【VUCA/VANI時代の新しいキャリアを思うその9】giverとしてどう生きていくか

VUCA/VANI時代の新しい事業や創業を伴奏する触媒・外部デバイスでありたい、中小企業診断士、国家資格キャリアコンサルタントの藤田有貴子です。

キャリアコンサルタントして「転職7回でフリーランスになったキャリア」として綴らせていただいているシリーズ
その1学生と新卒での就職について/その2社会人初期について/その3国家資格を取ることについて/その4独立自立マインドが強いかもしれないひとの生きる道/その5いろいろな方に会ってみる、その6標準パッケージとオリジナルパッケージの話/その7デジタル、バーチャルの時代のビジネスにおける価値/その8うろうろすることの意味

今回は、先日ある方に「天然のgiverですよね」といわれたことがあり、giverについて生成AIから引用しつつ、深めてみようと思います。

Q:ギバー(giver)とは

A:ChatGPTさんにお聞きしてみました。

ーーー(引用はじめ)ーーーー

「ギバー(Giver)」とは、他者を中心に考え、相手が何を求めているかを注意深く考えるタイプの人を指します。 ​彼らは与えることに対して見返りを期待せず、手を差し伸べる、いわば「奉仕する人」です。​心理学ワークショップ+4スポーツナビ+4note(ノート)+4

この概念は、アダム・グラント氏の著書『GIVE & TAKE(ギブ・アンド・テイク)』で提唱されたもので、同書では人間の行動パターンを「ギバー」「テイカー」「マッチャー」の3つに分類しています。 ​「ギバー」は他者に惜しみなく与える人、「テイカー」は常に多くを受け取ろうとする人、「マッチャー」は与えることと受け取ることのバランスを考える人と定義されています。​スポーツナビ+7note(ノート)+7Foresight+7スポーツナビ+2仕事探し | Indeed (インディード)+2note(ノート)+2

また、ギバーには2つのタイプが存在します。​一つは「自己犠牲型」で、他者の利益には関心があるが、自分の利益には無頓着で、人に与える一方で自分の利益を損なってしまうタイプです。​もう一つは「他者思考型」で、他者の利益と自己の利益の双方に関心があり、受け取るより多く与えるが、自分にも他者から還元されるように行動するタイプです。 ​Foresight+3スポーツナビ+3仕事探し | Indeed (インディード)+3

このように、ギバーの行動は他者への配慮と自己利益のバランスによって異なり、成功や幸福感にも影響を与えるとされています。

ーーー(引用終わり)ーーーー

Giverは​「自己犠牲型」と「他者思考型」があるということで。「自己犠牲型」は疲れてしまう(私も過去何度も疲れています…)ので、他者の利益と自己の利益の双方に関心があり、受け取るより多く与えるが、自分にも他者から還元されるように行動するタイプである「他者思考型」について深めていこうと思います。

Q2:「他者思考型giver」はなぜ幸福感が高いか?

A:こちらについてもChatGPTPROさんにご相談させていただきました(ありがとうございます)。

ーーー(引用はじめ)ーーーー

「ギバー(Giver)」とは、他者に惜しみなく与える人を指し、アダム・グラント氏の著書『GIVE & TAKE(ギブ・アンド・テイク)』で提唱された概念です。 ​

ギバーが幸福感を得る理論的背景として、ポジティブ心理学の「PERMAモデル」が挙げられます。​このモデルは、幸福感を構成する5つの要素を示しています。 ​positivepsych.jp+2Musubuライブラリ | BtoBをハックする BtoB大百科+2sparkle-wellbeing.com+2

  1. Positive Emotion(ポジティブ感情): 愛や感謝、喜びなどの肯定的な感情。​Musubuライブラリ | BtoBをハックする BtoB大百科
  2. Engagement(没頭): 時間を忘れるほど何かに夢中になる状態。​Musubuライブラリ | BtoBをハックする BtoB大百科
  3. Relationship(良好な人間関係): 他者との良好な関係性。​
  4. Meaning(人生の意味): 自分より大きな何かに貢献することで得られる意義。​dakaboku.jp
  5. Accomplishment(達成感): 目標を達成した際の満足感。​

ギバーは、他者への貢献を通じて「Relationship」や「Meaning」を深め、結果として「Positive Emotion」や「Accomplishment」を得ることができます。​これにより、持続的な幸福感(ウェルビーイング)が向上するとされています。​sparkle-wellbeing.com+1Musubuライブラリ | BtoBをハックする BtoB大百科+1

また、ギバーの中でも「他者志向タイプ」の人は、相手の利益を考えつつも自分の利益も見失わないため、自己犠牲に陥らず、幸福感を維持しやすいと指摘されています。 ​yoi

さらに、ポジティブな思考を持つことは、長生きや生涯年収の向上など、豊かな人生につながるとされています。 ​Schoo

これらの理論から、ギバーの行動は幸福感の向上に寄与すると考えられています。

ーーー(引用終わり)ーーーー

「他者思考型giver」になると、いいことばかりですね^^

あと、ここで大事なことは「器」「ステージ」ということだと思います。「虫の目、鳥の目、魚の目でみましょう」※という言葉がありますが、器がある、つまり様々な視点を使い分けることで多くの気づきが得られる気がします。「他者思考型giver」の最終系は「器の大きな人だ」と思ったりしました。

※「虫の目、鳥の目、魚の目」とは、物事を多面的に捉えるための視点の例え。虫の目(ミクロの視点)細部を注意深く観察し、現場や具体的な事象を深掘りする視点、鳥の目(マクロの視点)上空から俯瞰するように、全体像や広い視野で状況を把握する視点。魚の目(トレンドの視点)時間の流れや変化、トレンドを捉え、時代の流れを見極める視点。

Q3:「他者思考型giver」としてどう生きていくか

1:他者の利益とは

「相手の喜び」や「相手が得をすること」ということですね。それが短期的なところだったり、長期的なところだったり、どういう立場だったり、視点があるような気がします。

私は、酒席で前に座っている相手のビールが空いているところが全く分からないんです。それだけを気にしようとすると会話できない(;’∀’)酒席で言うと「とりあえずビール」でビール以外を頼んではいけない空気もどうも苦手です。特に「女性がすべき」というところがあるとしんどかったです。でも今はそういう空気感は減っていていい時代です。

一方、相手の話を聞いてふわっと何が必要かとらえるのは比較的得意かもしれません。ビジネスをされたい方のお話をお聞きしていると、事業計画やビジネスモデルなどのイメージがつながっていて、直感で身体でストーリーが始まり育っていきます。

ここでいえるのは相手の喜びを感じ取れるポイントは各自のギフト(個性)ではないかということで、その部分を強めていけばいいのではと思います。フリーランスになって得意分野に寄せて、苦手なことはできるだけ得意な人にふりますし、逃げます。

もちろん「これといって得意なことはないんです」というかたはおそらく総合型だったり、まだ明らかになっていない個性があるということで、今あることを自分ができる範囲で貢献したり、手伝ったり、気づいたことを言ったりして、それぞれ他者の利益を考えればいいと思います。

「どうしても無理なんです」であればその場があっていないかもしれません。ビギナーであれば、だれかがサポートしてくれるシステムがあるはずです。なければ、誰かに相談をしてその方法でトライしてみたうえで、難しければ変えるということに許容度が高まっています。一方持ちこたえることでついた力は経験の力でまねされにくい独自のものです。それも選択です。
相談する相手は、上司や先輩、価値観をわかってくれる第三者の理解者(ここ大事、社外であることもあるかも)、心理系のカウンセラーさんなど心理的医療的な視点でもあってもいいとおもっています。ただここで違う方向に引っ張る方もいるので、複数名聞くようにしています。選択肢のひとりとして生成AIもおすすめです。

ここで言いたかったのは「自分なりに他者の利益や他社の意思の尊重を考えるならOKではないか」ということです。その自由度が個性になるように思います。

2:自己の利益とは

私自身もGiver(ギバー)というと、自己犠牲型という自分がすり減ってしまうイメージを持っていました。年を重ねると、経験値が上がり、耐性ができてきた気がします。

どんな相手と自分でも何かの資源が行き来します。それが自分にとって利益となる資源とは「お金」と「時間」と「感情」などに分けられ、それがマイナスになっている状態が続いてしまうというのが自己犠牲だと思っています。

お金:相手が不当に働かせようとしていないか、お金をとってこないか
時間:相手が自分に対し、自分への報酬がないのに一方的に時間を要求してこないか
感情:相手が自分に対し、嫌がらせをしていないか。自分と人で態度を変えていないか

ここで相手にはだます意図はなく、魅力的ないい人であるという例があります。相手は相手でがんばっています。これをチョイスするのは自分自身の決断です。この線引きを決めると楽になりました。幸い、会社の従業員であればハラスメントは大きな問題として解決もされつつあります。フリーランス法として一部守られてきていて、いい時代になっています。
なお、お金も時間も投じたいのが「推し」ということでしょう。
ただこの辺りは「お互いにどう思うか」も大きいので完全にはなくならないと思います。

