると心から思えていることが、今の仕事に役立っています。一人で視点を持つのは難しいと感じる場合は、その視点を持つ人と一緒に考えることをおすすめします。

この記事が、みなさまの気づきや一歩を踏み出すきっかけとなれば、とても嬉しいです。

お知らせ

最後にお知らせです。

事業開発とプロジェクトマネジメントのプロと学ぶ!~正解がない時代にプロジェクトを成功させる「動きながら考える方法」~
https://pm-bizdev-0711.peatix.com

動きながら考える方法をプロジェクトマネジメントのプロとがえりさんと事業開発の私で考えていくセミナーです。有料ですがフォローアップもあり、しっかりフォローします!宣伝すみません(;’∀’)

②夢を叶える壁打ちワークショップ 毎月11日朝 2025/7/11(金)7:00(グループ形式/無料)

https://peatix.com/event/4455413/dashboard

②夢を進める壁打ちラウンジ(1対1/無料)毎月1のつく日に不定期

開催予定 ※Dreamgateには先行掲載、Peatixにいれていきます

ご質問やご相談やお仕事として依頼したいなどは、お問い合わせフォームよりお尋ねいただけましたら、別日程でも相談をお受けいたします。

必要な方に届きますように🍀

【気になる言葉その11】「行動経済学」とは

VUCA/VANI時代の新しい事業や創業を伴奏する触媒・外部デバイスでありたい、中小企業診断士、国家資格キャリアコンサルタントの藤田です。

世にある新しい言葉をほぐして、紐解いていく気になる言葉シリーズ。
バックナンバーはこちら
その1「BANI(バニ)」その2「エシカル(ethical)」その3「カオス(chaos)」その4「ナラティブ(narrative)」その5「伴走型支援/伴奏型支援」その6「ナラティブ(narrative)リターンズ、アゲイン?!」その7「ナッジ」その8「mixi2」その9「TAMSAMSOM」その10「PA(パブリックアフェアーズ)

今回のその11は、私が大好きでたまらない「行動経済学」のお話です。ナッジともの家族のような深い関係があるので、以前ご紹介した【気になる言葉その7】ナッジの記事も、ぜひ合わせてご覧くださいませ。

Q1:行動経済学とは?

行動経済学って、なんとなく耳にしませんか。ノーベル経済学賞でも2回受賞されているんです!ただ「〇〇経済学」という言葉はとても多いので、「具体的にどういうこと?」という方も多いかもしれません。

一言でいうと、行動経済学は「人って、実は結構気分や感情に流されて動いちゃうでしょ?それって入れないとだめじゃない?」ということを研究する学問です。これまでの経済学は「人間はいつでも合理的で損得しか考えない」という前提でしたが、「いやいや、人って結構感情で動くし、損得じゃなくて決めちゃうことあるでしょう」という前提で考えるのが行動経済学。

そして「ナッジ」は、この行動経済学をうまく使って、「ちょっとした工夫(そっと背中を押すような仕掛け)で良い選択を促す方法」です。

つまり、行動経済学がベースで、その実践的な手法がナッジというわけです。行動経済学が親なら、ナッジは子供ということですね。

Q2:行動経済学を使うと、どんないいことがあるの?

行動経済学って、実はすごく身近で楽しい学問でして。「なぜ人はこう動くのかな?」とか「どうしたらみんなが喜んで動いてくれるかな?」といった、日常のちょっとした疑問や人間らしい感情を理論的に解きほぐしてくれます。最近よく使う生成AIも、人の悩みに寄り添ったり共感する回答をしてくれますが、行動経済学もまた同じように「人間ファースト」で、今の時代にぴったりな学問なんですよね。

私自身も、ダイエットしたいのについ甘いものを食べたり、予定外のものを買ってしまったり、なかなか行動に移せなかったり…。とっても人間らしい毎日を過ごしています(^^)。みなさんもきっとそんな経験にでしょうか?実はそれ、行動経済学を使うとちゃんと説明できちゃうんです。
そして逆に、行動経済学を活用すれば、無理なく楽しみながら良い行動ができるようになるかもしれません。ちょっと知りたくなってきませんか?

シチュエーション1:レジ横の「ついで買い」コーナー
レジで並んでいると、目の前に美味しそうなお菓子が…。つい「これも買っちゃお!」と手が伸びてしまいます。どうすればいいでしょう?

▼行動経済学で読み解くと:
レジ前のコーナーは、お店側の人間の「ついつい買っちゃう」心理を利用しています。お菓子や電池など、特別目的がなくても「ほしい」「あったら便利」「ストックしておきたい」と感覚で感じるものを、目に入りやすく手に取りやすい場所に置くことで自然と買いたくなるんです。

シチュエーション2:心を掴む感動CM 泣けるストーリーや笑える映像
CMや動画で「これ欲しい!」「このブランド、なんか気になる…」なぜか忘れられない、耳についてしまう…刷り込まれている…なお、幼い私は地域で流れていた制服の〇〇のCMが耳から離れず、小学校の制服は〇〇で買いたいと両親にお願いをしたんだとか。離れなかったんです(;’∀’)

