【新しいキャリアを思うその2】社会人初期に知りたかったこと
キャリアコンサルタントしてご相談を受けることもあります。比較的少ないであろう「転職7回でフリーランスになったキャリア」について新シリーズとして、書いていこうと思います。学生と新卒での就職についてはその1で記載しました。
このシリーズは行きつ戻りつしそうですが、「ロールモデルは、自分で切り取りしてあわせてカスタマイズしてつくりあげるもの」をテーマに、その2について書いてみます。まとまりないのですが何か伝わってくださると嬉しいです。
Q1:社会人初期はどんな感じでしたか
回答:
その1で大学での新卒、大学院での新卒について書きました。その後、何度か数年での転職が続き、大変な思いもすることになります。職種も内容も環境も変わり、いつも一生懸命でした。結果はともあれ、一生懸命だったことだけは誓います!!フリーランスになっても一生懸命なのですが、経験したサンプル数が増えると予測が立てやすいことは事実で役立っています。
「しんどい思いをしよう」を推奨するわけではありません。しんどい思いが過ぎると心身を壊します。ただ、行動半径や感度は若いうちに広げるほうが楽というのは確かです。ただ年齢を重ねて無理ではありません。ハードな仕事をしなくても日々の取り組みや、仕事がいの活動、家庭や介護などのことでも養われると思えるからです。
また、不条理なことには怒ること、改善することも大事です。それによって、身に着けたこともたくさんありました。全部は無理でも何かについて一生懸命する、それは別に情熱的にならずに冷静でいるとか、情熱的な誰かをしょうがないわねえと支えるのでもいいのですが、主体的に何かにどっぷりつかるというほうがぴんとくるのかもしれないです。
Q2:どんな仕事と家庭の両立を経験しましたか
回答:
私は結婚も子育ても、同居介護も経験していません。ご家庭のことを両立されている方は嬉しさもあり、大変な思いをされていることもあるとおもいます。私は、早くに母を亡くしたこと、父の介護の時にトラブルを経験しました。
母の時はまだ若くて、転職したばかりで未経験の慣れないどちらかという得意ではない仕事を担当していましたが、本当に仕事ができなかったです。朝が頑張ってもまず起きられない、仕事が進まない…それからできているということは言い切れませんが、あの時は本当にどうしていいかわからず、できなかった。社内でも完全に相談できる人は少なかったです。その時に朝礼で無言で横に立ち続けた女性の先輩、たまにランチをご一緒してくれた先輩のことは忘れません。朝は自信が持てず、数年間モーニングコールサービスと10年ほど枕が震える大音量の目覚まし時計(こんな感じ)を愛用していました。
一方、父のことは当時は事例がなく、解決策はわからないものでした。姉妹でいろいろ考え、様々な方にご相談をして、進めました。よい方がみつかり、連携の上解決できました。神様はいると思いました。
Q3:職場の環境が難しい場合どうするか?
回答:
私もありました。話が分かりそうな先輩や同僚(悪口だけで終えない人)、状況によってはカウンセラーさんや産業医さんにしていました。職場以外に学生時代の友人はもちろん年齢層や分野などを広く話せる人や居場所を作っておくと、いい解決策をいただけたりします。
いえることは大人になってもお友達や大事な人はできます。今も自分の領域などでコミュニティがあると参加したりしています。
毎月11日開催「夢を叶える壁打ちラウンジ」がその場になってくれると嬉しいです。参加者に目的を聞かれますが、ここは普段の場以外にこういう場を作ることで視野を広げたいと思ってしています。フリーランスになって最初は無償でご相談に乗っていたのですが、それが増えるとどうしてもしんどくて、公的支援の形かこちらかにさせていただいています。
いかがでしょうか。このシリーズもまた書いてまいります。どこかお役に立てますと嬉しいです。