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【ファシリテーター Advent Calendar 2024】カオス時代のファシリテーション

VUCA/VANI時代の新しい事業や創業を伴奏する触媒・外部デバイスでありたい、中小企業診断士、国家資格キャリアコンサルタントの藤田有貴子です。

「ファシリテーター Advent Calendar 2024」の12/19のブログとして、「カオスの時代のファシリテーション」について書かせていただくべく、ChatGPTに原案を書いていただきつつ、アレンジしてみました(自分でいうんかい(;’∀’))

Q1. カオスの時代にファシリテーションが求められる理由は?

A: 可能性を最大化するから、でしょうか。
現代は、VUCAやVANIといった不確実な変化が続き、これまでの常識が通用しない「正解のない」状況が増えてきています。感染症、気候変動、為替なんかもそうです。SNSや生成AIなどITの進展もすごいですよね。

今まであれば「年長者が言うから若者、子どもはいいわけせず黙っていよう」「男性の方に任せて女性はフォローしよう」「お酒の場であれば飲めなくても最初はビールを注文しないといけない」というような立場や役割により全員が自由に発言できないことがありました。正直今もその雰囲気を感じることもあります。めんどくさいからいいませんけども。

今は各自がSNSなどで自由に語れます。匿名のミュージシャンやアーティストも大活躍です。
年代も、若い上司も珍しくないし、先日、小学生の姪にスマホに搭載されたビデオ生成ツール(soraみたいなもの)を教えてもらったのは衝撃でした。一方還暦を過ぎても、80歳を過ぎてもリベラルで好奇心の塊のような先輩方も多いです。また、国籍を超えて様々な方が活躍しています。外国人なのに日本人より日本が好きな方もいます。起業相談も外国人の方結構来られますし、エネルギッシュです。

このような状況では、多様な視点や意見を引き出していくだけでは、ベクトルをひっぱりあったり静かになることではなります。それをチームとしての成果を最大化して先に進めていくためには、ファシリテーションが重要になってきます。心理的安全性といわれるみんなが語りやすい、全員が意見を出しやすい場を作ることで様々な意見を出せるようになります。

バタフライエフェクト(バタフライ効果)というように「非常に小さな出来事が、最終的に予想もしていなかったような大きな出来事につながる」ことがあります。

SNSのシェアで広がる(ばずる)というのは、その一例ですね。先日のThreadsで気になったのは「山手線の車掌さんで感情たっぷりにしゃべる素敵な方がいるらしい」ということです。結構ばずっていましたし、私自身も山手線載るのが楽しみになりました!

Q2. カオス時代のファシリテーターが持つべきスキルは何でしょうか?

A: しいて言えば「自分らしさ」だとおもうんです。
あえてスキルなら以下になるのかなと…

  • 共感力: そこにいる方々の立場を受け止め、肯定し、意見や思いを引き出す力。そうなんだ!おもしろい!と固定概念を持たず受け止めることなのだと感じます。共感力が弱い場合は強い人が自由に共感力をさく裂してくれたら場としては成功です!
  • コミュニケーション力: 明確かつ効果的に情報を伝えたり、想定外の状況に柔軟に対応する力となるのでしょうか。そうすると「コミュニケーションモンスター」のようなすごい方を思ってしまいますが、ぎこちなくても、その人らしく対応できればいいのだとおもいます。即興がお得意なお笑い芸人さんもリアクションはひとそれぞれですよね。
  • システム思考: 問題を全体の流れや構造で捉える力。共感というのは虫の目ということで相手を見ることですが、俯瞰して鳥の目になることも必要です。場を自由に動き回れるみたいなことでしょうか

スキルを身に着けるもよし、自分流にやっていくほうがしっくりくるし、いいのかなと思っています。人間直感で判断していると思うんです。自分らしくないとやっぱりおかしい。

Q3. カオス時代のファシリテーション、やってみることはありますか?

A: そのままでいい。ちょっと気にする、ということでしょうか。
ファシリテーションについて様々な理論はあるし、語れる方はたくさんいらっしゃるでしょう。其れはそういう方にお譲りして、フリースタイルをすすめます。その原点は売れる営業担当を50人ほど面談したことがあって優秀という方もみんなスタイルが違ったのです。ストレングスファインダーは営業の優秀な能力を調べようとしたらそういうものはなくて各自違ったという話だったのではないでしょうか。私は最上思考、個別化なので、つきつめようとするけど個別化を無視されるとおもいっきりモチベーション下がるし、できるだけやりたくないと逃げます(笑)

脱線しましたが、

・自分を開示して緩さを示す
・そこに起きたことを拾い上げて自分なりに受け止める
・気になったことをそっとつぶやくことで別の誰かが反応してくれて違うことを発する。1つだけだと場の雰囲気で強制になるので、問いかけにしたり、複数上げてみたりします。
・その反応をとらえていくとみなさまお話してくださる

これはわたしの例ですね。みなさんにもきっとあるんだとおもいます。

ナッジ理論では人間の思考には早い思考(脊髄反応からからだにしみついた匠の技まで)、遅い思考(じっくり考える)というのですが、ファシリテーションは遅い思考もなくはないけど、早い思考を求められてくる場面も多いのではないかと思います。

ごめんなさい。ちゃんとした結論が出せず、語りになりました(;’∀’)ただ日々実践することで気づきがあり、それが別の場に役立つのがよくあります。正解はなくて、習って深めるもよし、自分流で行けるところは言っていいと思います!

カオスの時代を生き抜くヒントが満載のファシリテーションについて、ともに深め合ってまいりたいです。

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