▼行動経済学で読み解くと:
人は感情が動くと、理性よりも感情が優先されてしまうのです。マクダレン効果という、エチオピアの寄付を呼び掛ける広報について、理論やデータで状況を説明したケースと、マクダレンさんという女の子の話をしたケースでは、後者のマクダレンさんのほうが寄付額が伸びたそうです。感動する話や心に響く映像を見ることで共感や感情移入が生まれてしまい(以前ご紹介したナラティブの話にもつながりますけど)、理論が吹っ飛んで決断をすることも多いと思います。商品サービスなどブランド名が記憶に残ったり、「欲しい!」という強い気持ちになるのは、脳の仕組みもそうなっているんだとか…

シチュエーション3:ダイエットしたい!が、つい食べてしまう…

行動経済学で読み解くと:
食事を毎日記録する「レコーディングダイエット」やパーソナルジムでも食べたものの写真をトレーナーに送る仕組みがよくありますよね。これは毎回食べるたびに記録・撮影することで、自分自身の行動を意識するそうです。カロリーが高いものを食べると記録時に良心の呵責を感じ、そのあとは控えたり、トレーナーに見せる時に恥ずかしいので控えたり…。知らない人でも「人の目」を気になりますよね。「宣言すると願いが叶う」というアファメーション効果が言われるのも、この心理をうまく使った、これは人間の社会的動物という特性をつかっている行動経済学に基づくテクニックなんです。

Q3:行動経済学をビジネスに楽しく生かすには!?

行動経済学はビジネスや仕事のシーンでもとても役立ちます、例えば、「お客さんにもっとお店に来てもらいたい」「チームが楽しく仕事に取り組んでくれたらいいな」といったことを、ちょっとした工夫で無理なく取り組むヒントがあります。

行動経済学の活用するポイントはセミナーなどでお伝えしていますが、ここでは、「誰に」「何を」「どのように」のフレームで考えてみます。

例えばお店なら、

  • 「誰に」:お店の前をお昼時に通る人に(理想の顧客像こと「ペルソナ」といいますね!)
  • 「何を」:お店に気軽に入ってほしい、買ってほしい(特定する方がいいです)
  • 「どのように」:入り口を明るくオープンにして、気軽な雰囲気を演出する(考えられることを試してみる)

職場なら、

  • 「誰に」:職場のスタッフに(どんなスタッフになのか具体的に考えてみるといいです)
  • 「何を」:積極的にコミュニケーションをとってほしい(コミュニケーションってどういう行動なのか?数値に落とせるとよりいいです)
  • 「どのように」:休憩スペースにお菓子や飲み物を置いて、自然と集まり会話しやすい環境を作る(考えられることを試してみる)

そこに、行動経済学やナッジの理論をあてはめてみると解決策がみえてきそうです。

なお、当事務所のYouTubeチャンネル「夢を動かす壁打ちチャンネル」にてご紹介しています(2025/6/9(月)AM10:00公開予定「行動経済学(ナッジ)を使って楽しく進めよう」)

なお、当事務所のThreadsでは、「今日のナッジ」としてゆるーく行動経済学/ナッジをご紹介していますので、ぜひそちらもチェックしてみていただけると嬉しいです☺

さいごにお知らせ

当事務所では毎月ゆるっとイベントもやっています。何か質問したいことや相談したいこと、ゆるっと夢を進めたいとこっそり依頼したいことなどありましたら、お話してください。全ての方になんてことは申しませんが、ここまでみて「感覚が合いそう」と感じた方には大変うけております(笑)

①7/11(金)18:00- ハイブリット開催
事業開発とプロジェクトマネジメントのプロと学ぶ!~正解がない時代にプロジェクトを成功させる「動きながら考える方法」~
https://pm-bizdev-0711.peatix.com

動きながら考える方法をプロジェクトマネジメントのプロとがえりさんと事業開発の私で考えていくセミナーです。有料ですがフォローアップもあり、しっかりフォローします!宣伝すみません(;’∀’)

②いつもの【夢を叶える壁打ちワークショップ】  毎月11日朝 2025/6/11(水)7:00(グループ形式/無料)

毎月11日の朝7:00に、グループで夢について誰にも遠慮せず、壁打ちをし合っています。朝早くて夜型さんにはつらいかもしれませんが、朝起きは三文の徳で無料なので、気が向いたらぜひ。
詳細はこちら→ https://dreamadvance2025061107.peatix.com

③いつもの【夢を進める壁打ちラウンジ】(1対1/無料)毎月1のつく日に不定期

1対1の気軽な壁打ちタイム。毎月「1」のつく日に気が向いたら開いています。国家資格の士業として守秘義務は守っています。日程はDreamgateで先にぼそっとお知らせし、その後Peatixにも載せますので、気になったら見てください。

開催予定 ※Dreamgateには先行掲載、Peatixにいれていきます

ご質問やご相談やお仕事のご依頼は、お問い合わせフォームよりお尋ねください。

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【VUCA/VANI時代の新しいキャリアを思うその11】交流会について思うこと

VUCA/VANI時代の新しい事業や創業を伴奏する触媒・外部デバイスでありたい、中小企業診断士、国家資格キャリアコンサルタントの藤田有貴子です。

キャリアコンサルタントして「転職7回でフリーランスになったキャリア」として綴らせていただいているシリーズ
その1学生と新卒での就職について/その2社会人初期について/その3国家資格を取ることについて/その4独立自立マインドが強いかもしれないひとの生きる道/その5いろいろな方に会ってみる、その6標準パッケージとオリジナルパッケージの話/その7デジタル、バーチャルの時代のビジネスにおける価値/その8うろうろすることの意味/その9Giverとしてどういきていくか/その10直感の活用

