【補助金のがっこう。その4】補助金のよくある間違い
補助金のがっこう。シリーズその1(5つの質問)はとその2(私は対象でしょうか)その3(補助金になりやすい費用なりにくい費用)はみていただけましたでしょうか。今回は、私も書く立場だと間違えそうになる!補助金のよくある間違いについて書きたいと思います。ちょっとタスクに終われていまして、ショート目になります。
Q1:よくある間違いトップは?
回答:
「要件不備」といわれる資料がそろっていなかった例です。公募要領の後半に、必要な資料の一覧(ファイル名が書いてあるものもあります)や補助金によってはチェックリストや申請のためのs量がある場合もあるので確認しましょう。不明点は、事務局の電話などで確認しましょう。電子申請は入れていないとエラーになって進めなかったりするので少し安心ですね。
国の補助金だと補助金のFAQならぬ「Q&A」が公開されているものもあります。参考になるかもしれません。
窓口に聞きに来る方もいます。
Q2: 「もったいない」と思ってしまうケースは?
回答:
いくつかあげてみます。
第3位:突然の登場!
補助金は「おじいちゃま(おばあちゃま)におこずかいがもらう」シチュエーションに少し似ています。
多額のものを買う場合、最初にはなく、最後になって「これを買いたいのです」どーんと出てくるケースがたまにあります。前半はなかなかよく書けているのにもったいないです。これを買うために補助金を申請したいなら、なぜそれがないといけないのかを、経営課題や取り組みの中で示す必要があります。またどういうものかを機械であれば型番やなぜこれなのかをしっかり示す必要があります。チラシならどこでまくのかや枚数はマストです。
「タブレットを買いたい」だけではゲームがしたいのか、YouTubeをみたいかわかりませんが、「勉強の教材を見たい」「ドリルをしたい」といえば納得するかもしれません。
第2位:無難すぎ…
スマートすぎる申請書。一般名詞とそれはそうよねだけでは、心にひっかかからず。なぜこの会社がこの事業をして、補助金という投資がいるのかがみえてこない。具体的に、社長の思いや心の声やお客さまの声、固有名詞はできるだけいれるほうがいいです。これが妥当性や実現性の根拠になります。補助金の審査はあなたを知らない方がされるので、知らない人にわかってもらう必要があるからです。
第1位:専門用語ばかりで、文字ばかりでわからない
横文字、専門用語、業界用語は注釈を入れましょう。専門用語が自分ではわからないこともあるので、第三者の誰かに一度読んでもらってもいいかもしれません。文章だけでわからないものは図表や写真を入れるとより良いです。IT導入補助金や事業承継・引継ぎ補助金などテキストやエクセルベースのもの以外は図表や写真を貼り付けられることが多いです。図表と写真ばかりでもわからないのでそこはお気を付けくださいませ。
以上、いかがでしたでしょうか。ご参考になさってください。有償にはなりますが、申請書のレビューも受け付けておりますので、ご相談もお待ちしています。