これについては、

1:「肉体の限界を理解する」 疲れていると気づきにくいです。身体は大事です。後で振り返ると別の気づきがあったり会います。
2:「自分がやりたくてやっているか」主導権は自分にあるかを考えることも大事です。人生生きていると「めんどくさいのでつきあう」「あえてゆだねて楽しむ」というケースもありますが、それもあくまでも主導権は自分にあります。それが難しければ手放すのもありかと思います。
3:「自分が何が欲しいかを明確にする」 これがほしいならこれは許容するというようにメリットデメリットでロジックを入れて、納得をすることもできます(無理に納得するということではなく、心から納得するのを数値とか見えやすい指標で助けるという意味です)。ただ私もそうですが、欲しいとか、わからないなど判別がついていない分野もあるので、それについてはほかの大事だったりすることや直感に頼るか相談するかなのかもしれません。

あげてみましたが、いかがでしょうか。みなさまにとって何かヒットするものがあると嬉しいです。

お知らせです

①夢を叶える壁打ちワークショップ 2025/3/21(金)7:00-と21:30-開催

朝(早朝7:00~8:40)[PG010]夢をかなえる壁打ちワークショップ(朝編)
公式サイトはこちら、事前申し込みのpeatixはこちら

夜(深夜21:30~22:50)[PG009]夢をかなえる壁打ちワークショップ(夜編)
公式サイトはこちら、事前申し込みのpeatixはこちら

②夢を進める壁打ちラウンジ(1対1)

開催予定

ご質問やご相談やお仕事として依頼したいなどは、お問い合わせフォームよりお尋ねいただけましたら、別日程でも相談をお受けいたします。

【VUCA/VANI時代の新しいキャリアを思うその8】うろうろすることの意味

VUCA/VANI時代の新しい事業や創業を伴奏する触媒・外部デバイスでありたい、中小企業診断士、国家資格キャリアコンサルタントの藤田有貴子です。

キャリアコンサルタントして「転職7回でフリーランスになったキャリア」として綴らせていただいているシリーズ
その1学生と新卒での就職について/その2社会人初期について/その3国家資格を取ることについて/その4独立自立マインドが強いかもしれないひとの生きる道/その5いろいろな方に会ってみる、その6標準パッケージとオリジナルパッケージの話/その7デジタル、バーチャルの時代のビジネスにおける価値

今回は、大赦日×一粒万倍日×虎の日という2025年の最強開運日の1つの2025年3月10公開で「その5いろいろな人に会ってみる」の続きとして、「うろうろすることの意味」について書きたいと思います。

Q:なぜうろうろするのがいいか

A:ひとことでいうと、このホームページのシリーズ名の通り、VUCAであり、VANIであり、「正解はないし、あっても変わるから」です。

なぜそうかというと、私の原体験にあるような気がします。新卒で入ったマーケティングリサーチ会社とシンクタンクでは5年後のテーマを調査する最初に文献調査をしていましたが、「言葉が1つでまとまってない」問題に苦しめられました。言い出した方や会社は、その言葉は新しいものであり、その言葉を広めたい、影響を与えたいという思いがあり、それをPRをしていくわけなので、言葉は整理されていないということ。それの定義を合わせて整理していくことから理解が始まりました。

言葉をいろいろ生み出すことを否定する気持ちはないのですが(私もその立場ならそうします)、新しい何かを知りたい立場の場合、言葉は1つの系統とは限らないということ。同じことをいろいろな世界から言われている可能性もあるということです。

例えば、「DXって、昔からやっていることなんだよね」というコンサルタントの方がいたりします。ちなみに、DXはデジタルトランスフォーメーションのことで、「IT技術により業務や経営自体を変革し、生産性向上や顧客満足などをしていくこと」ということです。その方はもともとITツール導入ひとつでも企業全体をみて組織を変えていく気持ちでやっているのであれば、それは間違っていません。

DXという言葉が生まれたのは、「デジタルでこんなにできるんだし、変えていかないとダメでしょ」という魂の叫びかもしれませんね。あれ、違う方向に行きました…

1つの視点だけでみると、全体像が見えてきません。指揮者の方は様々な楽器をみていて、全体の音楽を奏でるリードをされていますが、やはり楽器の数や組み合わせでできる音楽も変わってくる気がします。オーケストラメンバーが決まっているなら、メンバーの持ち味もみてくださっているのでしょうね。リサーチ時代「3方向からみよ」と教わりましたが、もちろん検索エンジンや、生成AIできくとそれなりのものがでてきて便利なのですが、予想がつかない方向からやりたいことにヒットすることが洗われるような気がしています。

Q:うろうろの効果は?

A:知りたいことをキャッチできる確率が高まる、いやみつけられるからです。

話を進める前に「マインドワンダリング」という気持ちがうろうろするという言葉をご紹介します。
ネガティブな意味でとらえている場面もあるようですが、私はポジティブにとらえています。

うろうろすることとは、自分ひとりで思索にふけることや、安全な場で誰かと話してみること、思い付きや直感で行動してみることではいえるのでではないかとおもいます。

「セレンディピティ」(幸福な偶然)という言葉があり、映画にもなりました。幸福な偶然を捕まえるといっても、偶然なのでパーセントは低いわけで(よくあるなら偶然とはいえない)、起きる表面積を広げることで、つかみとれるのではないかとおもっています。

また、ナッジ理論(行動経済学)には、意識するとそれに関連するものが気になるようになる「カラーバス効果」というのがあります。みなさまもそのようなご経験があるでしょう。ふわっと決めてうろうろすることなのだとおもいます。

あとクリエイティブ系のものって7割までは努力で行くけどそれから伸びが悪くなることはありませんか。精緻にするところは生成AIにお願いできるようになりましたが、これはツールを使えば、だれにでもできてしまいます。その先にある誰かの心を動かす(共感する)ことは余裕だったり、その人らしさだったり、それには気づかなかった!というところだとおもうのです。正解はないし、それこそがうろうろで探せる何かなのではと感じています。

Q:うろうろするポイントは?

A:いくつかお伝えします。

1:ひとは選ぶ

うろうろするのを打ち明ける方は選んだほうがいいです。正しさを求めすぎる方、あいまいさが処理が苦手な方、マウンティングしてくる方、依存させようとする、お金を請求してくる方などは逆効果です。人間関係の距離の近さは関係ありません。匿名の知り合いでもコミュニティでもいいです。

ただ自分がそのコミュニティにあわせるにはそれなりの風格がいるということもあるので、自分の鍛錬も大事です。経験がありますが、もしすごいチャンスがあっても、自分が鍛錬されてないと受け取れないです。

2:場に行く、触れてみるという行動も並行する

自分の中の探索も大事ですが、外部への行動、カンファレンスやセミナー、勉強会にいろいろ行ってみるとか、ネットコミュニティも結構あります。気になる先生がいれば、セミナーに行って名刺交換してお礼状を出すということまでする方は実はそう多くないので覚えていただけたり、交流が始まる可能性も大きいです。

いないのなら、SNSやYouTubeなどのメディアで誰かに呼びかけてみてもいいかもしれません。

3:無理にお金はかけなくていいし、つらい思いはしなくていい

答えのないものですから、お金を払ってもわからないことも多いです。いったん周囲に聞くなり、生成AIであたりをつける、事業であれば公的支援機関の無料相談できいてましょう。いろいろ聞いていくと、すべての回答は来なくても、キーワードや考え方や何か見えてくるはずです。

お金や時間を使う、嫌な思いをするのなら、あくまでもその知りたいことがあったうえですので、一部の分からないことを解決するために納得のいくことに投資はいいと思います。方法についてもうろうろしてみましょう。

いろいろなやり方がありますのでご自身にとって良い方法を探してください。

お知らせです

①夢を叶える壁打ちワークショップ 2025/3/21(金)7:00-と21:30-開催

朝(早朝7:00~8:40)[PG010]夢をかなえる壁打ちワークショップ(朝編)
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夜(深夜21:30~22:50)[PG009]夢をかなえる壁打ちワークショップ(夜編)
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②夢を進める壁打ちラウンジ(1対1)

開催予定

ご質問やご相談やお仕事として依頼したいなどは、お問い合わせフォームよりお尋ねいただけましたら、別日程でも相談をお受けいたします。

【VUCA/VANI時代の新しいキャリアを思うその7】デジタル、バーチャルの時代のビジネスにおける価値とは

VUCA/VANI時代の新しい事業や創業を伴奏する触媒・外部デバイスでありたい、中小企業診断士、国家資格キャリアコンサルタントの藤田有貴子です。

キャリアコンサルタントして「転職7回でフリーランスになったキャリア」として綴らせていただいているシリーズ
その1では学生と新卒での就職について、その2では社会人初期について、その3では国家資格を取ることについて、その4では独立自立マインドが強いかもしれないひとの生きる道、その5はいろいろな方に会ってみる、その6は標準パッケージとオリジナルパッケージの話です。

バーチャルがビジネスに、生活に入り込んでいる

個人事業主の方は確定申告のほうはは進んでいますか?個人事業主になって法人と違って決算がなくて、一律1~12月なんてみんな一緒でいいですよね。みんな同じ時期なので税務署や公的支援のサポートも充実しています。税理士さんたちはきっと大変でしょうけど。

2024年からクラウド会計ソフトのひとつを使っていますが、まるで会計というより広告計測や分析ツールを使っているのに近いインターフェイス。スキャン(OCR)やAIなどの技術もさくさく導入されているんですね。スマホでできると打ち出されていますけど確かに…会計をハックするとこんなに変わるんだといまさらながら驚いています。

なお、ホームページもこのサイトもWordpressでしたが、Studioなどノーコードで作れるサービスもあるそうです。それも画像を選択して、書く場所を決めてなどはクラウド会計ソフトとも通じる動き。