フリーランス及び副業やフリーランスを考える方にとって、ほかの方との交流の機会は大事です。私がフリーランスになった当初は、中小企業診断士関係のつながりに比重をおきつつ、知人友人系の集まりに参加していました。2025年からはビジネス交流会など、それ以外の場にも比率を増やすことにしてみました。

昔、交流会を主宰したとき、「自ら会を主宰する」ことで気づけたこともありましたし、ネットワークも広がりました。ただ、自分の会があると「勧誘をしよう」という気持ちが働いてしまうし、繊細でダメージをひきずるし、事業第一なので、いまは以下のような「夢を叶える壁打ちワークショップ」と「夢を進める壁打ちラウンジ」など私のサービスや世界観に関心のある方と話する機会にとどめています。

ただ、人と人とのつながり、コミュニティについて観察するのは趣味・関心にあって、アウトプットすると抽象化され、自分にも役立つのでマニアとして、継続していこうと思います。

今回は、そんな「交流会について思うこと」について書いてみました。

Q1:交流力で大事なのは?(場数接点数×場の力×仕掛けの質)

A.交流会に慣れている方や関係者の方は、「まず行ってみよう(場数接点)」「場の力(設定・キャラクター)」「自分を伝えよう(仕掛け)」といいますが、それは一部当たっていると思います。

最初の「まず行ってみよう(場数接点)」は主催者が自分の会に呼びこむため使われる言葉で、あまり惑わされなくていいとは思いつつ、真実でもあります。行くと慣れてきて、これは当たり前かイレギュラーなのかや、この話は貴重なのかそうでもないかがわかると、「ここは絶対に参加しよう」「ここは参加しなくてもいいや」というような目利きができるようになります。調査結果でもAIが答えを出すにもパターン認識がいるじゃないですか、そういう感じです。

今はVUCA、BANIの不透明な時代で、SNSの投稿も、カプセルトイでも何が売れる(ばずる)かわかりません。もし、仮に成功率(というのか)を10%とすると、成功しない率は90%で、1回でも成功する確率は5回行くと、1-0.9*5=0.41(41%)ですが、10回行くと、1-0.9*10=0.686(68%)になり、70%はなんかしら成功します。営業で行動量を増やす(数をアタックする)系がいまでもあるのはそういう理由からでしょう。私は、押しが強すぎると、友人知人との信頼関係が破綻するリスクもあるし、自分の心が折れて辛いのでしませんが。

続いて「場の力(設定・キャラクター)」ですが、そもそも「設定」するには目的ということもあるのかもしれません。ただ自分が何が必要だとか、人とのつながりが欲しいとか、そういう情報を明確に持つ方はだからこそ成功できるとおもうのか、そうじゃないケースもあるように思います。ぼんやりしていることもあるし、後で考えると当初設定したのは本当の目的と違う場合も多くて、いろいろ場に行って会話をして、言葉をひねり出すことで、そのぼんやりを明確にしてくれるヒントをいただけることが多いです。その場に目的をしっかりしろ派が多いと心折れますが、ゆるい場で安全であれば、それでいいとおもっています。

「自分を伝えよう(仕掛け)」ですが、もともとキャラがあって、いえる人はそれでOK。慣れている人は「考えやすいツール」「エピソード」を持ってます。手軽にできるのは名刺とかキャッチコピー、コンパクトな商品サービスチラシ。名刺やチラシはCAMVAとかでつくれますし(パワーポイントやワードでもOK)、キャッチコピーは生成AIがだしてくれます!

なお、私のような中小企業診断士は交流会には結構いてそれだけではビジネスにおける希少性はないです。ただ、「カオスを楽しむ」ということを面白がっていただき、後でお話が来ることもあります。「カオスが楽しめる人を求めている」なんて出現率は少ないし、それをいわれてもよくわからないと思いますので(そもそもそういうひとは対象外)、接触する面積を増やす行動が大事なのです。一例としてぜひ。

Q2:参加する際に気を付けることとは?

多くの方と交流すると、当然相手から「自分の商品サービスを買ってほしい」「自分の会に入ってほしい」とお誘いをうけるケースも増えますし、それ目的の方がいます。私ものべ数10件対応して思うのは悲しいけど、「親しいというアプローチで買ってほしいというのに、買った後フォローする人はとても少ない」「フォローするといってきても、実質の行動はしない方も多い」し、時折「その商品サービスが怪しいこともある」ことです(すみません)。

そういう方からは2度と買うことはしないにしても、交流をする以上、そういうことも仕方ないとあきらめるようにします(それがどうしても許せない人はそれ以外の方法を取る方がいいと思います。他に方法はありますので)。本当に買ってほしいのであれば、人間関係を利用してくるではなく、商品そのもので勝負すべきだと思いますが、事業をしていれば、自分の商品サービスに自信を持っているし、売ることに一生懸命なので当然スイッチも入ります。それを達観するには場数と時間がかかりますけれども。

一方、そういう「吸引力の大きなひと」は人として魅力で、相応のエピソードもあり、お話を聞いているとかかわりたいという思いになる方も多い気がします(まあそれがマーケティングなわけですが)。本物であれば買った後も続くはずなんですけどね(;’∀’)そのケースで、お支払いをして覚めた時は「かかわりたいに対する対価」「いい思いをした対価」で割り切れるようになりたいです。といいつつ、納得いかないことや後で後悔することもありますが…対応策としては、「信頼できる慣れた知人友人と参加する」「疲れているなど判断力が鈍るときはいかない」「お財布が厳しいときはいかない」ということでしょうか。

ただ、購入後など実際のフォローの行動をしてくれる方や商品サービス購入後も魅力があり関係を持ちたい方とは末永くお付き合いしたいと考えています。もし、ご自分がものやサービスを売る立場であれば、知人友人として買ってくれた方には購入後も相手のためになる実際の行動(フォロー)をされると格段に信用力が高まりますし、実際成功している方や営業の方はそのようにされているように思います。

なお、ある地方の会社の社長の顧問契約を取ったコンサルタントは、1年間以上現地に通い続けて契約を取ったという話があったり、似たような事例はよく聞きます。確かに大きな決断をするには、数回お会いしただけでわかることはそう多くなく、人柄や価値観、行動様式など、時間をかけての相互理解も必要だなと感じています。ビジネスによってそういうアプローチが必要なものもあるのではないでしょうか。そういう事業をする場合は、すぐ売上としてあがってこないので(無理をするから無理なクロージングになる)、本業があっての副業としてや、他の収益の柱をもって気長に取り組むのも戦略になってくるかとおもいます。

Q3:交流会の種類とは?

ビジネス交流会にもいろんな種類がありますため、広義のものを含めあげてみました。特定のものをご紹介したり、入っていただくという意図はないので、概念的な説明にとどめます。

  • 1回限りの交流会
    • Peatix、こくちーず、交流会をされている会社、起業系だと自治体主催の会もあります。一度参加すると、参加者に紹介されクローズドの会(勉強会やお食事会を含む)もあります。このような交流会から始められてもいいかもしれません。なお、クローズドになると主催者の色や文化などがありますので、場数がないうちは入会時も検討しましょう。
  • 会員制ビジネス交流会
    • 会費を払って参加する会で、自分で申し込めるものと紹介制でお仕事でかかわる方や1回限りの交流会などで紹介されることもあります。事業をされている場合(法人や個人事業主)ではまず、事業をしている地域の商工会議所や商工会は間違いないと思います。法人であれば法人会もあります。
    • その他の場合、紹介者は基本いい面をおっしゃりますが、仕組みも文化(主にコミュニティ内のコミットなど)も会費もコミットを求められることも違いますので、ネット検索やChatGPTで裏どりをしたり、別のお仲間にも聞くのがいいと思います。会では役割を持つとより交流が増えるのは確かですが、とはいえお仕事に差しさわりがないバランスも必要です。
  • オンラインコミュニティ
    • 以前はメーリングリストでしたが、今もメーリングリスト、LINEオープンチャット、Facebookグループ、Slackなどいろいろな形でされています。活発なところそうではないところがあるようですが、オフ会などがあれば行ってみるといいかもしれません。関心がある領域で入ってみるといいのではないでしょうか。
  • 資格等の協会、同窓会組織、アルムナイの会(広義)
    • 交流自体が主目的ではなくても、交流も目的になる会です。目的や入会資格がより明確で罰則もあり、安全度は高く、長期的に信頼関係を築ける場になるかと思います。
    • 最近は、業界別の同窓会や出身企業のアルムナイの会などいろいろ切り口ができているようです。入会資格があれば入れますので探してみてもいいかもしれません。一方、年功序列や役職者への気遣いは必要になりますが。
  • 学校・スクール・創業塾・アクセラ(広義)
    • あることを学ぶという目的が結果として交流につながるケースです。起業やスタートアップの方はアクセラレーションプログラムや創業塾がそういう場になるかもしれません。資格取得のスクール、社会人学生や社会人大学院などもこれにあたるでしょうか。
    • あくまでも主目的が一番ですし、資格取得のスクールなどは交流がいい方向に働かないケースもありますが、目的が同じなのでより濃い交流ができるかもしれません。

このブログが何かのヒントになれば嬉しいです。

お知らせです

このようなことをしております。

①夢を叶える壁打ちワークショップ 2025/6/11(水)7:00(グループ形式/無料)

https://dreamadvance2025061107.peatix.com

②夢を進める壁打ちラウンジ(1対1/無料)

開催予定 ※Dreamgateには先行掲載、Peatixにいれていきます

ご質問やご相談やお仕事として依頼したいなどは、お問い合わせフォームよりお尋ねいただけましたら、別日程でも相談をお受けいたします。

【気になる言葉その10】「public affairs(パブリックアフェアーズ」とは

VUCA/VANI時代の新しい事業や創業を伴奏する触媒・外部デバイスでありたい、中小企業診断士、国家資格キャリアコンサルタントの藤田です。

世にある新しい言葉をほぐして、紐解いていく気になる言葉シリーズ。
過去記事はこちらです。
第1弾「BANI(バニ)」はいかがでしょうか。第2弾は「エシカル(ethical)」です。第3弾の「カオス(chaos)」をに続き、第4弾の「ナラティブ(narrative)」、第5弾「伴走型支援/伴奏型支援」に続き、第6弾再び「ナラティブ(narrative)リターンズ、アゲイン?!」第7弾「ナッジ」第8弾「mixi2」第9弾TAMSAMSOM

今回その10は、「PA(パブリックアフェアーズ)」です。私も概念については聞くことはありますが、言葉としては初耳でした。早速ChatGPTのDeepresearchさんと連携しつつ、調べてみました。

Q1:パブリックアフェアーズ(PA)とは?

英語の組みあわせって多いですよね。

PA??
パーキングエリア?
風邪薬?
プロセスオートメーション (Process Automation)?
ポリアミド (Polyamide)?(ナイロン)
Protection Grade of UVA (Protection Grade of UVA)?
ぱ…?