専門家だったことがガイドをしてくれてバーチャルでできてしまう、生成AIも自分の脳の部分を代わりにやってくれて便利。

それらがまさに「DX(デジタルトランスフォーメーション)」といわれることなのですが、つまり、距離を越えて何でもできる、あらゆるところで専門とそうじゃないところ、操作などの境目がなくなり、バーチャルが少しずつ入り込んでいる感じです。

一方、ニュースで報道されている詐欺やオンラインカジノ、デジタルタトゥやオンラインの誹謗中傷の問題など、イリーガルなものや善悪のハードルも境目がなくなっていることを感じます。自分で考える、自然教育とかリアルを身体に覚えてさせていかないと、ひととしてダメになってしまうという警笛かもしれません。

ビジネスも価値のポイントも変わる

今までのビジネスは、それぞれができることや知っていることを「専門」として「〇〇屋さん」として価値を提供してきました。専門性があるから知っていることを伝えたり、よりよく作る、仕入れる、提供することがキャッシュポイントでした。しかしこのDXにより価値はとってかわられるリスクが出てきます。

例えば、士業ってまさにその「専門以外の人は代わりにやっちゃいけません」の事例になります。弁護士、会計士税理士、弁理士、司法書士、社労士、行政書士などにそれぞれに独占業務があります。独占の領域は大体、法解釈に帰結しています。法律はオールマイティーにカバーできませんのでそれについて深い知見や職業倫理(良い使い方)で対応していくということになられるのでしょう。われわれ中小企業診断士は士業としてマイナーで独占業務はほぼないのですが、公的支援機関の専門家や補助金(事務局のメインや審査側など)など中小企業施策という関連のものにはこの資格が求められています。

話を戻して、士業のある専門性の高い業務(法務、税務、社会保険など)を代わりにすることは士業以外はNGですが、一方それらのことは自分でやることもできます。つまり、専門家か、自分かなのです。たとえば、DXでクラウド会計ソフトが普及すると自力で確定申告や決算もできてしまいます。よって、勘のいい士業の方はAI対応やその次の価値提供をお考えになっています。

複合で高度なもの、勇気づけるビジネスが価値を持ってくる

もちろん、簡単なことはDXやAIに置き換わりますが、士業の試験は基本難関です。そう簡単になれるものではないように、それが全部置き換わることは難しいとおりです。

領域は減りますが、高い専門性は残ると思われます。専門性の価値は時間の短縮、よりよい選択による成功への近道、失敗の軽減と表現できるのではとおもいます。優秀な弁護士の先生がいれば、自社にとってより有利で困ったことを防げる契約書を締結できたり、困ったときに自社にとってよい裁判結果を得られるでしょう。優秀な税理士の先生であれば、より戦略的な節税方法や他の資金調達方法を提供してくださるかもしれません。そのためにはご要望に応えるために複合的な領域や周辺知識を学ぶこと、ネットワーク構築、人間力も必要になってくるでしょう。

一方、勇気づける実現させるという軸もあります。「ライザップ」は筋トレなどダイエットプトグラムを提供するだけではなく、ダイエットを頑張れない人を頑張るようにサポートするのが価値です。授業をしない塾を打ち出す「武田塾」は頑張るようにするメソッドが価値です。コーチング、コンサルティング、メンターなどは誰かがサポートするというものがそうなってきます。

何かをする方法自体はネット検索をすれば出てくるし、生成AIでも気軽に教えてくれる時代。みんなが悩むポイントは「方法を探す」ことではなくて、「方法を実際に実行する」ことになってきたのかもしれません。

私、何かを知ることにいろいろ探求した時期がありまして、いくつかの事例を経てわかったのは奥義にはすごいものだからこそ「どんな時でもこれ」という伝家の宝刀的な万能なものはなく、「日々穏やかに」というようなすごく抽象度が高くて奥が深すぎて解釈できないものだったり、それに至る前提知識・姿勢だったり、その人の持つマインドになってくる気がします。

対象が「ダイエット」や「受験」であればダイエットなら体重や体脂肪、受験なら合格など結果のKPIがわかりやすいですが、実際の行動ではそうではないものが多いです。「よりよいキャリア」ってそもそも年収アップなのか、昇進なのか、入る会社名の知名度なのか、いえいえ、居心地の良さや人間関係の良さというのはKPIとして出しづらいです。しかしこの「居心地の良さ」を求めている方は結構多いのではないでしょうか。私もです。ただ、Aさんの居心地の良さをBさんの居心地の良さは違うし、同じ人でもかわるんですよね。

そんな移り行く混沌な時代に、混沌な目標に向き合う中で、私は、お話を聞いて浮かんだフィットした可能性をあるものをお出しして心地のいいものを選んでいただく「壁打ち」にその可能性を感じています。

みなさまなら、この時代、どんなビジネスを考えますか?

いかがでしょうか。このシリーズもまた書いてまいります。どこかお役に立てますと嬉しいです。

お知らせ
毎月11日(原則)開催の「夢を進める壁打ちラウンジ(2025年1月に夢をかなえるか壁打ちラウンジより改名)」を無料開催しています。スケジュールはこちら(DreamGateのホームページ)です。ご質問やご相談やお仕事として依頼したいなどは、お問い合わせフォームよりお尋ねいただけましたら、別日程でも相談をお受けいたします。

【気になる言葉その9】TAM SAM SOMで市場規模から事業を語ってみる(ほぐしました)

VUCA/VANI時代の新しい事業や創業を伴奏する触媒・外部デバイスでありたい、中小企業診断士、国家資格キャリアコンサルタントの藤田です。

世にある新しい言葉をほぐして、紐解いていく気になる言葉シリーズ。
過去記事はこちらです。
第1弾「BANI(バニ)」はいかがでしょうか。第2弾は「エシカル(ethical)」です。第3弾の「カオス(chaos)」をに続き、第4弾の「ナラティブ(narrative)」、第5弾「伴走型支援/伴奏型支援」に続き、第6弾再び「ナラティブ(narrative)リターンズ、アゲイン?!」第7弾「ナッジ」第8弾「mixi2」

今回その9は、「TAMSAMSOM」です。新規事業やスタートアップ系で使われている市場規模を示す言葉で知らない人は知らないと思います。なおこの言葉ぐぐるといろいろ説明があるので、この記事はほぐしてかみ砕くことを目標としています。なお、最初の画像はCamvaのマジック加工で出しましたが、ロマンは感じていただけたでしょうか( ゚Д゚)

なお、soraで作ったイメージムービーはこちらです。やや現実的でしょうか?

Q1:TAM、SAM、SOMとは?

TAM (Total Addressable Market)=お客様を獲得できる可能性のある最大の市場規模
SAM (Serviceable Addressable Market)=商品サービスが実際に獲得できる可能性のある市場規模
SOM (Serviceable Obtainable Market)=商品サービスが実際に獲得できる現実的な市場規模


1つでとらえるよりは「タムサムソム」の3つでセットとして使われます。どこか早口言葉っぽいですけど(;’∀’)

なお、「ビジネスは鳥の目、虫の目、魚の目の3つの視点でみましょう」といわれますが、個人的には、TAM(≒鳥の目)、SAM(≒虫の目)、SOM(≒魚の目)の概念に近いのではと思っています。

なお、Perplexityさんに聞いてみました結果が以下、リンクはこちら。URLで参考文献もあるので便利です。よろしければ。

ーーー

TAM、SAM、SOMは市場規模を表す指標で、スタートアップ企業や新規事業開発で用いられるフレームワークです。

TAM (Total Addressable Market)
TAMは全体の市場規模を指し、ある市場で獲得できる可能性のある最大の市場規模のことです。例えば、アパレル市場全体がTAMに該当します。

SAM (Serviceable Available Market)
SAMは商品の市場規模を表し、あるサービスが実際に獲得できる可能性のある市場規模のことです。例えば、Tシャツ市場全体がSAMに該当します。

SOM (Serviceable Obtainable Market)
SOMは自社の市場規模を示し、ある市場において特定のサービスが実際にアプローチする市場規模のことです12。例えば、自社の売上(シェア)がSOMに該当します。

これらの指標は包含関係にあり、TAM > SAM > SOMとなります。この枠組みを用いることで、新規事業の市場性や成長可能性を客観的に評価し、投資判断や経営判断の材料とすることができます。
ーーー

Q2:TAM (Total Addressable Market)とは(≒鳥の目)

「ある市場で獲得できる可能性のある最大の市場規模」ということですが、ロマンたっぷりのとても大きな視点(マクロ)とらえた市場規模です。

TAMでイメージできるのは、イソップ童話の「3人のレンガ職人」のお話です。「3つの目のたとえの後にまたたとえですか?お腹いっぱいですが…」と思われるかもしれませんが、普通の説明をしているウェブサイトはたくさんありますので、どうかもう少しお付き合いください。

3人のレンガ職人(イラストAC)

このお話は、レンガ職人に「ここでいったい何をしているのですか?」をきいたところ、
1人目は「見れば分かるだろう。仕方なくレンガを積んでいる」(目の前の作業のため)
2人目は「家族を養うために、レンガ積みの仕事をしている」(生活のため)
3人目は「歴史に残る大聖堂をつくっている」(夢ややりがいのため)
と答え、3人目のような視点をなろうという落としどころですが、TAMはこの「歴史に残る大聖堂」という広い概念のことです。