じゃあ、なんでしょう?

正解は「パブリックアフェアーズ」。ちょっと聞きなれないこと響きですが、実はわたくしたちの生活に関係しています。企業や業界団体が政府や地域社会と一緒に課題を解決するために働きかける活動のことなんです。

以下の記事によると「企業が政治・社会・コミュニティなど多様な外部環境と戦略的につながる」ために必要な活動となされているようです。

海外で定着、日本でも拡がりつつあるPAの重要性

https://note.com/atsushinagashima/n/n5df084f05f1c

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イメージすると、PPP(官民連携)がいろんな人たちが集まる「箱」だとすると、PAはその箱の中であっちこっち動き回る「矢印」みたいなものという気がします。

例えば、あなたが画期的な社会課題解決する新しい方法を考えついたとします。絶対それで救われる人もいるし、世の中にとっていい、ただ、法律や規制があってして前に進めない……そんな時、行政や社会に「ちょっと話を聞いてくれませんか」と声をかけ、対話をして理解してもらいながら新しいルールを一緒につくる活動もPAの役割です。まさに、社会と企業をつなぐコミュニケーションです。

あるいは、社会課題解決は既存の経済原理にもってくると、相手に負担させてはいけないとか、寄付だけでは集まりにくいとか、ボランティアにしましょうといっても続かないし、大きくできないということもあるかもしれません。

この課題は行政サービスとしてあると絶対に良いので、委託事業としてできないかと行政に働きかけることも含まれます。

Q2:PAをほぐしてみる

PA、実は見た目以上に奥深い世界です。ちょっとほぐしてみましょう。

対政治(ロビー活動): 政府や議員さんに、「法律を変えるべき理由は、これこれこうなんです!」と丁寧にお伝えして、説明し法律策定などについてご協力をいただきます。従来は政治家さんを訪ねていき、会議室でお話しするイメージとすると、PAはオープンに「みんなで問題を共有して解決しよう」というイメージです。

対社会(イシュー・マネジメント): 自分たちの考える社会課題と世の中で話題になっている事項より、当時問題意識を持っている方や同じ問題を扱っているグループに話を聞いたり、連携や交流したりなどです。

対地域日常(文字化けしていますが・・・)
(ステークホルダー・エンゲージメント): 地域住民やNPO、メディアなどいろんな人と仲良くなり、一緒に問題解決に取り組む活動です。コミュ力の見せどころ!
(コミュニティ・リレーションズ): 地元のイベント支援や地域活動に参加して、日常的に地域社会との信頼関係をつくる活動です。「ご近所付き合い」も大切です。

対みんなの非日常(危機管理): トラブル発生という緊急事態に、落ち着いて迅速な対応を行うことについて話します。BCP(事業継続力強化計画)などがあります。

対投資家(CSR): 企業が社会貢献やエシカルを通じて信頼を高め、投資家にも安心感を与える活動です。「信頼は一日にして成らず」なんです。

こんなふうに、PAは政治や社会、地域などいろんな相手と幅広くコミュニケーションを取りながら問題解決に取り組みます。まさにコミュニケーションのオールラウンダー、「非市場戦略の総合格闘技」といえるのではないでしょうか。

ちなみにPAに似た言葉でPR(広報)やGR(政府渉外)があります。PRは企業のイメージアップを目的とし、GRは政府とのやりとりに特化しています。一方、PAはそれらを包括しながら、もっと広く社会問題や公共政策までフォローするスーパーマン的な存在ではないかとおもいます。

Q3:PAを活用するには?

PAが活躍する舞台は介護、動物愛護、環境保護など本当に幅広いと思われます。社会課題について共感を得る見方を増やしていくことと思いますが、活用するにはこういう感じではないかと思ったりします。

  1. 社会に共感されるテーマを選ぶこと
    持っている社会の課題から「社会が良くなる」視点で賛同者が多くて、わかりやすいテーマとして打ち出すといいかもしれません。
  2. 専門知識を持つ人とチームを組むこと
    政策や法律など、専門的な知識を持った人の助けを借りると心強いです。専門家が個人的に課題を感じておられると、プロボノをしてくださるケースもありますし、専門特化した分野ではなければ行政などの無料相談なども活用できる場面もあります。業界団体などは知識をお持ちかもしれませんし、セミナーなどなさっていることも多いです。
  3. コミュニケーションは誠実で透明に
    自分の伝えたいことを受け取っていただく見方を増やすためには、グループとしての誠実さ、構成員のお人柄も大事になってきます。オープンで真摯で誠実な姿勢が最も大事になります。偉人の方やそのような方の姿勢を見習うということになってくるかもしれません。

最近ではSNSやオンラインメディアを駆使して、社会にメッセージを発信し、幅広く共感を得ることもおおいです。「映え」「わかりやすさ」も大切ですが、行動の積み重ねや真摯さ、裏表がないことなどが人を動かす気がします。

PAは、企業や団体が社会と手を取り合いながら新しい未来を作り上げるための強力なツールになるのではないでしょうか。身近な課題にもぜひPAを活用できる場面があれば意識されてみるといいかもしれません。

お知らせ
毎月11日(原則)開催の「夢を進める壁打ちラウンジ(2025年1月に夢をかなえるか壁打ちラウンジより改名)」では無料で開催しています。スケジュールはこちら(DreamGateのホームページ)です。ご質問やご相談やお仕事として依頼したいなどは、お問い合わせフォームよりお尋ねいただけましたら、別日程でも相談をお受けいたします。

【VUCA/VANI時代の新しいキャリアを思うその10】直感の活用

VUCA/VANI時代の新しい事業や創業を伴奏する触媒・外部デバイスでありたい、中小企業診断士、国家資格キャリアコンサルタントの藤田有貴子です。

キャリアコンサルタントして「転職7回でフリーランスになったキャリア」として綴らせていただいているシリーズ
その1学生と新卒での就職について/その2社会人初期について/その3国家資格を取ることについて/その4独立自立マインドが強いかもしれないひとの生きる道/その5いろいろな方に会ってみる、その6標準パッケージとオリジナルパッケージの話/その7デジタル、バーチャルの時代のビジネスにおける価値/その8うろうろすることの意味/その9Giverとしてどういきていくか

先日、自分に来たお仕事がどうやってきたかを振り返ってみました。意図的に進めたものもありますが、直感で「いいな」と思って申し込んだことから3年後に問い合わせが来たり、2-3年前飲み会でお隣だった方からのご紹介だったり、たまたま思い出してメールをした方からのご紹介だったり…。どうも再現性がないことばかりなのです。

お仕事柄、マーケティングの相談を受けることも多いのですが。ただ、起業のはじめや小規模の事業はセオリーだけで予測できるものでもなく、「結局は自分なりにとにかく動きやすい方法で、動いてみましょう」がアドバイスになるものでして…

みなさまにも、偶然の出会いや小さなきっかけが大きな転機になった経験があるかと思います。実は人のキャリアの約8割は偶然の要素で決まるとも言われています。この偶然を積極的に活かし、自分らしいキャリアを築こうというのが、キャリアコンサルティングの大家クランボルツ博士が提唱した「プランドハプンスタンス理論」です。

今回は、そんな偶然をうまく味方につける鍵のひとつ「直感」について書いてみました。

Q1:直感とは?

A.直感とは、「瞬間的に物事の本質を捉え、判断や決断を下す能力」のことです。理論や論理を積み重ねるのではなく、「なんとなく感じる」という感覚に近いかもしれません。

直感とは、「瞬間的に物事の本質を捉え、判断や決断を下す能力」のことです。理論や論理ではなく、「なんとなく感じる」という感覚です。

心理学者ダニエル・カーネマンは著書『ファスト&スロー』の中で、私たちの思考を「システム1(早い思考)」と「システム2(遅い思考)」に分類しています。「システム1」は直感的で自動的な思考を指し、経験に基づいた素早い判断を行います。一方「システム2」は論理的で分析的な思考です。実際の私たちの日常生活やビジネスの場面では、多くの判断がこの直感的な「システム1」によって瞬時に処理されていると言われています。

また、実際の研究でも直感的な判断が経験豊富なプロフェッショナルほど正確性が高いという結果があります。これは直感が、過去の膨大な経験と知識の蓄積によるものだということを示しています。

Q2:直感を活用するとは?

「直感」と聞くと、「根拠がないから信用できない」と感じる方も多いかもしれません。でも、実はとても信頼できるヒントになることもあります。

例えばスティーブ・ジョブズはiPhoneなどの製品開発に、松下幸之助は経営判断において直感を非常に大切にしました。聞いた話でふと話しかけた人が自分がずっと悩んでいたことを解決してくれたという話も聞きます。「なんとなく」の感覚が、結果的に大きな成功につながった例は数え切れません。

直感を信じることは、つまり自分自身が積み上げてきた経験を信じること。AIが膨大なデータから最適な答えを出すように、私たちの直感も過去の人生経験という膨大なデータベースから瞬時に導き出される答えなのかもしれません。

Q3:直感を気軽に試すには?

直感を活用する方法としては、主に2つあります。

  • 受動的「降りてくる」方法
    • ふとした瞬間に、ひらめいたり、イメージや映像、声が頭に浮かぶことがあります。時には少し時間を置いてから直感的な答えが降りてくることもあります。これはひとによって違う気がします。日記をつける(ジャーナリング)されているケースもありますね。
  • 能動的「自分で探す」方法
    • 以下のようなツールを用いて、意識的に直感を引き出します。
      • コインを投げて表裏で決める
      • タロットカードや好きなカードを引いてみる
      • 易占い(3つのサイコロを振って占う方法)を試してみる

なお、私は能動的のほうではよく易を使います。易セットでサイコロを振って出た結果をChatGPTに入力し、ひもといて決断をしています。直感を意識的に使うことで、迷いが少なくなり、より心地よい決断ができるようになった気がします。

直感で出た結果をまずは信じてみることも大事ですし、もし違和感を感じたら無理に従わず、柔軟に自分の気持ちを優先してみてください。結局、決めるのは自分自身なのですから。
どこか場所に行ってみようとか、3日まとう、ということもあるかもしれません。

VUCA/VANI時代は変化が激しく、ロジックだけでは予測しきれないことも多く起こります。だからこそ、あなた自身が丁寧に積み重ねてきた人生経験から生まれる「直感」を、ぜひ味方につけてみてはいかがでしょうか。

このブログが何かのヒントになれば嬉しいです。

お知らせです

①夢を叶える壁打ちワークショップ 2025/5/11(日)7:00

②夢を進める壁打ちラウンジ(1対1)