マーケティングマイオピア(近視眼的マーケティング)という言葉があるのですが、例えば、鉄道会社は人や荷物を運んでいるのではなく、その先に通勤通学や移動によって救われる人がいるだったり、生活だったり可能性があるということです。

ご自身の事業はどこまで影響を与えるか、そのためにどこまでお金を払ってもらえるかということです。話が大きくなりました(;’∀’)

どうやって考えるかは答えはなく、いろいろなアプローチがあります。
・この領域だ!と説明できるものをいれる(思い)
・今出ている行政や市場データからフェルミ推定(AとBを足すとこうだ、アナリストがこの分野こうなるといっていた)
・該当者1人当たりXXX円消費するで計算(利用者からの積み上げ)
など「何かしら数字を出してみることが大事」とおもいます。
ここでは、世界市場を語るケースも多いです。

悩む場合は数パターン出してみて、現実的なところという形で探っていくこともします。これを考えるのは自分たちの事業の可能性や発展について、投資家や協力者などに伝えることですし、議論することで何が価値なのかを考えることかと個人的には思っています。

Q3:SAM (Serviceable Available Market)とは?(≒虫の目)

虫の目、つまり商品サービスの周り(市場)を取り巻く中でどうなっていくかの市場環境を見ることもとても大事です。それが「商品サービスが実際に獲得できる可能性のある市場規模」、平たく言うと新たな商品サービスを始めようと思って、「XX(商品サービス分野)+市場規模」で出てくるものに近いかもしれません。

1つの市場規模で表せないことも実際多いのではないかとおもいますが、
・今出ている行政や市場データからフェルミ推定(AとBを足すとこうだ、アナリストがこの分野こうなるといっていた)
・該当者1人当たりXXX円消費するで計算(利用者からの積み上げ)
ここでは、まず日本市場に行く、〇〇エリアに行くならその範囲でとらえることも多いです。

Q4:SOM (Serviceable Obtainable Market)とは?(≒魚の目)

魚の目といいますか、目の前のことも事業を始めるにはとてもとても大切です。「商品サービスが実際に獲得できる現実的な市場規模」とは、「商品サービスの現実的な売り上げ目標」を指します。

獲得単価×顧客数で表します。値段が1つで言い切れないものはビジネスモデルや価格帯(分野・対象層)で分散して足し上げます。実際やってみるとずれることはありますが、ここである程度検証してみることが、どこまでどう投資をかけていくかの戦略を立てていったり、マーケティングで顧客層を考えたり、金融機関や投資家、協力者の理解を得たりするために必要です。

Q5:まず、何をすればいいですか?

ここまでの説明はイメージ重視で書きましたが、事業によるものが多いです。
この記事はTAM SAM SOMという言葉をハラ落ちさせ、ほぐすことが目的でした。TAM SAM SOMを1つの軸で関連付けてできるときれいに感じますが、私はTAMでその事業をする動機やビジョンが入っているものが好みです。

まずはそれぞれに作ってみて、お仲間の方やアドバイザー、AI?などと壁打ちやブラッシュアップすることをお勧めいたします。また、様々なウェブ上の記事で他の方の説明も見たり、実際の例を見ると自分の中で「これだ」と固まってきて、インスパイヤされるのではないかと思います。

説明にはご縁も相性もあるとおもいますので、ご自分に合うよい壁打ち相手、サイトをみつけてください。この記事がお役に立てますと嬉しいです。

お知らせ
毎月11日(原則)開催の「夢を進める壁打ちラウンジ(2025年1月に夢をかなえるか壁打ちラウンジより改名)」では無料で開催しています。スケジュールはこちら(DreamGateのホームページ)です。ご質問やご相談やお仕事として依頼したいなどは、お問い合わせフォームよりお尋ねいただけましたら、別日程でも相談をお受けいたします。

【VUCA/VANI時代の新しいキャリアを思うその6】事業における「標準パッケージ」と「オリジナルパッケージ」のお話

VUCA/VANI時代の新しい事業や創業を伴奏する触媒・外部デバイスでありたい、中小企業診断士、国家資格キャリアコンサルタントの藤田です。

キャリアコンサルタントして「転職7回でフリーランスになったキャリア」として書いていくシリーズです。その1では学生と新卒での就職について、その2では社会人初期について、その3では国家資格を取ることについて、その4では独立自立マインドが強いかもしれないひとの生きる道、その5はいろいろな方に会ってみるでした。

今回は事業における「標準パッケージ」と「オリジナルパッケージ」のお話をしたいとおもいます。

Q1:「標準パッケージ」と「オリジナルパッケージ」とは?

回答
最初に目線合わせです。お洋服でもマッサージでも、ITサービスでもなにか商品やサービスをご想像してください。

標準パッケージとは、型があらかじめ決まっているものです。お洋服なら既製品、マッサージならチェーン店の標準マッサージ、ITサービスならあらかじめ内容が決まっているものです。
それに対して、オリジナルパッケージとは、形が決まっていないものです。お洋服ならオーダーメイド、マッサージなら60分あなたがやりたいようにしていいですよというもの、ITサービスも要望に合わせてつくってくれるものです。

Q2:「標準パッケージ」と「オリジナルパッケージ」のメリットとデメリットは?

回答
標準パッケージのメリットは以下でしょうか。
①品質の安定 することが決まっているので品質のぶれがありません。どのお客さんにも等しく提供できるのでお客様も安心なことです。それは従業員や外部委託の方など別の方にお願いしても等しく提供できるので提供量や規模を拡大して売り上げを上げることができます。
②伝えやすさ することが決まっているし、イメージもあるので、お客様にも伝えやすいです。当然購入利用につながりやすいです。

それはすなわち、オリジナルパッケージのデメリットです。
①提供のむつかしさ AさんのリクエストとBさんのリクエストにちゃんと答えられたか、好みもあるでしょう、リクエストは色などデザインか、その人のオリジナルのいわんとすることにこたえられたかなど、品質がぶれる懸念があります。特に作り手/提供する人が増えるともっと収拾がつかなくなります。
②広報の難しさ 分かりにくいサービスはなかなか知っていただき、興味を持っていただき、購入利用にはつながりにくいです。

一方、オリジナルパッケージのメリットは何でしょうか。
①お客様のロイヤリティアップ お客様に徹底的に寄り添い、満足度を高め、購入量とリピートを増し、「あなたじゃなきゃだめ」と共感され、ロイヤルティを高めます。それがブランドというものにもつながり、事業の価値向上につながります。
②模倣困難性 相手が大資本でも協力でも強い共感は真似されづらいです。広告費を出せず、SNSや口コミ、メディアの取材を受けたりして広められるかもしれません。

すなわち、それが標準パッケージのデメリットです。
①ロイヤルティ向上が困難 「あなたじゃなきゃだめ」を標準パッケージでつくるには、その中でがんばるしかなく、つくりづらいです。ただ、マナーや接客などをしっかりされているのはロイヤルティを上げようという取り組みですね。
②価格競争の危険性 型を真似られると大量生産できる大資本のところは安く提供でき、価格競争で負けてしまいます。特許や実用新案、商標などの知的財産で守られるかもしれませんが、申請に時間もかかりますし、すべて守れるわけではありません。

Q3:どう考えていくか

回答:
創業や新規事業、小規模組織の場合は、以下になると思います。

1:わかりやすい「標準パッケージ」を準備しつつも「オリジナルパッケージ」を準備

手に取りやすい「標準パッケージ」を出して奥に「オリジナルパッケージ」を置いておく方法です。フロント商品、バックエンド商品という言い方もされますね。標準パッケージは手に取っていただきやすくて、需要があるもの、オリジナルパッケージは高額で長くお付き合いできるものがよいでしょうか。

「オリジナルパッケージ」もいろいろです。

1)やりたいからつくる方法(Will)
思いは大事です。何事も始めるのには情熱です。立ち上げるには絶対にエネルギーがいりますよね。なので思いに任せて、小さくても形にしてみましょう。知り合いなどに披露してもいいと思います。必要であれば公的支援機関などの専門家などに聞いてみられるといいと思います。

2)自分が得意な方法から組み立てる方法(Can)
洋服でも色彩が得意か、パターンが得意か、あるテクスチャー(布)に強いか、世界観があると思います。そこに惹かれるかたをお客様にするほうが絶対いいです。その場合、コレクションはSNSや自身のサイト、イベントなどで披露されるといいですし、魅せ方も大事になってくると思います。ここは得意で感性なので、こうしたいを大事にすることも大事です。ただ好きな人はしっかりつかめるように好きな人のいる場所に出かけて広げるといいと思います。

3)お客様のペルソナや何が一番大事なのかをより明確にしてそこから作る方法(Need)
おおよそは経験や知識がある分野で事業をされるとおもわれますので、得意なパターンをストックしてワードローブをみせることだとおもわれます。

なお、私もそのひとりなのですが、コンサルティングやカウンセリングなどみえない商品を扱う人はそれがなかなか出しづらいです。私の場合はSNSやブログで示しています。万人受けはしないことは理解しておりますが、ブログでお問い合わせがきた方はあまりずれがないです。

また、自分でアピールすることにこだわる必要はありません。その場合は得意な方をビジネスパートナーにすればいいのです。ちゃんと報酬や礼儀をつくして、ただここでいろいろ恩を売ってくる方はあまりおすすめしません。自分が「心地いい」と感じる方がいいと思います。

例としては、技術力のある方がパートナーの営業力が強い人に信頼されてお仕事がたくさん来るというケースや、店舗でワークショップをしているアーティストなどです。私も実は誰かに伝えていただけるほうが嬉しいタイプです。そしてフリーランスエージェントさんにもたくさん登録しています。私を勧めてくださる方を増やすことも大事なことだと考えています。

2:フランチャイズ加盟で標準パッケージを強化

「オリジナルパッケージをもってする=ビジネスがうまくいく」ことではありません。実行が強くて、進めていくことで事業を拡大できる方がいます。拡大には標準パッケージが早道です。

「標準パッケージ」をパワーアップする方法のひとつがフランチャイズへの加盟です。フランチャイズ本部もそれぞれ大事にしている価値観やサポート体制、支払う手数料など様々あり、当然あうあわないもあります。加盟をしたからには一員としてコミットする必要があります。フランチャイズ本部の営業担当の方はお仕事柄、自社に有利なことを強くおっしゃり、マイナスのことは積極的におっしゃらない傾向がありますので、こちらとしてもしっかり見極めていく必要があります。

フランチャイズで成功されている事業者様は、フランチャイズの展示会などで複数のフランチャイズ本部を比較されたり、信頼できるフランチャイズ経営者の方などからの口コミなど事前の調査をなさっています。

いい形を探してください。フリーランスをして思うのが自分のキャラクターと引き合う方とのご縁が増えるということです。一部無目的かもしれないと思うことでも直感で引かれるものは行動することで多様な方と出会い、そのつながりで経験を積んでいくとみえてくるものがありました。


いかがでしょうか。このシリーズもまた書いてまいります。どこかお役に立てますと嬉しいです。

お知らせ
毎月11日(原則)開催の「夢を進める壁打ちラウンジ(2025年1月に夢をかなえるか壁打ちラウンジより改名)」を無料開催しています。スケジュールはこちら(DreamGateのホームページ)です。ご質問やご相談やお仕事として依頼したいなどは、お問い合わせフォームよりお尋ねいただけましたら、別日程でも相談をお受けいたします。

2025年の抱負「オーガニックなセレンディピティの中に居続ける」

あけましておめでとうございます。(喪中のみなさま、申し訳ございません)

VUCA/VANI時代の新しい事業や創業を「壁打ち」で伴奏する触媒・外部デバイスでありたい、中小企業診断士、国家資格キャリアコンサルタントの藤田です。2024年は大変お世話になりました。2025年もよろしくお願いいたします。

1_2025年年賀状デザイン

2025年はラスクルさんの10月末までの超早割をセレクト。今迄にお送りしている方メインとさせていただき、SNSでつながっている方についてはウェブ年賀状(電子化)を推進しております。

1_2025年の干支は「乙巳(きのとみ)

九星気学では一年のテーマのようなものが、十二支(ねずみうしとら・・・)と十干(じっかん)の組み合わせ(60通り)で表現されます。ちなみに、2025年の「乙巳(きのとみ)」は、十干の2番目である「乙」と十二支の6番目である「巳(へび)」の年です。

「乙(きのと)」は「軋(きしる)」を語源とし、草木の幼芽がまっすぐ成長・伸長しようとしつつも、屈曲している状態を示し、まさに成長の可能性を秘めた状態。十干の2番目であることからも、「これから伸びていく」という発展の兆しを感じるものです。楽しみですね。

一方の「巳(み)」は、胎児の形を表した象形文字に由来し、蛇が冬眠から覚めて地上に現れる姿にならい、「起こる」「始まる」「定まる」といった新たな出発を象徴しています。なお、蛇が脱皮することから、「復活」や「再生」という意味も込められているとのこと。蛇は古くから神の使いとして信仰され、豊穣や金運を司る神様として祀られています。こちらもビジネスをしている立場には期待できる内容です。

そんな「乙」と「巳」を組み合わせる「乙巳(きのとみ)」は「冬眠から覚めた蛇がますます成長して、伸びる年」というイメージとなるのでしょうか。歴史を紐解くと大化の改新、鎌倉幕府が事実上確立した年、徳川秀忠が征夷大将軍に就任した年も乙巳の年と言われています。

前年の「甲辰(きのえ・たつ)」が、「コロナの影響、災害や地球環境の変化、政情不安などに向き合ってきた正解のないVUCAといわれる混沌とした社会の中、新しい時代をどう作っていくべきか模索し、殻を破ろうともがいた年」だったとすれば、2025年の「乙巳」は「2024年に破った殻を突き抜けて、VUCA/VANIの中でフレームができ新しい時代へと移行していく年」となっていくのでしょう。2025年をCamvaのAI写真で示すと以下のように「脱皮した蛇が軽やかに地上を進み、さらに成長を遂げる」ようなイメージでしょうか。西洋風に言うと「長い眠りから目が覚めたシンデレラがいじめられたこととか王子様との出会いとかをいろいろ伏線回収して輝きだすような年」ともいえますね。

コロナから新しい時代に移っていること、生成AIを含めテクノロジーの進展、コロナで落ち込んだインバウンドや海外取引が戻りつつあることなどをとらえるとこの流れはあっているように思います。創業や新規事業、スタートアップの事業者様から新しいことをこれまでの枠組みと違う柔軟な発想やアプローチで殻を破ろうとお考えの方と多く伺います。行政の支援窓口や補助金などもこのような新しい時代を作る事業をされる方向けの施策が充実してきています。

このお仕事で様々な分野で最先端の新しい事業・創業を実現されようとされている方とかかわらせていただけることに喜びを感じ、パワーをいただいております。この一年を通して、自身を日々アップデートし様々なことをしながら、ご縁のあるみなさまとともに新たなステージへと進めるような変化の一年を過ごしてまいりたいです。よろしくお願いいたします。

2:「オーガニックなセレンディピティの中に居続ける」とは

ここから少し抱負を(モウソウを広げながら)述べさせていただきます。2025年のテーマは、ズバリ 「オーガニックなセレンディピティの中に居続ける」にしました。CamvaAIさんにお願いしたところ、こんなかわいらしい絵になりました。

「オーガニック」といえば、2024年のテーマだった 「オーガニックに伸びていく」 の続編になります。この「オーガニック」という言葉、自由な発想の中に、自然と整合性が取れている状態でいろいろな要素が混じり合いながらも、不純物が少なく、純粋なものを目指す姿勢を表しています。

例えば、「オーガニック検索」とは広告のように意図的にアピールするものではなく、検索エンジンが「この情報おすすめですよ」とアルゴリズムで自然に選んで提示された結果のこと。以前、GoogleのSEO担当者のお話を聞いた際に、「検索をする人にとって何がいいかということしか考えていない」とおっしゃていました。YouTubeやSNSでもこの投稿は私に近いというおすすめがきますが、この技術もAIでますます高まっていくでしょうね。

なお、オーガニックといえば、自然という言葉を思い浮かべる方も多いでしょう。例えば、夕日はどこの風景でもとても綺麗で完璧と感じるのは一例ではないかとおもいます。自然のおおもとは地球であり宇宙全体です。自然の中には人間を含めた数多くの生物(動物や植物や細胞や…)が生態系を築いています。私たちは知らないことはまず、表面に出ている部分のみをみて判断してしまいますが、専門家になるとその背景事情を含めて、様々な要素について総合的に考えることができます。ただその前提がVUCA、BANIなど正解はなく、移り行くものであるので変わっています。そもそも当事務所のコンサルティングや事業、経営にかかわるものは正解はないものなので、正解を探していくことが求められます。

もし専門があったとしてもそれは一部であり、全部理解をしている方、全部に影響を与えることができる方はこの世の中にはいません。それぞれがそれぞれの分野でできることをしていくしかないんです。そんな自然発生的な生態系(エコシステム)のなかでそれぞれが調和しつつ、成長発展していけることが今後ますます重要で、2025年も意識していきたいです。

今回新たに加えた「セレンディピティ」については、「思いがけない幸運」や「偶然の中で見つかる素晴らしい発見」を指します。セレンディピティはただ待つのではなく、オーガニックな視点で物事を見つめ、そこに居続けることで起こせるもの自ら行動し、チャンスや気づきができてくるものだと感じています。

年末にYouTubeをたくさん見ました。そこで印象的だったのがイーロン・マスク氏の生い立ちからのストーリーとお母さまであるメイ・マスク氏のストーリーでした。イーロン・マスク氏のITでも電気自動車でも宇宙などの壮大な思いと構想、実行力は子供時代に理不尽な虐待やいじめをうけ、孤独を感じて、SF本に没入していたという原体験で生まれたそうです。お母さまも様々な不条理がある中で諦めなかったことで花開かれたそうです(それはきっと遺伝なんでしょうね)。

さらにイーロン・マスク氏もメイ・マスク氏も「やりたくないことを無理にやり続けることはない」という趣旨のことをおっしゃっています。それでもその前のスケールの大きい不条理がスケールの大きいエネルギーになるということは確かなように感じました。これらはVUCA、VANIの正解のない時代を生きるヒントのような気がしています。

ほかにも経営者様の創業ストーリーでも、ある仮説を突き詰めてブレイクをされて突然ヒットしたというお話が印象的でした。セレンディピティと出会うには「それを選んで続けていく」という姿勢が必要と感じました。私にとってこのブログはその1つなのです。続けていきます。