開催予定

ご質問やご相談やお仕事として依頼したいなどは、お問い合わせフォームよりお尋ねいただけましたら、別日程でも相談をお受けいたします。

【VUCA/VANI時代の新しいキャリアを思うその9】giverとしてどう生きていくか

VUCA/VANI時代の新しい事業や創業を伴奏する触媒・外部デバイスでありたい、中小企業診断士、国家資格キャリアコンサルタントの藤田有貴子です。

キャリアコンサルタントして「転職7回でフリーランスになったキャリア」として綴らせていただいているシリーズ
その1学生と新卒での就職について/その2社会人初期について/その3国家資格を取ることについて/その4独立自立マインドが強いかもしれないひとの生きる道/その5いろいろな方に会ってみる、その6標準パッケージとオリジナルパッケージの話/その7デジタル、バーチャルの時代のビジネスにおける価値/その8うろうろすることの意味

今回は、先日ある方に「天然のgiverですよね」といわれたことがあり、giverについて生成AIから引用しつつ、深めてみようと思います。

Q:ギバー(giver)とは

A:ChatGPTさんにお聞きしてみました。

ーーー(引用はじめ)ーーーー

「ギバー(Giver)」とは、他者を中心に考え、相手が何を求めているかを注意深く考えるタイプの人を指します。 ​彼らは与えることに対して見返りを期待せず、手を差し伸べる、いわば「奉仕する人」です。​心理学ワークショップ+4スポーツナビ+4note(ノート)+4

この概念は、アダム・グラント氏の著書『GIVE & TAKE(ギブ・アンド・テイク)』で提唱されたもので、同書では人間の行動パターンを「ギバー」「テイカー」「マッチャー」の3つに分類しています。 ​「ギバー」は他者に惜しみなく与える人、「テイカー」は常に多くを受け取ろうとする人、「マッチャー」は与えることと受け取ることのバランスを考える人と定義されています。​スポーツナビ+7note(ノート)+7Foresight+7スポーツナビ+2仕事探し | Indeed (インディード)+2note(ノート)+2

また、ギバーには2つのタイプが存在します。​一つは「自己犠牲型」で、他者の利益には関心があるが、自分の利益には無頓着で、人に与える一方で自分の利益を損なってしまうタイプです。​もう一つは「他者思考型」で、他者の利益と自己の利益の双方に関心があり、受け取るより多く与えるが、自分にも他者から還元されるように行動するタイプです。 ​Foresight+3スポーツナビ+3仕事探し | Indeed (インディード)+3

このように、ギバーの行動は他者への配慮と自己利益のバランスによって異なり、成功や幸福感にも影響を与えるとされています。

ーーー(引用終わり)ーーーー

Giverは​「自己犠牲型」と「他者思考型」があるということで。「自己犠牲型」は疲れてしまう(私も過去何度も疲れています…)ので、他者の利益と自己の利益の双方に関心があり、受け取るより多く与えるが、自分にも他者から還元されるように行動するタイプである「他者思考型」について深めていこうと思います。

Q2:「他者思考型giver」はなぜ幸福感が高いか?

A:こちらについてもChatGPTPROさんにご相談させていただきました(ありがとうございます)。

ーーー(引用はじめ)ーーーー

「ギバー(Giver)」とは、他者に惜しみなく与える人を指し、アダム・グラント氏の著書『GIVE & TAKE(ギブ・アンド・テイク)』で提唱された概念です。 ​

ギバーが幸福感を得る理論的背景として、ポジティブ心理学の「PERMAモデル」が挙げられます。​このモデルは、幸福感を構成する5つの要素を示しています。 ​positivepsych.jp+2Musubuライブラリ | BtoBをハックする BtoB大百科+2sparkle-wellbeing.com+2

  1. Positive Emotion(ポジティブ感情): 愛や感謝、喜びなどの肯定的な感情。​Musubuライブラリ | BtoBをハックする BtoB大百科
  2. Engagement(没頭): 時間を忘れるほど何かに夢中になる状態。​Musubuライブラリ | BtoBをハックする BtoB大百科
  3. Relationship(良好な人間関係): 他者との良好な関係性。​
  4. Meaning(人生の意味): 自分より大きな何かに貢献することで得られる意義。​dakaboku.jp
  5. Accomplishment(達成感): 目標を達成した際の満足感。​

ギバーは、他者への貢献を通じて「Relationship」や「Meaning」を深め、結果として「Positive Emotion」や「Accomplishment」を得ることができます。​これにより、持続的な幸福感(ウェルビーイング)が向上するとされています。​sparkle-wellbeing.com+1Musubuライブラリ | BtoBをハックする BtoB大百科+1

また、ギバーの中でも「他者志向タイプ」の人は、相手の利益を考えつつも自分の利益も見失わないため、自己犠牲に陥らず、幸福感を維持しやすいと指摘されています。 ​yoi

さらに、ポジティブな思考を持つことは、長生きや生涯年収の向上など、豊かな人生につながるとされています。 ​Schoo

これらの理論から、ギバーの行動は幸福感の向上に寄与すると考えられています。

ーーー(引用終わり)ーーーー

「他者思考型giver」になると、いいことばかりですね^^

あと、ここで大事なことは「器」「ステージ」ということだと思います。「虫の目、鳥の目、魚の目でみましょう」※という言葉がありますが、器がある、つまり様々な視点を使い分けることで多くの気づきが得られる気がします。「他者思考型giver」の最終系は「器の大きな人だ」と思ったりしました。