当事務所のビジョンは、「異端児(ユニークネス)を活かしつつ、新しい気づきを行動に移す。その実現を促進・支援・伴『奏』すること」 としております。2024年は、「とにかく伸びる」ことに向き合って、新しいこと、未知の領域へに挑戦してきました。しかし、2025年はさらに一歩進んで、もっと自分がいたいと願うオーガニックなセレンディピティの中に居続けて、いろいろな人と化学反応を起こしていく時間を増やすような一年にしたいと考えています。

3:抱負(妄想)

①KPI→成長&ワーカホリックですが、直感と楽しさを重視

2021~2024年に続き、売上というKPIは継続していきます。世の中で動いているものは、思いやりや共感や経験や知識などお金だけではありませんが、「お金はエネルギーや仕事の対価としての交換手段において万国で両替すれば使える最もメジャーな存在」と思うからです。

世の中には無駄なことなんでないと思っていますが、やりたいことがある以上、それに向かうことを思いや基準で選んでいくことが必要だと感じています。

2025年はより一層直感はより大事にしつつ、より納得して時間やパワーを使っていきたいです。

②ふじたクリエイトスタジオ4年目

こちらは4周年記念でじっくり書かせていただきます。

③お仕事のポートフォリオ

お仕事のポートフォリオはこのようにしていきたいと思っています。

1:人のもつ創造性・可能性の最大化
引き続き、様々な形で、壁打ち、対話で人の持つ創造性やユニークネスを生かして創造的に創発的に化学反応を起こし、現実化を支援・実践していきます。キャリアコンサルティングの手法などスキルも高めつつ、新しいトレンドを掴んでいきたいと考えています。

2:理論と実践の統合
〇セミナー登壇
2025年1-2月のセミナーの機会があります。3/21の朝夜にWell-being 2025にて「夢をかなえる壁打ちワークショップ」も開催しますのでセミナーも進めていきます。ぜひお声がけください。
〇伴奏型支援
対象や条件に縛りはあるけど無償で支援可能な公的支援と、決まりごとは柔軟に決めて現地視察や同席、多くの提供ができる民民支援(と我々の業界ではいうのですが自由診療のような支援)と二軸で進めてまいりたいと思います。後者には補助金申請や伴奏支援も含まれます。年始から補助金も増えてまいりますのでご相談ください。

3:多面的でいる
探求したり、情報発信したり、様々な場にでかけて会話を深めて、キャッチしていきたいです。

社会課題解決型ビジネス、ソーシャルスタートアップ、エシカル、動物愛護、ライフサイエンス、研究者や違う専門家の方とのフラットな新しい形の希少な共創・コラボレーション、プロジェクトチームを通じて新しい事業や創業をひとつでも実現してまいりたいです。

みなさまにとっても「乙巳(きのとみ)」の年が、「冬眠から覚めた蛇がますます成長して、伸びていく」「長い眠りから目覚めたシンデレラが生き生きしだす」ような可能性の広がる飛躍する素敵な1年になりますよう願っております。本年もよろしくお願いいたします。

【気になる言葉その8】リニューアル昭和レトロSNS!?「mixi2」

VUCA/VANI時代の新しい事業や創業を伴奏する触媒・外部デバイスでありたい、中小企業診断士、国家資格キャリアコンサルタントの藤田です。

世にある新しい言葉をほぐして、紐解いていく気になる言葉シリーズ。

過去記事はこちら
第1弾「BANI(バニ)」はいかがでしょうか。第2弾は「エシカル(ethical)」です。第3弾の「カオス(chaos)」をに続き、第4弾の「ナラティブ(narrative)」、第5弾「伴走型支援/伴奏型支援」に続き、第6弾再び「ナラティブ(narrative)リターンズ、アゲイン?!」第7弾「ナッジ」です。

今回第8回は、2024/12/16(月)に招待制で一般公開されたSNS「mixi2(ミクシーツー)」についてとりあげます。まだ2日間しかたっていませんが…現実のパーティーや知らない人の多い異業種交流会では人見知り光線を発揮しますが、SNSパリピとしてはclubhouseにThreadsに続く大イベントなので親切な方にお願いしてリンクをいただき、参加して、みているとクリエイティビティが刺激されたので書いてみます(*^-^*)

アイキャッチ画像はCamvaの自動生成の画像です。こんな感じかなあと。

なお、soraで作ったイメージムービーはこちら。なんか違います?ま、いっか(;’∀’)

Q1:mixi2とは?

あ、横道にそれまくりました。ChatGPTさんがmixinewsから教えてくれた内容をお示しします。

mixi2は、株式会社MIXIが新たにリリースしたソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)である。このサービスは完全招待制を採用しており、既存のmixiとは互換性がない。詳細な情報は公式にはまだ多く公開されていないが、ユーザー間の新たな交流の場として注目されている。

ひとことでいうと、「懐かしいmixiが新しくリニューアルされた新しいmixi」です。
mixiで誰とやりとりしたか忘れていますが(一部はFacebookに引き継がれたのではないかと)、やりとりしていた空気感は覚えていて、懐メロをカラオケで歌う感じというのか、昭和レトロ、平成的な「懐かさ」です。この経験をしたのは、一部世代のものですがこの年代の人口割合が高くなっているのでインパクトがあるのかもしれません。

Q2:どうやって入るの?

招待制とは言え、Facebookにはみんながんがんリンクをシェアしてますし、Clubhouseの時より厳密ではないようです。私もこちらに載せておきます(;^_^

登録時にInstagramなどのSNSを乗せるのですが、サイトを乗せるところがあり事務所アドレスを乗せたので実名モードで行こうと決意。

今までのSNSって自社運営のSNS以外他の導線は引かない気がしたのですが、mixi2は他のSNSで話題になったり、シェアされることを想定されているのはきっちり作りこまれているなと。mixiはソーシャルゲーム「モンスターストライク」で一世を風靡された会社さまですし、素敵なエンジニアさんやコンテンツの方がいらっしゃるでしょう。

mixiの招待画面

Q3:2024/12/17現在までのmixi2の様子

「コミュニティは実際に入ってやってみるのが一番」ではありますし、私もいろいろばたばたしていてずっと張り付いているわけではないのですが、Facebookにも投稿した内容をやや加筆編集して記録としておきます。

①がんばるインフルエンサーさんたち
フォロワーがついたり、投稿したり、コミュニティができて盛り上がっているのは、リアルや他のSNSでも頑張っているインフルエンサーな方々。インスタグラマーとかYouTuberとかプラットフォーム名で言われるけど、プラットフォームを超えた才能というかポータブルスキルと感じます。そんな感じで、私も初日に乗りたい、ナッジでいうとバンドワゴン効果(勝ち馬に乗る)という気持ちが起きてしまいました。
ソーシャルゲームの世界では1週間が勝負、1週間は盛り上がれるかですね。
Xより安全とか、Facebookより広告が少ないとおっしゃる意見もあるようですね。

②数を追う、出会いを追う
登場した新しいコミュニティに何を求めるってある気がするの。クラブハウスやThereadsもそうだったが、アカウント名にもフォローを目指す意志を示される方も複数いらっしゃる。達成してどうなったかを聞いてみたいところです。ただクラブハウスで頑張っていた方はその時に様々な絆ができて今でもおつながりがあるとかもききます。

ただかかわりしろや絆はクラブハウスで声で話すということで強くなる気がするのだけど、mixi2はコミュニティでしょうけど、スレッドでどこまで一体感を得られるか。ただ、mixiだけにオフ会もあるようで(参加表明してみました!)

最初のほうって基本純度が高く。その空気感が好きかもしれません。

③実名、匿名、キャラ設定問題
SNSってFacebookなど実名表でするものとxや threadsなど匿名が混じるものがありますが。mixi2は事業家は本名(+組織)で個人参加は匿名という感じか。初期で自分の立ち位置を決めるってリアルの出会いにも共通するなと感じます。

お仕事柄、起業をされる方にお話をさせていただく機会があるのですが、リアルの交流会でもSNSでもいいのだけど、家庭、職場、地域以外の自主的に出会うゆるいつながりの積み重ねって大事な気がする。いろいろなひともいて、意図をもって売りつけてくる人も、悪気はなくてでもいろいろ奪ってくる人もいて、そこを自分がちゃんと選び取らないといけない。損をするなら損することをキャラで押し出せれば共感を得られる。うまくできることよりも、レスペクトされるか、共感が大事な価値の気がする。レスペクトになると卓越がいるので、私も含めそうでなければまず「共感」を目指したいです。

起業や事業につながらなくても、それが今いる日常や組織の窮屈さや息苦しさを少しでも楽にしたり、新しい見方ができて、ビジネスや活動の幅や可能性を広がっていく気がするのです。オンラインだと地域を問わないし、リアルの関係とは切り離せるから、地域やリアル人間関係の息苦しさからは離れられるかも。いじめられている人や苦しい人こそ、オンラインの安全な場所でちゃんと事業やって新しい場所を築くことにチャレンジしてほしいなって思いますもの。創業の支援制度本当にいろいろありますので(公的相談はオンラインでも無料対応しているところ多いです。ぼやっとしているところでも大丈夫です)

SNSパリピのマニアの血が騒いで書いてしまいました。これからも書いてしまうかもしれません。
いかがでしょうか。今後も新しい言葉を取り入れていきます。お役に立てますと嬉しいです。

お知らせ

毎月11日(原則)開催の「夢を進める壁打ちラウンジ(2025年1月に夢をかなえるか壁打ちラウンジより改名)」では無料で開催しています。スケジュールはこちら(DreamGateのホームページ)です。ご質問やご相談やお仕事として依頼したいなどは、お問い合わせフォームよりお尋ねいただけましたら、別日程でも相談をお受けいたします。

【VUCA/VANI時代の新しいキャリアを思うその5】いろいろな方に会ってみる

VUCA/VANI時代の新しい事業や創業を伴奏する触媒・外部デバイスでありたい、中小企業診断士、国家資格キャリアコンサルタントの藤田です。

キャリアコンサルタントしてご相談を受ける「転職7回でフリーランスになったキャリア」として書いていこうと思います。学生と新卒での就職についてはその1で記載しました。その2では社会人初期について、その3では国家資格を取ることについて、その4では独立自立マインドが強いかもしれないひとの生きる道について書かせていただきました。その5はいろいろな方に会ってみるというテーマについてです。

「いろいろな方に会ってみるってキャリアですか?」そうなんです。自分を振り返るといろんなひとに出会えたことがキャリアの選択肢や学び、お仕事につながってきました。

なおこの「会う」はビジネスやキャリアについて最終的には自分に帰結するという面でとらえます。

Q1:「いろいろな方に会ってみる」とは?

回答
会ってみるというと「パリピー」(古いかしら)や社交的な方ではないといけないのではないかと思われるかもしれませんが、「いろいろな方の存在から、様々な可能性を知る」という意味です。

1:会うには数段階ある

会ってみるって数段階、数パターンあると思うんです。

親しく交際し続ける(双方向)
交際し続ける(双方向)
数回コンタクトする(双方向)
1回会合で会う(シンプルな双方向)
1回チャットする(シンプルな双方向)
セミナーを聴く(単一方向)
SNSでフォローして眺める(単一方向)

もちろん深いほうがいいし、長い方がいいですが、時間がかかりますし、難易度も高いです。超有名人と2人で話すと言っても得意分野で会話ができなければ、緊張して話せませんよね(私はそうです)。ですので、可能な範囲で0.000001でもするほうが「会っている」ポイントは増えます。少なくともそう私は思っています。

2:会うには目的や密度もある

長い付き合いだからといって知らないこともあります。
友情という面ではまったく違いますが、キャリア・ビジネスという意味では話してつながれる内容も大事です。

ある会合であいさつした人がお仕事を紹介したり、大事なビジネスパートナーになることもあります。過去のいろいろなことにとらわれず、シンプルに語れるということもあります。

3:会う方法は無限にある

「お酒を飲んで付き合いが広まった」というのは実際あるでしょう。お酒の席はよくある機会で確率が一定あるのかもしれませんが、「お酒を飲まないといけない」にはなりません。

お酒でいうと飲めなくてもソフトドリンクで朝まで付き合えるという方もいるかもしれませんが、それ以外方法は様々あります。

Q2:いろいろな方に会う方法は?

回答
ここはキャリアよりもビジネスの感じかも。大きく分けてプロモーションと同じく、リアルとオンライン、リファラルに分けられるのではないかと思います。

1:リアル
友人の誘い、関連テーマの交流会、イベントでしょうか。
経験上、1つに入ると他の関連するお誘いが多いです(情報交換をした参加者に誘われる、つながったSNSで案内が来る、メールマガジンやSNSで紹介されるなど)。

お誘いについてはリファラルで述べますが、最初何か小さくでも踏み出してみるというアクションは大事だと思います。

ただいろいろな集まりがあります。主催者を確認したほうがいいです。行政なら大丈夫ですが、行政に似たような名前の怪しい団体や行政に関連する独立行政法人(これはほぼ行政)もありますのでファクトチェックという検索で確認。会社やNPOでもどんな事業内容かをチェックしておくことをもおすすめします。危ないと思ったら途中でも撤退も必要です。不安な時は個人情報は渡さないほうがいいですし、参加しないのも大きな決断です。事業のメアドを作ってわけておくもいいかもしれません。

「この人なら安心」というのが過去違ったことがありました。信頼できる友人からのお声がけで「顔を出していないけど、怪しくない方」といわれたけどやはり怪しいところでしたし、数回お会いして3回目に告げられたこともありました。自分の身は自分で守るしかないと思います。

2:オンライン
オンラインの交流会もあります。Linkedinやお問い合わせフォームもあります。

オンライン詐欺も多いですので、慣れないうちは匿名のままでコンタクトするか、「いい話には裏がある」で相手の意図を確認することです。知り合いの知り合いの知り合いでバックグラウンドもしっかりしているなどもありますが、少なくともオンラインの見ず知らずのあなたにいい話を持ってくるわけがありません。そうではないほかの方にあげるはずです。ディープなものもありますが、それは複数確認する事。

コミュニティは情報通の方が教えてくださることもあるし、最近はChatGPTで探して実際に見に行くとかもしています。

キャリア関係もいろいろサービスが出ているようです。

3:リファラル(紹介)
紹介といってもいろいろあります。キャリアよりビジネスかもしれませんが。

イメージするのはもともとの知り合い、ずっとお世話になっている方、先生、元上司、先輩などいわゆる年賀状をずっと紹介している方の紹介は安心です。親や家族関係もあるでしょう。結婚でいうと「お見合い」みたいなもの。このかかわりは過去の信頼の積み重ねがあり代えがたいものです。こういうおつながりがあるのはすごく恵まれている事だとおもいますし、関係は大事にしていきたいです。

ただ結婚でいうと「結婚相談所」のようなビジネス交流会もリファラルをベースにしたところもありますね。各団体いろいろな価値観があるのですが、あっているところを見つけた方は幸せそうです。ただ人によって違います。貢献もいろいろあるし、費用も様々です。

もう1つは、「組織化していない紹介好きのおせっかいおじさまおばさま」になるのか、クローズド目な交流会などや紹介でお会いするケースもある「紹介をすることをいとわない心の広い方」です。独自のオーラをお持ちで魅力的で行動力がある方が多いです。コミュニティや人的つながりをもっていることが多いです。ただそれだけだと「ものやサービスを売りつける方」「自分の子分を作りたい方」との違いが判らないので、会った場所の雰囲気や何を発しているか(売りつける系の方でもいいことは言っているし、本当にいいことと思っているケースが多い)これは経験によるパターン認識とおもいます。

余談ですが、私もたまにご紹介をする機会があると自分もうれしいし、自分もいいことがあったりします。ですので、自分も与えられるだけではなく与えた方がいいと感じています。

Q3:気を付けることは?

回答:

①与えられることを考える

自分の要求だけではなく、相手にも与えることが大事と思います。与えられないかもしれないけど、礼儀や感謝の言葉、自分ができることはするなどの姿勢が大事と思います。なぜか気に入ってくれた、というケースはあるかもしれませんが、それは自分の何かが相手に与えられたということ。それを磨きもせず慢心しては後でしっぺ返しを食らうと感じます。感謝しかないこともありますが…

これというと「時間を守る」「すぐお返事をする」という礼儀作法マナーをとらわれるよりも個人的にはすごくぶっ飛んでいる方は「時間を守らなくてもすごくインスピレーションがある存在」のほうが与えているケースもあるように思われるので(それを受けてくれる方も出現率は低いけど)自分なりに考えるのが大事な気がします。

ここも深い話なのでここまでにしておきます。

②がつがつしない

「行動量×出現率」の以上でも以下でもないとおもいますが、行動量を追ってがつがつしないことも大事かと思っています。「名刺を〇枚受け取り、そこからコンタクトにつながる」という考えがありますが、私は名刺の1枚と思われると覚めるのであまりお付き合いをしません(好みや価値観が一致してつながりが始まるかだと思います)。名刺交換をして何もお断りもなく、メーリングリストを送ってくる方は正直うーんとおもってあまりみません。許諾が云々という法律上の話ではなく、「人として扱われているか」を気になります。

③会いたい人を決める

ここは散策型の私も苦労しますが、イメージを決めておくと判断しやすいです。私が「人は人だと思っている」人たち、ギブアンドテイクで行動が伴い(理由があればOK)、余裕があればギブしたい人と関わっていきたいです。

カラーバス効果といってイメージをするとそれをつかみやすくなり行動につながるそうです。

④小さくてもやってみる

いつもどんどんコンタクトをしているわけではないのですが、思い切ってアクションすると全然ということもありますが、つながることもあります。SNSでプレサイトを作って問い合わせがあったという例も聞いています。出現率は求める人がどれくらいいそうかもあります。環境やアプローチを変えてみてもいいと思います。

出会った人は気が合えば長く付き合うし、いろいろな事情で付き合いが浅くなることもあります。今はSNSがあるので便利だなと思います。相手の内面を知りたいときはFacebook、ビジネスのトピックを知りたいときはInstagramでしょうか。いい世の中だと思います。

まとまりがないですが、ご参考にしてください。今後もアップデートしようと思います。
いかがでしょうか。このシリーズもまた書いてまいります。どこかお役に立てますと嬉しいです。

お知らせ
毎月11日(原則)開催の「夢を進める壁打ちラウンジ(2025年1月に夢をかなえるか壁打ちラウンジより改名)」を無料開催しています。スケジュールはこちら(DreamGateのホームページ)です。ご質問やご相談やお仕事として依頼したいなどは、お問い合わせフォームよりお尋ねいただけましたら、別日程でも相談をお受けいたします。

【気になる言葉その7】ナッジ

【気になる言葉その7】ナッジ

VUCA/VANI時代の新しい事業や創業を伴奏する触媒・外部デバイスでありたい、中小企業診断士、国家資格キャリアコンサルタントの藤田です。

世にある新しい言葉をほぐして、紐解いていく気になる言葉シリーズ。第1弾「BANI(バニ)」はいかがでしょうか。第2弾は「エシカル(ethical)」です。第3弾の「カオス(chaos)」をに続き、第4弾の「ナラティブ(narrative)」、第5弾「伴走型支援/伴奏型支援」に続き、第6弾再び「ナラティブ(narrative)リターンズ、アゲイン?!」、そして今回第7弾「ナッジ」です。

ナッジにつきましては、東京商工会議所中央支部さまで2回ほどセミナーをする機会をいただいております。当事務所のサイトにもその関係でご訪問される方がいらっしゃるかもしれません。もっと早くテーマですは、取り上げるべきでしたが、正直なところごめんなさい。失念しておりました(;’∀’)

Q1:ナッジとは?