※「虫の目、鳥の目、魚の目」とは、物事を多面的に捉えるための視点の例え。虫の目(ミクロの視点)細部を注意深く観察し、現場や具体的な事象を深掘りする視点、鳥の目(マクロの視点)上空から俯瞰するように、全体像や広い視野で状況を把握する視点。魚の目(トレンドの視点)時間の流れや変化、トレンドを捉え、時代の流れを見極める視点。

Q3:「他者思考型giver」としてどう生きていくか

1:他者の利益とは

「相手の喜び」や「相手が得をすること」ということですね。それが短期的なところだったり、長期的なところだったり、どういう立場だったり、視点があるような気がします。

私は、酒席で前に座っている相手のビールが空いているところが全く分からないんです。それだけを気にしようとすると会話できない(;’∀’)酒席で言うと「とりあえずビール」でビール以外を頼んではいけない空気もどうも苦手です。特に「女性がすべき」というところがあるとしんどかったです。でも今はそういう空気感は減っていていい時代です。

一方、相手の話を聞いてふわっと何が必要かとらえるのは比較的得意かもしれません。ビジネスをされたい方のお話をお聞きしていると、事業計画やビジネスモデルなどのイメージがつながっていて、直感で身体でストーリーが始まり育っていきます。

ここでいえるのは相手の喜びを感じ取れるポイントは各自のギフト(個性)ではないかということで、その部分を強めていけばいいのではと思います。フリーランスになって得意分野に寄せて、苦手なことはできるだけ得意な人にふりますし、逃げます。

もちろん「これといって得意なことはないんです」というかたはおそらく総合型だったり、まだ明らかになっていない個性があるということで、今あることを自分ができる範囲で貢献したり、手伝ったり、気づいたことを言ったりして、それぞれ他者の利益を考えればいいと思います。

「どうしても無理なんです」であればその場があっていないかもしれません。ビギナーであれば、だれかがサポートしてくれるシステムがあるはずです。なければ、誰かに相談をしてその方法でトライしてみたうえで、難しければ変えるということに許容度が高まっています。一方持ちこたえることでついた力は経験の力でまねされにくい独自のものです。それも選択です。
相談する相手は、上司や先輩、価値観をわかってくれる第三者の理解者(ここ大事、社外であることもあるかも)、心理系のカウンセラーさんなど心理的医療的な視点でもあってもいいとおもっています。ただここで違う方向に引っ張る方もいるので、複数名聞くようにしています。選択肢のひとりとして生成AIもおすすめです。

ここで言いたかったのは「自分なりに他者の利益や他社の意思の尊重を考えるならOKではないか」ということです。その自由度が個性になるように思います。

2:自己の利益とは

私自身もGiver(ギバー)というと、自己犠牲型という自分がすり減ってしまうイメージを持っていました。年を重ねると、経験値が上がり、耐性ができてきた気がします。

どんな相手と自分でも何かの資源が行き来します。それが自分にとって利益となる資源とは「お金」と「時間」と「感情」などに分けられ、それがマイナスになっている状態が続いてしまうというのが自己犠牲だと思っています。

お金:相手が不当に働かせようとしていないか、お金をとってこないか
時間:相手が自分に対し、自分への報酬がないのに一方的に時間を要求してこないか
感情:相手が自分に対し、嫌がらせをしていないか。自分と人で態度を変えていないか

ここで相手にはだます意図はなく、魅力的ないい人であるという例があります。相手は相手でがんばっています。これをチョイスするのは自分自身の決断です。この線引きを決めると楽になりました。幸い、会社の従業員であればハラスメントは大きな問題として解決もされつつあります。フリーランス法として一部守られてきていて、いい時代になっています。
なお、お金も時間も投じたいのが「推し」ということでしょう。
ただこの辺りは「お互いにどう思うか」も大きいので完全にはなくならないと思います。

これについては、

1:「肉体の限界を理解する」 疲れていると気づきにくいです。身体は大事です。後で振り返ると別の気づきがあったり会います。
2:「自分がやりたくてやっているか」主導権は自分にあるかを考えることも大事です。人生生きていると「めんどくさいのでつきあう」「あえてゆだねて楽しむ」というケースもありますが、それもあくまでも主導権は自分にあります。それが難しければ手放すのもありかと思います。
3:「自分が何が欲しいかを明確にする」 これがほしいならこれは許容するというようにメリットデメリットでロジックを入れて、納得をすることもできます(無理に納得するということではなく、心から納得するのを数値とか見えやすい指標で助けるという意味です)。ただ私もそうですが、欲しいとか、わからないなど判別がついていない分野もあるので、それについてはほかの大事だったりすることや直感に頼るか相談するかなのかもしれません。

あげてみましたが、いかがでしょうか。みなさまにとって何かヒットするものがあると嬉しいです。

お知らせです

①夢を叶える壁打ちワークショップ 2025/3/21(金)7:00-と21:30-開催

朝(早朝7:00~8:40)[PG010]夢をかなえる壁打ちワークショップ(朝編)
公式サイトはこちら、事前申し込みのpeatixはこちら

夜(深夜21:30~22:50)[PG009]夢をかなえる壁打ちワークショップ(夜編)
公式サイトはこちら、事前申し込みのpeatixはこちら

②夢を進める壁打ちラウンジ(1対1)

開催予定

ご質問やご相談やお仕事として依頼したいなどは、お問い合わせフォームよりお尋ねいただけましたら、別日程でも相談をお受けいたします。