回答:
Genspark様にお尋ねしてみました。

ナッジ(nudge)は、行動経済学や行動科学における重要な概念で、人々が自発的により良い選択をするように促す手法を指します。この概念は、リチャード・セイラー教授とキャス・サンスティーン教授によって提唱され、2008年の著書『Nudge: Improving Decisions About Health, Wealth, and Happiness』で広く知られるようになりました。

ナッジの基本的な定義は以下の通りです:

選択を禁じることも経済的なインセンティブを大きく変えることもなく、人々の行動を予測可能な形で変える選択アーキテクチャーのあらゆる要素」

Gensparkさま、ありがとうございます(結果はこちら)。もう少しほどかせていただきます。

ナッジは「注意を引くために軽く突く」ことで相手に金銭的報酬なしでより良い選択で気分よく選べる行動を促すこと」とします。

ポイントは2~3つだと思います。

①軽く突くこと

どーんと押すのではない、勝手にコンベアーで移動するのではない、自分の意志で「気づいてもらう」ことがナッジです。ここがもともとの定義の「選択を禁じることもなく」の意味です。

金銭的報酬なしでより良い選択で気分よく選べる行動を促す

やはりお金は大事です。なぜなら多くのものに引き換えられる万能引換券だからです。しかし、このお金を使わず、選択できるということです。ここが「経済的なインセンティブを大きく変えることもなく」にあたります。

③良い選択で気分よく選べる行動を促すこと

北風と太陽ということわざがあります。こちらは、旅人のコートを脱がすのに北風がふいて脱がせるよりも太陽で照らしたほうが自然に脱いだという話ですが、良い気分で選択することです。ここが最後の「人々の行動を予測可能な形で変える選択アーキテクチャーのあらゆる要素」です。

Q2:ナッジはどういうロジック(理論)から成り立っていますか?

回答:
ナッジは「行動経済学や行動科学(心理学)」から成り立っていると言われています。
行動経済学は人間を「エコン」というホモエコノミクスという損得しかない理屈通りの完ぺきなマシーンのような存在から、感情もあるし、間違いもうっかりもする「ヒューマン」ととらえたものだと言われています。

昔は検索エンジンは1文字でも間違えるとそんなものはありませんと一切出ませんでしたが、今はAIや予測技術が発達し、「これでしょうか?」と間違いを見越して予測をして検索をしてくれるようになりました。経済学でも人間らしさを生かそうとする動きなのだと思われます。

ナッジは環境や医療の分野ではかなり進んでいます。環境によくしましょうという行動をナッジの力でそっと、金銭的なインセンティブではなく、気持ちよく選択できるようにしています。

健康のナッジの事例といわれている階段の一部を黒く色を付けた「ピアノのような階段」です。ピアノの様な階段があると階段を上がろうという気持ちが高まり、階段を上がるようになるようです。スウェーデン・ストックホルムのOdenplan駅で、利用者にエスカレーターではなく階段を使用してもらうためのアクション(階段をピアノの鍵盤に見立て各段を踏む度に音が奏でられる仕掛けを設置)をしたところ通常より66%多くの人がエスカレーターを避け階段を利用するようになったという事例があるそうです。

まさに軽く突いて(ピアノの階段よ!)、金銭的な報酬なく(階段を上ったからお金はもらえない)、気分よく(よーしピアノの階段を上がってみよう)となるナッジの事例ですね。なおナッジには様々な理論がありこれはインセンティブ(魅力的な報酬)といわれています。

Q3:ナッジをビジネスに生かすには!?

回答:
ナッジ理論はビジネスでも生かせると言われています。
肝心のお話は、セミナーでお伝えするので控えますが、大枠でいうとビジネスで望む行動に対しどう仕掛けていくかということになります。

ナッジの理論については検索でも結構出てきますし、それだけでもご活用いただけることも多いとおもいます。なお、当事務所Thereadsは代表の趣味の熱活日記ですが、最後に今日のナッジをちらっと取り上げていたりします。(宣伝(;^_^A)

毎月11日前後実施「夢をかなえる壁打ちラウンジ」などでお話しできれば嬉しいです。

いかがでしょうか。今後も新しい言葉を取り入れていきます。お役に立てますと嬉しいです。

【気になる言葉その6】続編「ナラティブ(narrative)リターンズ、アゲイン?!」

VUCA/VANI時代の新しい事業や創業を伴奏する触媒・外部デバイスでありたい、中小企業診断士、国家資格キャリアコンサルタントの藤田です。

世にある新しい言葉をほぐして、紐解いていく気になる言葉シリーズ。第1弾「BANI(バニ)」はいかがでしょうか。第2弾は「エシカル(ethical)」です。第3弾の「カオス(chaos)」をに続き、第4弾の「ナラティブ(narrative)」、第5弾「伴走型支援/伴奏型支援」に続き、再び「ナラティブ(narrative)リターンズ、アゲイン?!」です。

Q1:なぜ再び取り上げることにしたのでしょうか?

回答:
この度、日本監督士協会様発行の月刊リーダーシップ様で2024年11月特集で「答えのない問題の解き方 ナラティブアプローチ」として、執筆をさせていただいたためです。前回の投稿の後でこの原稿を書かせていただいたこと、その後付け足したいことがあったからです。

現代の変化が激しく、答えが出しづらい時代に、あらゆる動きを結び付けるとみえてくるのは、ナラティブではないか。ナラティブを読み解き、ナラティブで伝え、共有することで解決できることがあるのではないかというのがベースにありました。

ナラティブは様々な分野で研究されており、ひとつひとつはとてもとても深いです。それについてはそれぞれの研究分野の専門家にお任せするとして、この記事ではナラティブというものをどう活用していくかを考えていくかをビギナーとして提起をしたものです。

もくじもご紹介させていただきます。
1.「ナラティブ」とは何か
2.ナラティブが社会や経済に与える影響
3.課題解決に向けて相手のナラティブを書き換える
4.職場でのナラティブアプローチの進め方
5.キャリア構築にナラティブを応用する
6.顧客の共感を広げるナラティブマーケティング
7.PRや人材採用におけるナラティブ活用事例
8.リーダーとしてのナラティブとは
9.ナラティブをつくる上でのポイント
10.事例研究 キャンペーン企画のアイデア出し
11.事例研究 SDGsプロジェクト

Q2:原稿にかけなかったこぼれ話はありますか?

回答:
ひとつ、本質的かはわかりませんが、紙面の関係であきらめたものがあります。
検索エンジンのGoogle Trendの検索結果でも2016年から増えています。なお2016年12月に大きく伸びている理由は、機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)が同時期に発売されたからのようです。
http://gundam-nt.net/news/?id=16300

なぜNT(ナラティブ)という名前になったかについては、Wikipediaにその経緯が残されています。調べてみると、ゲームの世界でもシナリオとして、いろいろ研究がされていたこともわかりました。世界が誇る、日本のゲームとアニメはやはりすごいです!

Q3:記事を書いた後のアップデートはありますか?

回答:
氷山モデルのお話も書いているのですが、あることを事象(点)でみたり、点を集めるのではなく、立体で全体としてとらえるということ、それがナラティブに見ることだと思うのです。

みなさまは「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉を耳にされているでしょう。平たく言えば、「デジタルで変えていく」ということ。「デジタルって何がいいの?」というと、デジタルだとデータに転換することができて、「データが何がいいか?」って様々なコンバーターは必要とは言え(それが大変なのですが(;’∀’))、データを共通言語としてあらゆるものをミックスできたり、比べられたり、統合できることではないかとおもうのです。

私は母を20年前くらいに亡くしました。母にとても会いたいし、会話をしたいのですが、現代の科学技術ではリアルには難しいといわれています。しかし過去に母を撮ったビデオを見れば母の姿を見ることができます。さらに、母を表したAIアバターをあわせれば、母と話せるのに近い体験ができそうです。しかし、母の情報の点と点で集めた情報だと、母との会話にリアリティがあるでしょうか。受け答えとか、非連続的に見えることとか、そことなく感じる母らしさがナラティブであり、そこに魂が宿ると感じられるのではと思います。

そんなことを思ったりしました。DX時代のナラティブはいろいろ発展していきそうで楽しみで妄想も膨らんでとまらなさそうです。

毎月11日前後実施「夢をかなえる壁打ちラウンジ」などでお話しできれば嬉しいです!

いかがでしょうか。今後も新しい言葉を取り入れていきます。お役に立てますと嬉しいです。